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オンパク見物6日目文・るみちん |
28日(日)
東菊 〜 竹瓦温泉 〜 高等温泉前(手島さん)〜 大和田寿司(手島さん)〜 やよい商店街の展示場(手島さん、浦先生)〜 夢の樹 〜 竹瓦温泉2階(手島さん、ポエム河野さん)〜 丸尾温泉・山の手ドライブ(中野さん、手島さん)〜 ホテルニュー松実 〜 竹瓦温泉前・生オケ大会(平野さん御夫妻、佐藤眞幹さん、岸ママ、ラッキー小野さん)〜 岸(佐藤眞幹さん、じんさん、岸ママ、亀井さん一家、林さん)〜 ぞんね(林さん)〜 東菊
本来、この日は午前中の鉄輪散策と午後の山の手散策を予約していたのだが、ちょっと疲れたので、昨夜キャンセル済み。
久保田さんにはまだ連絡していなかったのが気になっていたが、携帯電話の番号を知っていたので、連絡が取れほっとする。ご一緒できなくて、ごめんなさい。
この日の一番風呂は竹瓦温泉。私の他に2人の地元の方が入っておられた。やはり噂どおりの熱さ。地元の人たちがふだん利用している温泉は、どこも比較的熱く、ヌルイお湯(40度前後)だと30分以上入っていても寒くなる一方の私にはうれしい限り。ここもおそらく、46度ぐらいはあるのではないかと思う。透明でサラサラした肌触りの良いお湯だった。毎朝、入っておられる平野さんがうらやましい。
戻ってから、昨夜のお菓子を頂いた。とてもおいしく大満足。この朝は、散策に参加できなかったのは残念だったが、温泉に入り、のんびりと、おいしい和菓子を楽しむひとときも捨てがたい。
きょうの午後は、私が興味を抱いていた「丸尾温泉」を、昔リゾート地だったというその周辺も含めて、近くにお住まいの手島さんと中野さんに案内していただくことに。
中野さんとは竹瓦で会う約束だが、手島さんとは少し早く、一緒に「裏メニュー」を食べに行くために、お昼前に駅前高等温泉(ここ、今回も入りそこねてしまった…)前で待ち合わせ。手島さん、お待たせしてしまいすみません。トキワの前でやっていたイベントにちょっと気を取られておりました。
路地裏文化祭も最終日ということで、行き先は「大和田鮨」のランチに決定。
握り9カンと鉄火巻きとお味噌汁で1000円。お値段の割にはおいしいし、全部食べたらお腹が一杯になった。「裏メニュー」はなかなかいい企画だと思った。
商店街を歩いていたら、前方にどこかで見たような人が…。よ〜〜くみると、浦先生がかわいい女子大生を連れて、歩いているではないか〜。まだ時間があるので、一緒にやよい商店街の、温泉道名人の「殿堂」へ。実は、浦先生は初代名人なのだ。既に2巡目も終わり、3巡目もこの時は残りがいくつかだったので、もしかしたら今頃終わっているかもしれない。
でも、こうして胸に抱いて記念撮影すると、まるで「亡父の遺影」のよう…。やっぱり、黒縁はよくないんじゃないか〜?
途中、夢の樹にも寄る。路地裏文化祭限定のお菓子「砂かけババロア」と「竹瓦バウンド」が気になって、購入。
中野さんを待つ間、キャンセルで余ったチケットを、竹瓦温泉の2階で竹細工と交換。その場でお茶とお茶菓子(別府八湯饅頭)もいただけた。実はこれも昨夜会った方々が作られている和菓子。またお昼も食べられてうれしい。
中野さんが到着。岸にて、これから廻るところのレクチャー。
手島さんは重いのに「地霊」という文献を持って来て下さり、中野さんは地図と1人1人に資料を用意して下さっていた。本当にご丁寧にありがとうございます。
その間、姫野さんが来て下さり、宿泊先にジェノバのケーキを置いて下さったとのこと。とてもかんげき〜。
ジェノバのアイスは大好きだけれど、ケーキは大分市のジェノバでしか売っていないので、私たちの為にわざわざ買いに行ってくださったのだ。お母様もご一緒で、親子良く似て美人だ。姫野さん、本当にどうもありがとう〜!
