と庁 別府ナポリメニュー
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別府ひとり旅2008

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11月17日(月)

3日目。
今朝は普通に起きられたので、1Fで9時までやってるサービスのパンとコーヒーをいただく。
おにぎりもあり、1人で3個食べてるお姉さんもいた(-_-;)。

茶房たかさきのマスターが会いたがっているとルミチンから携帯メールで知らされていたので、オープンの10時に行くことにして、その前にテルマスの近くにあるらしい京町温泉まで歩いて行く。
ところが、温泉本のアバウトな地図では非常にわかりにくく、最初にこのへんかなと目星を付けたあたりに実はちゃんと建っていたのだけれども、正面が国道とは逆(山側)向きで、しかも道路から少し引っ込んでいたため、すぐカドまで来ていたのに気付かず、周辺をグルグルさまよってしまった。


京町温泉

わかりにくいと言えば、茶房たかさきも数年前にルミチンと1度行っただけなので全く場所を覚えておらず、ここもアバウトな地図をたよりに、なんとか到着。このへんは目印が少なく、線路がナナメに走っているので感覚的にもわかりにくい。


すぐに菅さんもやって来た!

高崎さんは温泉道関連の業務やイベントの企画、温泉道未加入の共同湯に加入を呼びかけるなど非常に精力的に活躍している。
そのおかげで、茶房たかさきの近所だけで朝見温泉、蓮田温泉、東蓮田温泉が温泉道に仲間入り。
いま発売中の温泉本にもまだ載っていない情報だが、これで労せずしてスタンプが3個増えてしまうなあ〜。
朝見温泉が11時にいったん閉まるというので、とりあえず行ってきた。

浜脇らしい、クリアな温泉。
湯上がりは一種の清涼感があり、あとからポカポカしてくる。すばらしい!

たかさきに戻ってきたら、菅さんが柿採ってるし(^^;)。


おいしいコーヒーを飲んだあと、あと2つの温泉へ。

お〜、あっというまに残り4つ!
温泉道の高段者になると、別府の20ヵ所ぐらいのホテル・旅館の温泉がタダで入れるカードをもらえる。
今回、おいらもそれをもらえる資格はあったのだが、別府に着いたのが土曜日で、申請できるのは平日。きょう(月曜日)もらっても2日しか使えない(有効期間は1年)。
無料券を途中でもらわなかった人は名人になったときにちゃんともらえるのだが、有効期間が1年であることに変わりはない。
そこで、今回はあえてスタンプを1個だけ残して帰り、次に来たときすぐ名人になってその場で申請するのがベストだという結論に達した。西鉄イン周辺のホテルの温泉も、それから入ったほうがトクである。
じゃあ、きょうは予定を変更して明礬温泉に行き、久々に地獄蒸しプリンでも食べるか!

「アップル」のピザ同様、2年連続で「豊後牛ステーキの店 そむり」のランチを食べに行く。
ステーキランチが200円アップして2,000円になっていたが、それでもまだお値打ちだ。


今回の旅はすっかり洋食三昧で、帰ったら1.5kg太ってた!
あんなに歩いて、あんなに温泉に入ったのに〜。

別府駅のバス停に来たら、ちょうど湯布院行きのバスが止っていた。
バス乗り放題だし、湯布院までは行かないとしても、鶴見岳のロープウエーならまた乗ってみたい気もする。
しかし山の方は真っ黒な雲がかかっていて、なんとも不安な天候。
堀田も通るようなので、久々に堀田温泉もいいなあと考えながら、とにかく乗ってみる。

やっぱり堀田温泉にて降車。
ここもかつて博多君に連れてきてもらったが、まだそのときは温泉道に加盟していなかった。
スーパー銭湯風だが、もちろん源泉掛け流し、極上の天然温泉である。
こじんまりとした庭園風の露天風呂が気持ちいい。

鶴見岳はあきらめてバスで別府駅に戻り、すぐに鉄輪行きのバスに乗車。
明礬温泉を目指し、鉄輪で立命館アジア太平洋大学(APU)行きに乗り換え。
さすがに乗客が若い人ばっかりやな〜。


「明礬」の次の「地蔵泉」で下車。
ほとんどの観光客がここには観光バスに乗って団体でやって来るが、鉄輪から普通のバスで来る人もいるのだから、もっと観光客にわかりやすい名前(「湯の花小屋」みたいな)の方がいいかも。まして地蔵泉そのものは数年前に壊れたまま営業してないし。

地獄蒸しプリンの岡本屋に来るのはずいぶん久しぶり。
これこれ!
カラメルがお子様にはちょっと苦い、オトナの味のプリン。最高!

