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2001年別府の旅 |
4月17日(火)文・るみちん |
朝、昨夜買っておいた「デカ弁」の太巻きとおはぎを食べる。
たがが弁当屋とあなどるなかれ! ここのおはぎも、とてもうまいじゃけ〜んのう!
午前中は路地裏ツアーか岡本屋のプリンか、最後まで迷ったのだが、どうしてもプリンがたべた〜い! ということで、早めにチェックアウトをして、九州横断バスの停留所を確認する。色々と事情はあるのだろうが、この停留所はどうして駅から離れているのだろうか? ベンチは小さいしこれでは観光客に不親切極まりない。日本の観光地の悪い例の1つだ。
駅に向かう途中、偶然にも林さんに遭遇する。林さんは野上本館まで来て下さったのだが、すれ違いで私たちはチェックアウトしてしまったのだった。エッチ美容室には立ち寄るつもりだったが、別府の温泉の神様が引きあわせくれたのだろう。とてもうれしかった。
わたしたちが、明礬の岡本屋さんのプリンを食べに行くと言ったら、なんと車でそこまで連れていって下さった。嬉しすぎて言葉にならない。(涙が)ポロリなのだ。でも「輪」がお店を閉じてしまった話は、残念で仕方がない。
岡本屋売店にて。3人なのになぜプリンが4つ?(-.-;)
3人でプリンを食べ、林さんは仕事があるのでここでお別れ。(といっても叉会うことになるのだが)私達は道路の向かいにある歩いてすぐの岡本屋直営の「山の湯」へ行く。
ここのお湯は硫黄の匂いはさほどきつくないが、身体から3日間ぐらい硫黄の匂いが消えなかったし、洗った物でさえ硫黄の匂いがしている。お湯には天然の湯の花がたくさん浮いていて素晴らしい本物の温泉だった。
番台の女の人の話によると、スパポートを始めてから入りに来る人が増えてきたとの事。
山の湯
鉄輪経由で駅に戻り、「白石保栄堂」へ行く。ここのおまんじゅう、安くて本当にうまい。おまんじゅうに目のないとしちんとしては、やはり寄らずにはいられないらしい。
昼は「銀華」(中華)で食べる。余分な調味料を入れず、ラードと白砂糖をなるべく使わないようにしているとガイドブックに書いてあったので気になっていたお店。ランチの安さに驚く。この内容で、この味で、この値段、お店は大丈夫なのだろうかと心配してしまう。ランチの「鳥肉の酢豚風」がもう少し熱々だったらうれしかったが、味は化学調味料を入れていない分マイルドで食べやすかった。横浜で修業をしたとおっしゃった御主人は、別府生まれの別府育ちの気さくなお人柄だった。
豆腐入りの北京風ジャージャー麺と、ランチの「鳥肉の酢豚風」
ご主人と。
バスの時間まで少し時間があったので、私は髪を切ることにして再び「H美容室」に行ったのだが、あいにく林さんの姿は見当たらなかった。いよいよ髪を切ってもらう、その時、思いがけず林さんが店に戻ってきて、なんと林さんに髪を切ってもらうことにもらい、なんだか夢を見ているような不思議な感じだった。その間、としちんは何をしていたのか?今だに謎だ。もしかしたら、通りで大好物のおまんじゅうをほお張りながら、にこにこしていたちょっと危ないオジサンだったのかもしれない。
(「秘湯・黒川温泉の旅」につづく!)