と庁 別府ナポリメニュー
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11/1718・19・2021

 ラムネ温泉 / B級グルメつまみぐいウォーク

 ラムネ温泉

早起きして白石保栄堂の赤飯とおはぎを購入。アーサーに泊まったときはこれが朝の定番メニュー。
8時半、阿部ご夫妻を乗せた菅さんの車がアーサーに到着。
実はきょう、阿部さんの提案で、電車とタクシーを使って長湯温泉に行き、B級グルメつまみぐいツアーが始まる4時までに別府駅に戻ってこようという計画だった。ところが電車だと時間のロスが多いからと、菅さんが車を出してくれることになったのだ。菅さんは週末は水汲みと野菜の買い出しに出掛けることが多く、そのコースから少し足を伸ばせば長湯温泉なのだという。すごいラッキ〜。

最初に着いたのは「水の駅 おづる」。
県内外から年間30万人以上が訪れるという名水スポットだ。

野菜の販売所、安い〜!
おみやげに買ったのは「近藤温子」と出荷者の名前も書かれているビニール袋にぎっしり詰まって200円の椎茸。
大分の椎茸はキング・オブ・キノコである。楽しみだなあ〜。

長湯温泉には日本一の炭酸泉として有名なラムネ温泉があり、菅さんはユキさんと一緒に来たことがあるらしいので、まっすぐ目的地に到着。

ラムネ温泉は、温水プール並の30度ちょっと。しかも露天なので、冬は寒くて入れないらしい。
花王のバブの7倍という気泡が全身にびっしりと貼り付き、手でジュワジュワと消してもまたすぐに元に戻る。おもしろい〜。
ぬるいのでどうしても長湯になってしまい、阿部さんはあとでフラフラになっていた。ゆうべ別府に着いたばかりだから、なおさらであろう。東京から来て久しぶりに温泉に入ると、けっこう湯中たりするからな〜。

もうひとつ、長湯温泉のシンボル的な存在が、川の中にある「ガニ湯」。
周囲からまる見えの露天風呂で、ルミチンなら入ってしまうだろうなあと思っていたが、さすがに寒そうなので誰も入る気なし。
男性客がひとり延々と入っていたが、阿部さんがそばまで降りていって話を聞いたら、やはり寒くて出られない状態だったらしい。

阿蘇くじゅう国立公園に属する、日本名水百選のひとつ「男池(おいけ)」に案内してもらう。
まだ台風の傷跡が生々しく、板で作られた遊歩道がガタガタになっていた。

男池、ものすごい透明度。
味はちょっとカルシウムっぽかったが、やはりあとで調べたら水質は炭酸水素カルシウム型、湧出量は1日約2万トン、地下水が1年以上滞留して湧出してきた水で、年間を通じて12.6℃であるらしい。
こんなきれいな水がタダで、毎日2万トンも出てくるのだから、東京でお金を出してエビアンを飲んでるわが身がなさけなくなる。

昼食は菅さんのリクエストで、由布院「はなの舞」の中にある「旬菜 鄙屋(ひなや)」。

鄙の膳が1,900円。これに地鶏鍋を付けると2,900円、豊後牛ステーキを付けると3,900円。
しかし、ここでおなかいっぱいになるとつまみぐいウォークに支障をきたすので、全員1,900円のコース。
それでもかなり素材にこだわった料理が出てきて、赤字じゃないのかと心配になる。
今回はB級グルメつまみぐいウォークを楽しみに来たのに、地獄蒸し会席、とらふぐフルコース、そして鄙屋のランチとA級グルメが続く予想外の展開!

>菅さん談:

本日は二組のご夫婦の希望で長湯温泉「ラムネ温泉」を堪能しましたが 泡のくっ付き具合が好評でしたーー
美味しい水汲み場が沢山あるのに驚いていましたので 帰りに「男池」に寄ってみました。

いまごろは B級グルメウォークで別府の味を堪能していることでしょうねーー
今日分かったことは・・地元私たち以上に別府八湯に詳しい方が増えているようです。
連泊の常連様でもあり、別府八湯のリピーターとしても特筆されますね。

 B級グルメつまみぐいウォーク

菅さんのおかげで思いがけず早く別府に帰ってこれたので、しばしアーサーで休憩してから、つまみぐいウォークの集合場所の別府駅へ。
コロッケとか太巻きをほおばった集団で町内をねり歩く姿をイメージしていたのだが、さすがにそれではお行儀が悪いので、食べるのは途中のアホロートルと、最後のTAKEYAだった。

10種類ぐらい食べて、おなかいっぱい〜。
このイベント、11月24日の大分合同新聞の朝刊に、なんとおいらの写真入り、阿部さんのインタビュー入りで記事になった。

田仲さん談:

つい先ほどB級グルメウォークから帰って来ました。
阿部さん、大浦さんご夫妻ら、そして私ども英語サークルの仲間とともにつまみ食いしながら歩き回りました。 
いや〜これはおもしろいウォーキングです!! 最高ですよ!!! みなさんもぜひ!!!!
途中、アホロートルで別府クイズが出されましたが、るみちんさん、次々に正解で、地元勢から
「おおおおおおおぉ〜〜、なんでそんなに詳しいの?」と驚きの声でした。


アホロートルにて試食(ラッキーおのさん撮影)

TAKEYAを出て、阿部さんたちとソルパセオ銀座を歩く。
去年までは空き店舗が目立っていたこの商店街、今年は別府商工会議所が国際色豊かなチャレンジショップの出店者を募集し、6店舗がオープンしていた。


チャレンジショップのひとつ、リトアニアの伝統的なケーキ「サコティス」のお店

ぶっちゃけた話、別府は来るたびに年々さびれている印象が強かったが、今年は別府駅といいソルパセオ銀座といい、景気上昇への前向きな姿勢が感じられる。
しかし、楠港跡地に5階建てのスーパーを誘致するという計画はいただけない。
地元の反対で凍結状態にあるらしいが、流川通りから見える海はなくしてはならない「別府の景観」のひとつでしょ。

さすがにおなかいっぱいなのでコーヒーでも飲みたいところだが、夜の別府はお酒を飲むところはいくらでもあるが、遅くまでやっている喫茶店を探すのは一苦労。
阿部さんの今夜の宿が別府駅の西側の「松美」なので、茶房信濃屋まで歩いていく。阿部さんはまだ行ってないらしいので。

名物の自家製プリンはなくなっていたが、コーヒーゼリーぜんざいと豆乳のデザートを注文。
阿部さんはスポーツ新聞で、あしたのマイルチャンピオンシップの予想に余念がなかった。


コーヒーゼリーにゆであずきとバニラアイスを乗せた「コーヒーゼリーぜんざい」。
違和感なし。うまい!