と庁 別府ナポリメニュー
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結婚十周年記念旅行 11/141516・17・18解説


別府駅⇒バスで明礬へ(間違えて最初「静雲荘前」)⇒岡本屋のプリン⇒湯の里⇒鉄輪(ラッキーさんと偶然に会う)渋の湯の滝湯跡⇒みゆき食堂⇒讚州堂⇒眞幹さんが来てくれる⇒塚原温泉⇒あーでん⇒由布院の街を通る⇒タケヤ(陶子堂)⇒蓮池⇒ジェノバ⇒宿

 朝食は、白石保栄堂の和菓子。ここのお菓子もいつも期待を裏切らないおいしさ!
 この日は天気がよかったので、明礬温泉にある露天風呂「湯の里」を選んだ。


 別府駅からバスで行くが、なんと地蔵前で降りそこねて、老人ホーム「静雲荘」前で降りる。駅行きのバスが来るまで景色を眺めながら20分ぐらい待つ。
 やっと地蔵前で降り、まずは岡本屋のプリンと高菜おにぎりを食べる。
 明礬まではなかなか来れない処だが、やはり別府へ来たら、岡本屋のプリンは外せない一品だ。
 もう一つ食べようかと散々悩んだあげく、昼の事を考えて止める。

 そこから少し歩くと「湯の里」がある。
 温泉本にある10%割引券を使用して、60円安く入る。540円也。
 露天は大変気持ち良かったが、私には硫黄泉は強いので、湯あたりをしないように、念のため短時間で出ることに。
 いつもより早く出たのはいいが、としちんがなかなか出てこないと思っていたら、実は入り口の垣根を挟んで、お互いわからずに20分程待っていたらしい。(笑)
 その日の受付のおばちゃんは臨時のようで、どうやら「88湯巡り」の事も、携帯電話での「合い言葉」というのも知らず、不思議そうにおじさんに尋ねていたのだが、2人ともその会話を垣根越しに聞いていたのだった。(笑) ふとしたタイミングでお互いほんの近くで待っていたことがわかり、びっくり…。何だか今日はついていないなとちょっと落ち込んでしまった。

 鉄輪でバスを降り、いでゆ坂を下って行くと、あら〜!もしかして、らっき〜さん(別府在住の方)!! 偶然に出会う。朝からのタイミングの悪さは、全てこの出会いの為にあったのだ!!と、急に元気になる私。
 渋の湯の滝湯跡の案内と古い旅館などの説明などもして頂きました。


鉄輪滝湯の跡 / 再生工事中の旧富士屋旅館

 らっき〜さんはお昼を召し上がらないというので、私たちは「みゆき食堂」へ行くため、お別れ。

 「みゆき食堂」の御主人は、あいかわらず忙しそうに仕事をしている中、観光客の私たちに地図を使って説明をしてくれた。今回はとんこつラーメンと、お薦めと書かれたオムライスを注文する。

 ラーメンのスープがあっさりして飲みやすいと話したら、やはり天然水をくんで全て料理に使っているとの事。驚いたのはそれだけではない。オムライスにかかっているケチャップの味が普通のお店で出されるよりずっとジューシーな感じがしたと話したら、それはワインを使用した自家製なのだそうだ。こんなことまで自家製でやっているから、いつも忙しくなるのですね。メニューはごく普通だが、味はまろやかでとてもおいしい。鉄輪に来たら、ぜひ立ち寄りたいお店だ。

 その後は、特に予定もないし、いつも気侭な旅なので、和菓子をつまみながら公園でのほほんとしようと、まず「讚州堂」さんへ立ち寄った。
 ここの御主人は、菓創研のメンバーでもあり、研究熱心な方なのだ。奥さんもとても感じの良い方だった。
 以前から噂を聞いていた季節限定の「イチゴ大福」を試食に出して下さった。白あんとイチゴがきちんと調和していて食べやすい。今までのイチゴ大福の中で一番おいしいような気がした。

 あと、栗の茶巾絞りも出してくださって、それは栗の風味が優しい上品な和菓子だった。大変ごちそうさまでした。 今回、それぞれの職場へのお土産はここで買う事にした。
 カステラもこちらで焼かれていて、国産小麦粉(佐賀県産)、上質な卵が使用されているとの事。これは自宅用のお土産にした。(半分600円)

 お店から南立石公園までどのように行こうかと思案していると、それが通じたかのようにとしちんの携帯が鳴った。眞幹さん(別府在住の方)からだった。うわ〜。うれしい。昨日のオフ会には来客の為に、参加できなかったということで、今回は会えないのかなあとがっかりしていた矢先だったのだ。

 眞幹さんの運転で、塚原温泉に行ってみることに。
 以前、後藤さん(別府在住の方)に連れてきてもらった場所だが、その時はあいにくタオルを持っておらず、まだ別府88湯の温泉道をやっていなかったから、温泉は入りそびれてしまっていた場所だった。今回は、タオルを持ってきたし、スタンプも増やす目的で入湯してみることに。
 色は透明なのだが、なめると金属と硫黄が混ざったようななんとも強烈な味がする。とても濃度が高い泉質のように感じられた。表の表示をみたら、なんとpH1.4だ。びっくりした。まだ産まれて半年たたないような赤ちゃんが泣いていたが、としちんも粘膜がやわらかいところはしみた、明礬の山田屋よりも強烈かもと言っていたほどだったから、もしかしたら、肌にかなり刺激があったのかもしれない。

 眞幹さんに温泉卵を頂き、それから、鶴見岳の美しい景色を眺めたりしながら、由布院の街へ車を走らせた。
 由布院でメーリングリストのメンバーの方が営業されているという喫茶店「あーでん」に立ち寄った。
 私はハーブティーを頼んだが、とても自然な香りがしたので、尋ねてみると県内の無農薬農家から取り寄せているとの事。
 お店には、立派なスピーカーがあり、落ち着いた大人の空間が味わえる場所だった。喫茶店を切り盛りしている大谷祐香さんも、お店に似合う感じの良い方だった。

 そこから、由布院の中心部を走り抜け、別府の街へ戻り、竹瓦温泉の前で降ろして頂いた。なぜ、竹瓦温泉の前で降りたのかというと、温泉の前にある「タケヤ」というお店で「陶子堂」というイスでのマッサージを受けるためだった。(20分で1000円)
 陶子さんのマッサージは気持ち良くて、昨日もくればよかったと少し後悔した。

 この周辺は食べるところが多いので、夕食は何を食べようかと迷ったが、タケヤと同じ筋にある居酒屋だけど、ご飯も食べられるとの事なので「蓮池」というお店にした。マスターは私より若い。兼八という貴重な焼酎が飲める。麦の香りが芳純だ。それと旬のさわらのお刺し身をたべたら言うことなかった。としちんはマーボー丼、私はじゃこ飯を食べた。

 その日はいくぶん冷さが緩くなったので、帰りがけにジェノバのアイスを食べることにした。
 としちんは、ストロベリーキュビック、私はキャラメルゼにした。どちらもおいしいが、キャラメルゼの香ばしさがあとを引く。宿の温泉で温まり、就寝。