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2001年別府の旅 |
4月19日(木)文・るみちん |
朝日がとてもきれいだったので、朝食前に仙人の湯に入ったのだが、大きな露天風呂が貸し切り状態だった。露天の周囲にある木々の木漏れ日と朝日が水面に映っていているのがとても美しかったので、どうして誰も来ないのか不思議な程だった。
仙人の湯。木漏れ日が美しい
川を挟んで建っているやまびこ旅館を結ぶ橋
この日の朝食もとてもおいしかった。特に生卵は殻がとても硬く、味は深い甘味があって最高の物だった。こうしたものを出してくる宿は、どの料理にも素材の良いものが使われている場合が多く、私の宿に対する評価の大きな決め手となる。実際、ここの料理は本当にすばらしかった。中棚荘といい勝負だと私たちは話しながら食べていた程だ。ただ、中棚荘の場合は、ありきたりだが上質だと思われる食材をとても工夫して、御馳走に変身させているところがすごい! 他の宿に泊まるたびに中棚荘の料理のすごさを改めて感じさせられる。
10時にチェックアウトして、10時23分のバスに乗るため、旅館の人が再びバス停まで送ってくださった。
バスが来るまでの間とても寒かった。阿蘇山見学も寒いのだろうかと心配になってくる。
バスでしばらくいくと、外輪山の内側に入り、のどかな牧歌的風景が続いてきた。この日は、バスで横断するにはもってこいの日和だった。前回(14年前)に来た時は、雨で全然見晴らしがきかなかったので、とてもうれしい。
阿蘇山火口で、約1時間程の見学。このコースは食事は付いていないので、ここは見学だけ。お弁当希望者は運転手さんに予約しておき、あとで車内で食べる事になっているが、私たちはまだぜんぜんお腹が空かなかったので、熊本に着いてから食べることにした。
阿蘇火口はとても迫力があり、地球のエネルギーを目で確認することができ、とても良かったと思う。
この日は亜硫酸ガスの噴出量が多く、火口付近への立ち入りが禁止された。
なぜか釈迦如来が。
見学も終わり、熊本に向かう。景色は素晴らしいが、あまりにも変化がなかったので熊本に着くまでしばらく寝てしまった。
交通センター(かなり大きくてびっくりした)のコインロッカーに荷物を置き、熊本城まで10分程歩く。熊本では予想通り暑いぐらいで瀬ノ本バス停の時と比べ、10度以上は違っていたと思う。熊本城に着くころには汗ばんでいた。
青空が広がり、天守閣が映える。天守閣まで登り、熊本市内を見渡す。
お腹も空いてきたし、暑いしで、早々と交通センターに引き返す。地下にある何の変哲もないカレーライスだったが御馳走続きだったので、もくもくと食べてしまった。
熊本ではもう予定がないので、空港に向かう事にした。まだラッシュには早い時間で、スムースに空港に着いたので、ここでもアップルパイを頼むなどしてゆっくりと過ごすことにした。フライトの時間は、18時20分。とうとう九州を離れてしまうと思うととても悲しかったが、飛行機からの美しい夜景で、少しは気持ちが和らいだ。
最後に、別府の皆さま 今回も色々とお世話になり心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。 としちん&るみちん