外では、「第2回・カラスの行水王選手権」が行なわれていた。指定エリア内の8ヶ所の共同浴場にちゃんと肩まで浸かり、スタンプを集めるタイムトライアル。後藤幸さんが浴衣姿でスタンバイしていたが、初代チャンピオンはなぜか棄権。たまたま通りかかった札幌ナンバーのバイクのお兄さん2人を口説き、無理やり出場してもらって、選手3人で競技開始!
最初は不戦勝で優勝かとも思われていた後藤さんは、あとで聞いたら、2分差で3着だったらしい…。
中野さんの車で、山の手の歴史ある建造物&丸尾温泉入湯の旅に出発。
今回は、やや疲れ気味の私を考慮してくださり、ほとんどドライブという感じだったが、とても興味深いところ。実はお二人とも、特に手島さんは子供の頃から山の手の辺りに住んでいらして、周辺についてはとてもお詳しかった。
山の手周辺は、昭和初期に新別府、田の湯と並び、高級リゾート地だった所。おそらくその頃の別府には緑がたくさん残っており、お金持ちが別荘を持ちたくなるほどの明光風靡な所だったに違いない。
手島さんのお爺さんが麻生別荘のお抱え「果物技師」だったとかで、車窓から当時の敷地の大きさや建造物の具体的な説明があり、とても興味深く伺った。
柳原白蓮の別荘「旧伊藤邸」(のちにホテル「赤銅御殿」)があったところは、かなり前に住宅地に変貌してしまい、屋敷跡の小さな公園にかろうじて「歌碑」が残されているのみであった。
中山別荘を一周する。何年か前、ビーコンタワーの上から見た時は、どこの金持ちのお宅なのだろうと思っていた。
一周と言っても、歩いたらかなりの距離になるだろう。車でくるっと廻った方が感覚的にわかりやすい。しかし、庭の木々が茂り、建物はほとんど見えない。ときどきオレンジの屋根のてっぺんが見えるだけだった。
「丸尾温泉」に行く。こじんまりとした地元の銭湯。会員制で、非会員は入浴料150円。手島さんが近くのクリーニング店に入浴券を買いに行ってくださった。地元の方だから手際が良い。
入浴券を買うと、人数分の洗面器も貸してくれる。それぞれの洗面器をもらい、いよいよ入湯。
入浴券は脱衣所の所定の場所に刺しておく。
地元の方々にきちんと管理されているようで、脱衣所も浴室も小奇麗に清潔に保たれていた。お湯は透明で肌がとてもしっとりし、湯上がりのさっぱり感が大変気持ち良かった。
でも、会員の名簿が住所とともに貼り出され、とくに新入会員は別の紙に大きく貼り出されているというのは、「個人情報の漏洩」にあたるのでは…?
気分爽快になった後は、観海寺(かんかいじ)方面へ向う。
昭和天皇がお泊まりになったという「白雲山荘」の建物を一周する。軽井沢の別荘地のような雰囲気が周辺にまだ残っていた。なんとか修復できたらいいのにと願うばかりだ。
観海禅寺へも立ち寄る。ここは手島さんが子供の頃、お習字を習いに来たところだそうで、子供の足でここまで登ってくるのはさぞ大変だったと想像できる。
ここには、子供がいない人や身寄りのない人も受け付ける納骨堂もあり、別府湾が一望できる景色の良い場所。私たちが死んだらここにしましょう?
観海禅寺
復興泉で「薬師の湯」を飲む。特にくせはないが、なんとなく身体によさそうな気がする。
そして、スギノイパレスの華館から別府市内を展望。
六角温泉に付いた途端、大雨に見舞われる。しかし中野さんは、浴槽も六角形かどうかを確認するために車の外へ。ここは開放されていない地元銭湯だから入ることはできないが、中をのぞいてみたところ、円形の浴槽が中央の壁によって二等分されていたとのこと。
中野さんは、ちょっきーさんと携帯で場所を確認しながら、どんどんと路地に入っていく… どこに行くの〜? 中野さ〜んと心の中で少し不安になっていたら、前に手を振っているかわいい!?女の人がいる。ありゃ? もしやちょっき〜さん? メールを読んでいない私たちは、この時まで、ちょっきーさんのお宅に行くとは知らなかったのです。
ゆったりした落ち着いた作りのお家。ちょっきーさんの本職が装飾デザイナーだけあって、所々かわいい雑貨で飾られている。
私たちの為に、和菓子やニュードラゴンのケーキを用意して下さっていた。ニュードラゴンの生菓子を食べてみたかったので、やった〜!って感じ。ん〜。おいしい。最後の最後まで本当にありがとうございました。
それから、Tシャツがゲットできる最後のスタンプをもらうため、ホテルニュー松実で降ろしてもらう。
中野さん、手島さん、色々と説明をありがとうございました。
今回は私の都合で短い時間でしたが、また機会があればぜひお願い致します。
松実では温泉本にある無料券を使うが、対応は大変良かった。
そして、ついにオンパク本に8個のスタンプを完集! その場でTシャツをゲット!
