と庁 別府ナポリメニュー
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オンパク見物

3日目

文・るみちん


浜田のネコ

 25日(木)

 みかさや 〜 鉄輪蒸し湯 〜 みかさや〜 東京一うどん(ちょっき〜さん) 〜 サンストア(らむさん) 〜 亀川温泉エコウォーク(岸ママ、菅さん) 〜 柴石温泉 〜 みかさや 〜 大黒屋(後藤みすずさん、後藤幸さん、ちょっきーさん、甲斐さん、岡村さん、矢田先生、手島さん 岡部さん) 〜 入舟荘(後藤みすずさんと御主人、後藤幸さん、岡村さん、鶴田さん、甲斐さん、手島さん、岡部さん、門脇さん) 〜 みかさや

 朝8時に鉄輪蒸し湯に行く。ここは今まで閉所恐怖症のとしちんが怖がって入ったことがなかったのだが、今回はTシャツがもらえるラリーの為に頑張って入った。スパポートの方はこれで8個、やっと初段。全部で88ヶ所あるから、まだ10分の1。でも、残っているたくさんの温泉が楽しみ!

 小さな木戸を開けて入ると、内部は大人7〜8人寝そべるぐらいの広さで、真っ暗ではないので、思ったより怖くはなかった。11分間入っていた。石菖の香りも心地よく、和のアロマテラピーという感じ。入浴後の爽快感はなんとも言えず、くせになりそう…。もっと早く入ればよかった。

 宿に戻り一休みし、1階でやっている工芸展を見学。春に浜脇を案内して下さった安藤さんのつげの作品を拝見しながら懐かしく思った。他に陶芸、井草で作ったランチョンマットなどが展示されていた。

 女将さんのお母さんから、今はなきひょうたん温泉の「ひょうたんの塔」や別府大仏が昔は汽車から見えた話、美空ひばりの映画や猿回しなどで賑やかだった松原公園界隈の話などを伺った。

 そうしているうちに、ちょっきーさんが迎えに来て下さった。菅陽二さんの他にも実はファンがたくさんいたという「東京一うどん」でお昼にしましょうという約束になっていた。昨夜、バスで店の前を通ったときは駐車場が満車状態だったので、期待が高まる。

 としちんは「カレーうどんセット」、ちょっきーさんと私は「八方美人」を注文。
 八方美人(900円)は、八種類の具(卵、ごぼう天、アゲ、とろろ昆布、海老天、豚肉、ワカメ、かまぼこ)が入っていて、麺はのどごしが良く、汁は透き通っているがだしがきいていてあっさり風。天かすは入れ放題なので、たくさん入れて食べた。期待通りのおいしさ。やはり混んでいる訳がわかった。
 評判の「東京一プリン」もテイクアウトで購入。

 ちょっきーさんの車で亀川へ。
 「サンストア」で飲み物を買い、らむさんと会う。元気にお仕事されている様子、何よりだ。
 駐車場所がないため、藤井さんのガソリンスタンドに置かせてもらう。
 亀川温泉エコウォークでは「さんもく会」(第3木曜日に話し合いをしているので)の方々が中心となって、案内して下さった。平日の午後でも、思ったより参加者が多く、20人程。
 亀川駅長さんからの御挨拶のあと、初めに浜田温泉に行く。そこで、岸ママと菅さんに会った。
 実は、新しい建物の地鎮祭が執り行われたとの事。浜田温泉には「22日から取り壊し工事を始めます」とのチラシが貼ってあり、反対の署名はさせて頂いたが、まさかもう工事が始められているなんて、私はとてもショックで思わず涙が出てしまった。
 和菓子屋のあそうさんで「ロイヤルミルクティー」のソフトクリームを食べて、少し気力を取り戻す。

 エコステーションで「くじ」付きのペットボトル回収機を試してみたり、西光寺の輪蔵の中を見学したり、カフェガロンでの休憩をはさんで、太陽の家(身体障害者の施設)の資料館を見学したりした。街並みにも、歩いてみないとわからない良さがたくさん残っていた。


亀川のとある神社 / 境内に亀の形に置かれた石


「こて絵」昔と今


西光寺へ上る階段 / 輪蔵のある経堂


宝くじ神社 / 味のある人形


亀川地区の源泉のひとつ


太陽の家にある「太陽の湯」/ ゆるやかなスロープのあるバリアフリー交番

 散策も無事に終わり、ちょっきーさんと再び浜田温泉に行く。
 ガラスや脱衣所などを手入れすればまだまだ使える温泉だし、保存のために新築する以上の経費がかかったとしても、歴史のある建物を壊してしまったあとで後悔しても遅すぎるのだ。別府市は貴重な建築物をどんどん取り壊してしまうので、本当に惜しくてならない。
 温泉に入る。別府で地元の人が利用する温泉はほとんどそうだが、ここもびっくりするほど熱い。浴槽はぬる湯とあつ湯に分かれてはいるものの、ぬる湯でさえ45度以上はあるのではないかと思われ、あつ湯が好きな私でも入るのに2〜3分、ぬる湯派のちょっきーさんは10分を要した。もちろん、地元の人は平気な顔ですっと入っていく。でも男湯はそれ程でもなかったらしい。あつ湯の方は手を少し入れただけでもうギブアップでした(笑)。とにかく、情緒のある温泉…。どうぞ手入れをしてあげて、残してくださいね!


浜田温泉内部


浜田温泉入口 / 向かいの新築工事現場

 Tシャツが欲しいためにちょっきーさんに柴石温泉まで送ってもらう。スパポートにも押さなければいけないので、ちょうど良かった。ここで一度ちょっきーさんと別れる。お忙しい中、運転本当にどうもありがとうございました。一緒に浜田に入ったのは、大切な思い出です。

 ちょうどよい時間のバスがあり、鉄輪まで行き、一度宿で休む。
 入舟荘のみすずさんが御丁寧に私たちの宿まで迎えに来て下さり、一緒に大黒屋さんまで行く。私たちの為にミニオフ会を開いて下さるとの事。うれしいなあ〜。
 もう、既に後藤幸さん、矢田先生がいらしていて、ちょっきーさんは先程のプリンを持って来て下さる。おうちでかわいい怪獣君たちが食べればいいのに、本当に申し訳ない。
 あとから、手島さん、甲斐さん、岡村さん、岡部さんもいらした。皆さんに会えて本当にうれしい。
 今回は海の幸セット(500円)を注文する。野菜も大好きだけれど、魚介類も大好きな私。地獄蒸しにしたホタテ、海老、かに、タコなど色々な種類が少しづつ食べられるので、とてもうれしい。野菜スープ(300円)ももちろん頼みました。大好評の肉まんは既に売れきれてしまったが、入舟荘にいくつか残っているのでそこで食べられるという事。地獄蒸し食堂は、オンパク終了後も継続して営業していくらしい。こういう事をきっかけに鉄輪にもお客さんがたくさん来てもらえればいいなと思う。

 その後、入舟荘でお茶会。鶴田さんと門脇さんが来て下さる。今日は特にたくさんの人に会えた。別府八湯MLでのご縁だけれど、こんないい人たちに巡り合えて、なんて幸せ者なのだろう。