と庁 別府ナポリメニュー
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10/20・21222324おまけ

みゆき食堂ホテル風月ハモンド秋のオンパク特別講演会夕食

 
温泉よし景色よし、そしてグルメ天国!
今年も行ってきました「この世の楽々園」・別府!
1年ぶり、この9年間で12回目め!(←バカ!(笑))
その間に新しくできたもの、なくなってしまったもの、いつ行っても変わらないものなど、それぞれに思い出があり、何度行っても飽きることがナイ!

最初は10/18〜22の予定だったが、いつものことながらJALのバーゲン先行予約(インターネット)が超混みで、やっとつながったときにはすでに帰りの大分空港発の夕方の便は売り切れ。日曜日の夜に帰って来たいのは誰しも同じ思いであるらしい。やむをえず、10/20〜24に変更したのだった。
宿泊先は、最初の1泊はルミチンの希望で鉄輪のホテル風月ハモンド、あとの3泊は流川通りの亀の井ホテルを、これもネットで予約。

今回は少しでも長く別府に滞在しようと、出発も羽田9:20発の便にした。大きい荷物があるので、大宮から浜松町まで座ったまま行ける京浜東北線に乗るために家を7時に出発。通勤時間と重なるので2本ぐらい待ったが、それでも羽田にはけっこう余裕をもって到着した。

ちなみに、おいらはケータイをモバイルスイカにしたばかりなのだが、京王線がスイカに対応するのが来年の3月なので、JRのキオスクでタバコや東スポや週刊モーニングを買うぐらいしか役に立たなかった。しかし今回、初めてモノレール浜松町駅と羽田空港第一ビル駅の自動改札をケータイで「ピッ」と通った。いや〜、これは愉快!

空港で、どちらも今が旬の「萌える東京土産 メイドイン東京」(クッキー)と「誕生 晋ちゃんまんじゅう」を買い、JALで月亭八方の落語を聴きながら大分空港へ。

大分は3日目ぐらいから天気が崩れるという予報だったが、すでに空はどんよりとしている。去年も初日は雨のお出迎えだったな〜。
空港から大分行きの高速バスに乗り、別府観光港で下車。交通センターから鉄輪行きの亀の井バスに乗り換える。このバス、海浜砂湯のある六勝園、亀川、国立別府病院、血の池地獄、柴石、貴船城入口というなかなかおもしろいコースを通る。貴船城入口からは鉄輪の湯煙(姫チャン先生が数えたら408本だったという)が一望できる。
早く出てきただけあって、ちょうどお昼にみゆき食堂に着いてしまった。

みゆき食堂

ルミチンはとんこつチャーシューメン、おいらはながさきちゃんぽんを食べる。うまい!
ご主人はあいかわらずのハイテンションで別府観光ガイドを繰り広げ、「鉄輪の湯煙は晴れてる日より、きょうみたいに曇ってたり、雨の日の方がよく見えるんです。ウソじゃないですよ、本当なんですよ!」と懸命に訴える。誰もウソだとは言っていないのだが。
「鉄輪は源泉が90度以上あるので、加水してるところも多いんです。ひょうたん温泉は、ちゃんとお湯を冷ます装置を使ってます。あと、みかえり温泉も薄めてないんですよ」これは初めて聴いた話だ。
鉄輪蒸し湯の回数券(500円のところが300円で入れる)を2枚売ってくれた。サンキュ〜!

