と庁 > 別府ナポリメニュー |
櫛田神社。太宰府の「風見鶏」に似ている?
帰りの飛行機は福岡空港発13:30。おいらはあしたから仕事なので、大宮に夕方帰れるのは何よりだし、もう太宰府も見てしまったので思い残すことはない。
午前中は博多の総鎮守・櫛田神社でのんびり。
博多祇園山笠のフィナーレを飾る「追い山」のスタート地点としても有名だ。
楼門の天井にある「えと恵方盤」。
大晦日にこの円盤を新年の干支の方向に廻し、恵方(縁起の良い方向)を示す。
祭神は大幡大神、天照皇大神、素盞鳴大神。(大幡大神って誰?)
神道は「3」にこだわるが、ここではお祓いも神主さんが3人がかりだ(写真下)。
(そもそも山笠の「山」という漢字も、3柱の神を表す象形文字なのである。)
櫛田神社では25年に1度、式年遷宮(しきねんせんぐう)と称し、大きな改修工事が行われる。最近では2000年に48回目の式年遷宮が行われた。したがって総ケヤキ造りの本殿はまだ真新しく、鯉が泳いでいる周囲の堀もそのとき作られたものである。
境内には博多歴史博物館もあり、その入り口近くには巨大な奉納山笠が飾られている。
国の重要民族文化財、奉納山笠
金ピカの神輿
博多町家「ふるさと館」
早めに福岡空港に行き、おみやげを買ったり、送迎デッキで飛行機を見たりして、名残を惜しむ。
考えてみれば、福岡は奈良よりもずっと歴史がある。大陸に近いのだから当然だ。
畿内が列島の中心になったのはせいぜい天武天皇の治世からで、それ以前は北九州の方が重要な地域だったはずだとおいらは考えている。
中洲のゲーム屋や、那珂川の水面に映る「雪印牛乳」のネオンは、ここが東京や大阪とは全く別の時間が流れる「もうひとつの日本」であることを象徴しているのかもしれない。
(としちん)
空港内にも屋台。さすが福岡!
留実ちんから一言 |
最終日、既に九州の魅力、満腹状態! わくわくアイランド九州! 「さびしさに 何とはなくて 来てみれば うれし桜の 花ざかりかな」 |