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2001年別府の旅 |
4月18日(水)文・るみちん |
朝から少し雨模様。
ここの朝食もとてもおいしく、大満足。
黒川の入湯手形を買って湯巡りに出掛けることにした。
この手形を買うと、黒川の24軒の宿のうち、1200円で3軒の露天風呂に入れるシステムになっている。
最初は「新明館」。洞窟風呂で有名な宿だ。この日は女性専用の洞窟風呂しか入れなかった。お湯の深さは、だいたいすねぐらいしかないが、お湯の温度が源泉の近くだとおそらく46度ぐらい、ぬるいところでも43度ぐらいだったので、熱いお湯が好きな私にはうれしい温泉だった。
新明館の露天風呂のそばにある休憩所
洞窟風呂の内部はすごい湯気!
岩戸の湯(男湯)
次に、「いこい旅館」に行く。本当はここに泊まるはずだったのだが、私が熱ぼけのせいでやまびこ旅館になったので、どんなお風呂か入ってみたかったのだ。露天に入るにはさして問題にはならない程度の雨だったので、混浴露天風呂に入ることにした。ここの露天も本当に素晴らしいロケーションだったので、来たならば混浴にもぜひ入ってほしい。
いこい旅館の混浴露天風呂
湯上がりの後、いこい旅館の前にある直営の喫茶店に入った。雰囲気がとてもいい。外では静かな雨が降り、後半客は私たち2人だけだったので店内は静かに曲が流れ、気持ちもしっとりとして最高の時間が過ごせた。晴れもいいだろうが、黒川での雨は町全体に情緒がかもしだされ、これほど雨が似合う街というのは初めてだった。
喫茶店で黒川の地ビール「湯上がり美人」を飲む
最後はやまびこ旅館のフロントの人が薦めて下さった「黒川荘」へ行く。観光案内所から歩いて10分程の処。やまびこ旅館を通り過ぎ、橋を渡りながら本当に宿があるのだろうかと思っていたら、何と目の前に立派なお宿が建っていた。
「黒川荘」のお風呂は、露天だけでなく内湯も広々と解放感があって、ここも素晴らしいお風呂だった。
街を散策して感じた事は、黒川にある宿のどこに泊まってもおそらく「ハズレ」はなく、その人なりに満足度が得られるのではないかと思った程、宿全体が協力しあっている街だったという事だった。
左はやまびこ旅館。右は黒川荘の入り口付近
10時に出掛け黒川をゆっくり散策し、宿に戻ってきたのは2時過ぎだった。朝食も多めだったし、夕食に備えて、昼は「カキピー」&「ビール」だけにしておいた。布団は引きっぱなしをお願いしておいたので(連泊の時はこれに限る)夕食までゆっくり昼寝する事ができた。
この日の夕食もすごかった。予想以上のお料理ばかりだ。特にこの日にでた「馬刺し」「アワビ」は、本当にすばらしいの一言。がんばって出来るだけ食べたので、この日も念のため薬を飲むことにした。この後、叉お風呂に入り、くいしんぼう&温泉好きの私には大満足の1日だった。