と庁 別府ナポリメニュー
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2014年別府の旅

11/789・10

 
ちょっと雲は多いが、晴れた!
大きな荷物だけフロントに預かってもらって、チェックアウト。
スギノイの棚湯もしくは海浜砂湯日和なのだが、なんとルミチンはエッチ美容室で髪を切り、それから11時開店の hibino でパンを買いたいと言う。そう言えば鴨鍋のときにそんなこと言ってたな〜。
仕方がないのでエッチ美容室まで付いて行ったら、月曜は定休日(笑)。
11時まで中途半端に時間が空いてしまい、ブラブラと歩く。

ムード満点のカナンベーカリー。
フランスパンやサンドイッチも人気らしいが、そんなにパンばかり食べられないのでまた次の機会に。

朝見川。身近にこんな散歩コースがあるといいな〜。

別府全盛時代には周囲に映画館が建ち並び、絵はがきにまで描かれた松原公園。
今はすっかり普通の公園に。

ぎょぎょ、別府つげ工芸が美しくなっている!
(奥に赤いちょうちんが見えるのが冷麺の「六盛」。)
作業場を覗いたら安藤さんがいたのでご挨拶。もしかして11年ぶりぐらい・・・?

今でも浜脇ウォークのガイドを務め、松原〜浜脇活性化の道を模索中のようで、周りを変えるためにはまず自分のところからだと思い立ってショールームを作ったそうだ。正解だと思う。

2階にも案内してもらった。
ご家族の方々もめったに来ないという(^^;)。

松下金物店を彷彿とさせる電気の配線はそのまま。

松原公園が一望できる。

安藤さんのお父上の若い頃の作品を見せていただいた。
体力と集中力を要するつげ細工の職人は、実は若い頃がそのピークだという。

すばらしい。まさにアート!

安藤さん、またね!

ルミチンのスタンプを増やすために、おいらが7年前に1人で来たときにとても気に入った、とっておきの松原温泉へご案内。ちょうど hibino パンにも近い。

大きな窓から外光が入り、わびさび感と清潔感を兼ね備えた、別府の共同湯の中でも屈指の名湯だ。
ここは以前からあつ湯とぬる湯の2槽になっていて、入った感じでは45度と43度(どっちもあつ湯(笑))。
しかし最後に別府らしいガツンとしたお湯に入れてうれしい。
湯上がりの爽快感も、錦栄温泉と双璧!

hibino の開店前に千晶ちゃんも律義にやって来たが、驚いたことに菅さんも登場(笑)。
実はお得意さんであるらしい。

3個しかない「カマンベールチーズ&りんご」は我々グループが買い占め、即時完売。
これ、めちゃくちゃうまい!

菅家のブレックファストの定番らしい「ヒビノパン」。

店の前でモソモソ食べる。
国産小麦・天然酵母パンは時間が経つとどんどん硬くなり、オーブントースターで温めないと食べられたものではないが、焼き立てはアンビリーバブルなおいしさ!

全てのパンを1人で作っている杉田久美子さん(中央)。
これからもがんばってください。

昼間の中浜地蔵尊をお参りしたあと、千晶ちゃんは北浜周辺のひとり湯巡りを満喫したいそうなので、ここで解散! いろいろサンキューでした!

おいらとルミチンはせっかく天気がいいので15年前にエッチ美容室の林さんに車で連れていってもらった「夢幻の里」へ行ってみることにした。

別府駅構内、ベップアートマンスの看板(笑)

車がなければアクセスできない山奥だったようなイメージに加え、台風のたびに橋が流されたり露天風呂が破壊されたりするところなので、夢幻の里はなかなか再訪するチャンスに恵まれなかった。
改めて調べてみたらバス停から徒歩15分とあったが、手っ取り早く別府駅西口からタクシーで。

すごくキレイになっている!

男女別の大浴場と、4種類の家族風呂(60分制)がある。
オススメを聞いたら、滝の湯はきょうはお湯の状態がもうひとつだそうで、蛍の湯に決定。
別府では明礬→鉄輪→別府の順に入らないと硫黄臭さが取れなくて困るというのが常識なのだが、天候により、はからずも最終日に硫黄泉に入ることになってしまった。まあ仕方ない。

蛍の湯に案内されたあと、入浴する前に、誰も入っていない滝の湯の方をこっそり偵察に行った。

これはすごい、ホントの滝!