あとは、周辺の写真でも。

明礬では岡本屋、ゑびす屋、山田屋旅館が有名で、ゑびす屋は温泉をリニューアルしたばかりなのだが、行ってきたという知り合いの話では評価がイマイチだった。昔の混浴露天風呂は風情があったからな〜。
そんなわけで、ちょっと渋いところで湯元屋旅館を訪ねてみた。

イオウで白濁した、いかにも明礬のお湯。
これがまた、ハンパじゃなく熱い!
がんばって入ってみると、地球というスープの具になったような気分・・・。

こちらは内湯だが、外気にさらされてない分、もっと熱い!
完全に50度超えてマス、入れマセン(-_-;)。

湯元屋から坂道を少し降りてくると明礬のバス停。
そこの地図に、温泉道に加盟している「豊前屋旅館」を発見。地蔵泉の奥だったのか〜。
(バス停の位置は、この地図よりもさらに下である。)

再び坂を上って岡本屋売店(地図の「地獄蒸プリン湯の花製造販売所」)まで戻り、そこから地蔵泉に向かってさらに上っていく。
豊前屋旅館の写真を撮り忘れてしまったが、普通の家っぽい旅館である。
おばあちゃんがいて、温泉に案内してくれた。


ここは内湯のみ。男湯と女湯に分れていて、内部のドアで直接出入りできる(笑)。
好きな方に入っていいと言われたが、どちらに入っても同じなので男湯で結構。
ここもかなり熱い〜! ヒー!

別府の温泉にはアカが浮いてると言った人がいたそうだが、アカではない、これが「湯の花」だ。これを湯の花小屋で採集して、お土産(入浴剤)として売っているわけ。

源泉の温度は70〜80℃ぐらいだろうか。

このおばあちゃん、親切だし頭脳明晰だし、来年もまた会いに来たいと思ってしまうが、ルミチンがイオウが苦手なので2人では無理かな?

お〜、スタンプがあと1個になってしまった!
今年の温泉道の旅については一応これでノルマ達成〜!

またバスに乗り、鉄輪で乗り換えて別府駅へ。


しばらく来てなかった「玉八」でラーメンを食べる。
11年前に初めて食べたときに衝撃を受け、それ以来何度か食べているが、きょうのは独特の臭みがなく、味もマイルドだった。これなら誰にでも食べやすいかも。超うまい!

最後の夜なので、また「居酒屋わたる」に行ってみた。
おととい食べたソーセージ盛合せの中であまりにもうまかったフランクフルトを注文。
8時頃から2時間半ぐらいマスター相手に飲んだり食べたりしたが、他にお客さんが誰も来なかったので貸切り状態。なんという贅沢!

壁に貼ってあるメニューにはご飯物やスパゲティもあったので、ナポリタンとイタリアンの違いについて尋ねてみた。
マスターは、パスタの上にミートソースのかわりにトマトソースをかけたものがナポリタンで、最初からパスタと具とソースがまざってるのがイタリアンだと先輩に教わったそうだ。なるほど。
鉄板ナポリタンについては「知らなかった」らしい。
やはりレストランではなく、喫茶店から始まったメニューなのだろう。
そんな話をしてるとスパゲティが食べたくなって、何ができますかと聞いたら「何にしようかな〜」という感じだったので、じゃあイタリアンをお願いしますとたのんでみた(笑)。


きょうはハムがまだ仕込み中で間に合わないというので、挽肉を使った特製イタリアン。
う〜ん、ナポリタンとミートソースが合体したような味!
もうすっかり無口になって、黙々と食べてしまった(^^;)。

本日のケーキはチョコレートではなく、シンプルなロールケーキ。
これ、本当に手作りの味!
よくある高いくせにフワフワのスカスカのやつではなく、ずっしりとして、タマゴ〜っていう味のスポンジ!
おいら、ケーキはこれじゃないとダメなんだよな〜。
「居酒屋わたる」のクリスマスケーキ、予約したいよ〜(>_<。)。