鉄輪バスターミナルは改修工事中だった。去年までは右下の写真のような風情だったわけだが、たしかにかなり老朽化は進んでいた。

そう言えば、白池地獄や金龍地獄のある「みゆき坂」もすっかりキレイな石畳になっている。

ホテル風月ハモンド http://www.fugetsu-hammond.jp/

小雨がパラつき始めたので、大急ぎで今宵の宿「ホテル風月ハモンド」へ。
ここには尚ちゃんたちとファンゴエステのときに来たし、去年も「ミファーレ」の鋼玉浴にタダで入らせてもらったが、泊まるのは初めて。
早く着きすぎたので、大きな荷物をフロントに預かってもらい、さっそく温泉本の2006〜2007年版を購入。
夢たまて筥とミファーレの入湯券をもらったので、とりあえず夢たまて筥へ。家を出てからわずか6時間後に鉄輪の天然温泉に入れるこのシアワセ!
桧風呂の桧が新品だったので驚いた。あとで甲斐社長に聞いたら、前日に取り換えたばかりだったという。そこまで気を使ってもらって、悪いな〜(^^;。
フロントに戻り、部屋に案内してもらって、永山の西友で上下1,990円で買ってきた黒のジャージに着替え、続けざまにミファーレへの鋼玉浴へ。
男湯も女湯も貸し切り状態。なんというゼイタク!
もっとも、お向かいの夢たまて筥は立ち寄り客でそこそこ賑わっていたので、料金の問題なのかも?

夢たまて筥
http://www.fugetsu-hammond.jp/yume.shtml
ミファーレ
http://www.fugetsu-hammond.jp/mifare/index.html

秋のオンパク特別講演会

5時から北浜のホテルニューツルタの会議室で、浦先生や姫チャンらによる秋のオンパク特別講演会「別府八湯、近代化への道を語る」が開催される。
別府八湯MLでこのことを知ったのは航空券もホテルも予約したあとだったので、参加するためには風月の夕食の時間を8時に遅らせてもらい、北浜からとんぼ返りで戻って来なければならない。
ルミチンはどういうわけか講演会を7時からと勘違いしていて、女湯でえらくのんびりしていたものだから、北浜へタクシーで行かざるをえなくなった。だいたい、講演会が7時からだったら、どうやって8時に風月でゴハン食べるねん!

会場にはぱんにゃさん、菅健一さん、高橋鴿子さん、ラッキーおのさんらの姿も。
あと、懐かしい中野さん。4年前、千馬の大盛り焼そばを食べてた頃に比べると、えらくスマートになっている! いろいろ苦労したんやろな〜。
聴衆は70名以上で、過去最高の入りだったらしい。
内容がけっこう堅くて、温泉の疲れが出て寝てしまいそうだったが、別府八湯の中で鉄輪だけは旅館の数が増加中であるという浦先生のお話が印象に残っている。あとひとつ重要な話があったような気がするのだが、思い出せない(ほんまに重要なのか?)。

甲斐さんも参加すると聞いていたので、帰りは風月まで送ってもらえるものと期待していたが、あいにく欠席されていたため、またタクシー。3時間半の間に鉄輪と北浜をタクシーで往復するのもまた貴重な体験と言えよう。
しかしタクシーに乗ると癖になって、今回の旅行ではやたらにタクシーを使いまくった。バスの方が2人分の料金を払ってもまだ安いのだが、タクシーには時間の節約という大きな要素もあるので仕方がない。

夕 食

1Fの大食堂の横を通って奥の方にある個室(和室)に通されると、いきなり地獄蒸しのデカイ蒸篭が2つ!
ひとつはエビ、カニ、サザエ、ホタテ、キノコや野菜でてんこ盛り、まるで宝石箱や〜!
もうひとつは、なんと豊後牛オンリーや〜!
これを卓上コンロで蒸している間に、色とりどりの前菜、関アジの姿造り、土瓶蒸し、おまけにビーフシチューまで運び込まれ、大食い選手権状態に・・・。
関アジはその鮮度、身の締まり、脂のノリ具合、今まで食べたアジの中で最高!
アジであまりにも感動したので、他の料理のことをあまり覚えてない!(-_-;)

ようやく甲斐社長が姿を現わし、ルミチンが食べきれない料理を手伝ってもらう。
おいらたちのことだし、たまには社長もお客さんの料理を食べたっていいよな〜。
苦手な食べ物なんてあるんですかとたずねたら、少年時代ニワトリに襲われて以来、トラウマで鶏肉が食べられないのだという。鶏好き日本一の大分県で、なんとも珍しいと言うか、お気の毒と言うか・・・。