ホントの川!

確認したので、蛍の湯に戻る(笑)。

2本の滝口から流れ落ちる炭酸泉と、白濁した硫黄泉の2つの温泉が楽しめる。

60分も楽しむためにはある程度ぬるくなければのぼせてしまうので絶えず水が流れ込んでいるが、ぬるくなりすぎたら、この緑色のレバーをひねれば100度以上の源泉が注ぎ込まれる。

日差しが暖かくて最高!

いや〜、別府の最終日を飾るにふさわしい極上の露天風呂でした!

サービスで温泉タマゴをいただいた。うまい!

前回訪れたのは温泉道が始まる前だったのでスタンプはなかったが、現在は加盟しているので、ルミチンがさらに1個ゲット。
おいらも2冊目のスパポートに、1冊目の88湯とダブらないものだけ集めている。

今年は4個増えた!(右側の列。)
ルミチンは松原温泉を加えて5個。温泉道名人まであと10湯!

バスの時間をたずねたら、20分後ぐらいに別府行きがあり、そのあとは1時間ぐらいないという。
鉄輪行きもそんな感じで、しかも途中で乗り換えないといけないらしい。
ビールも飲みたかったのだが断念し、おおよその道順を聞いて急いでバス停へ。

絶景!

バス停は市営堀田温泉の真ん前なので、山の上からでも堀田温泉のクリーム色の建物がいい目印になって道に迷うこともなく、10分もかからなかった。
バスの本数が少ないのは致し方ないが、これなら天気のいい日は鉱泥温泉、海浜砂湯以外にも選択肢が増えたというものだ。

別府駅に戻り、六盛の北浜店に行ったら、お店は開いてるのに本日分の冷麺は売り切れたと張り紙がしてあった。残念〜。
ルミチンはどういうわけか餃子モードになっていたので、おいらが1度だけ行ったことがある大陸ラーメンへ。

餃子でビール!

ルミチンはシンプルな塩味の大陸ラーメン。ほんっとにシンプルなお味。

おいらは冷麺。
六盛もみゆき食堂もそれぞれに個性があるが、ここの冷麺がスタンダードという感じ!

ルミチンがカメラを向けるとポーズをとるネコ。

4日間で3回も来たコージーコーナー。
店を出たあと、ルミチンがカメラを置き忘れたことに気付き、取りに戻ってマスターやお客さんたちに笑われる一幕も。

温泉本の「無料6湯めぐり」、まだ城島高原ホテルでしか使っていないので、花菱ホテルへ。
夢幻の里の硫黄臭さを少しでも洗い落として帰らねば・・・。

西鉄リゾートインで荷物を受け取り、トキハ前のバス乗り場から高速バスで大分空港へ。

大分空港の寿司屋「海甲」は「宙(そら)」と改名し、同じスタッフで営業しているらしい。

しかし我々は今年も「なな瀬」に入る。

ビール!

甘いものが食べたかったおいらは白玉あんみつ。
最初はルミチンの前に置こうとしたウエイトレスのおばちゃんは、こっちですと言ったらギャっとでかい声を出して驚いた。そんなに〜!?

ビールのおつまみ、シャモ手羽先唐揚げ。

去年のとり天うどんもうまかったが、ごぼう天うどんもうまい!
ごぼうなんてこの世になくてもいいぐらいに思っているおいらも、「鶏めし」に入ってるごぼうと、ごぼう天うどんだけは別! 数あるうどんメニューの中でもトップクラス!おみやげをいろいろ買って、大分から羽田、羽田からは長距離バスで大宮。
あ〜、今年の別府も終わってしまった〜。

【おまけ画像】ひよ子のかぼすピィナンシェ。
ほとんどの東京都民や東北人が「東京土産」だと信じている銘菓ひよ子、本社は福岡県なのだ。

あと、写真は撮りそこなったが、菅さんからいただいた「鮎うるか」。
そのまま食べる以外に、チャーハンのかくし味に使ったり、鍋物の薬味みたいに使っても超うまかったです!