オンパク本はその場で新品のものに取り換えるというので、としちんがあわててデジカメで撮影。
露天風呂はやや小さめだったが、小奇麗にしたお風呂という印象を受けた。ここから、ゆっくり宿まで歩く。
フロントで姫野さんからの差し入れのケーキを受け取る。
お昼に買った夢の樹のババロアもあり、正直なところ食べきれるかちょっと不安…。
いくつか岸に持っていこうかという私を尻目に、ジェノバのケーキを一口食べたとしちんは、明日の朝までに食べきれると豪語したので、2人で食べることに。
路地裏文化祭最終日イベントは、はっちゃん&ぶんちゃんによる生オケ大会。司会は平野資料館の平野さん。奥さんもいらっしゃっていた。会場では、さんまを食べている若者のグループがいたが、なにしろ歌詞本には私にさえ古すぎる年代の曲ばかりで、なかなか出場希望者がなかった。でも賞品が出るというので、私たちはさっそくノートにリクエスト曲を記入。
私が最初に書いたのに、なぜかとしちんが一番バッター…。普段はお酒が入らないと絶対に歌わないのに、「津軽海峡冬景色」を歌った。まあまあの出来やね…。私は「りんごのうた」を歌うが、「赤いリンゴに」という出だしのメロディが、さっきぶんちゃんが歌った「高校三年生」の「赤い夕陽が」とごっちゃになり、やり直して歌う。すみませ〜っん! でも、伴奏、合わせてくれたお陰で最後まで上手く歌えました〜!? ありがとうございます。
その後、らっき〜さんが「青い山脈」を、岸ママが「高原列車は行く」を歌い、他に5〜6人歌い終わり、一段落していると、男の人が私に挨拶する。「しんかんです」とおっしゃるので、俳句の先生がなぜ私に…? と思っていたら、佐藤眞幹さんだった…。気がつかなくて申し訳ありませんでした。
先程のドライブ中に、眞幹さんが「岸」にお芋の天ぷらを持って来て下さるという情報を得ていたが、まだ自動車事故の怪我が完治されていないし、時間的にもうお帰りになったかな〜と思っていたので、お会い出来てとってもうれしかったです。
なかなか次が出ないので、としちんがまた歌う事に…。
お腹も空いてきたし、休憩も兼ねて、岸へお芋の天ぷらを食べに行く。温泉で蒸かしてから調理したという。お芋のほのかな甘さが天ぷらに良く合って、ちょ〜!おいしい〜。お腹も心も暖まりました。眞幹さんわざわざありがとうございました。
食べているところへ、先程のカラオケの結果発表があると呼びにきた。2人合わせて、2位だという。賞品はタオルシーツ。うれしいなあ〜。来年のカラオケに向けて、としちん今から特訓じゃ〜! 次は1位を狙うぞ〜!
「岸」で話していたら、亀井さん一家が訪れて、掛けられている絵をみている。
一つの絵に描かれている建物は今はないのだが、友達の家だったそうな。その絵をいつか購入したいと言っていた。
別府は情緒ある建造物が今もどんどんと壊されていて、嘆かわしい限りだ。一方、都会のビルでは、その街並みを再現しているという、まったくおかしな世の中になってしまった。
しばらくすると、なんとH美容室の林さんが〜。うわ〜! うれしいなあ〜。だって、このオンパクの期間、ファンゴエステでずっとハモンド風月に入り浸っていて忙しいそうなご様子だったので、今回はあきらめていたのに。
この後、3人でご飯を食べようと「ぞんね」に行く。
豚キムチ、鳥天などを温かいご飯で食べるとほっとする。林さん、ごちそうさまでした。流川通りでお別れ。
温泉に入って寝る。