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メンテナンス・バックアップ

ディスクユーティリティ / DiskMaker X / Onyx

TimeMachine / Sync!Sync!Sync!LE / Data Rescue

Windows に比べたら Mac は手のかからない「いい子」なのだけれども、最低限、ディスクユーティリティを使った HDD の検証・修復や、TimeMachine によるバックアップはやっておこう。


■HDD検証・修復

ディスクユーティリティ

SSD/HDD の修復消去とフォーマットパーティション作成起動ディスクの復元などができるユーティリティ。El Capitan で大幅に刷新された。

◆SSD/HDD の修復

起動ディスクにしている外付けSSD を選択したところ。

外付けSSD内のパーティション「Sierra」を選択。
左上の「First Aid」をクリックしてみよう。

実行をクリック。

続けるをクリック。

以前は「アクセス権の検証」「アクセス権の修復」「ディスクの検証」「ディスクの修復」の4パターンから選ぶシステムで、起動ディスクからは「ディスクの修復」が選べなかった。自分で自分を修復することはできなかったのである。
4パターンが統合され、起動ディスク自身の修復もできるようになったようだ。
 

◆消去とフォーマット

ドライブを初期化したいときはドライブを選択して「消去」をクリック。
新しいHDDを買ったときもたいていは Windows用にフォーマットされているので、Macで使うときはこの作業が必要である。

起動ディスクとして使いたいときはフォーマットと方式を上のように設定。
データ用、TimeMachine 用もこの設定で問題はない。
データ用で Windows 機と共用する場合のみ「MS-DOS(FAT)」にする必要がある。
「名前:」はあとから付けられるのでこのままでもよい。

作業完了。
  

◆パーティションの作成

1台のHDDを複数のHDDとして機能させたいときは「パーティション」をクリック。

パーティションを追加したい数だけ「+」をクリック。
ここでは2回クリックして3パーティションにしてみた。

最初は3等分になっているが、赤丸のところを左右に動かすか、サイズを直接入力すればそれぞれサイズを変更できる。

こんな感じ。
 

◆起動ディスクの復元

3パーティションの HDD はのちに Sierra インストールディスク用に新たに 10 GB のパーティションを切って4パーティションにし、COPY には Mac mini 本体にインストールしてある Yosemite を復元(まるごとコピー)してみた。

復元先のパーティション「COPY」を選択し、復元ボタンをクリック。

復元元の Yosemite を選択し、復元をクリック。

完了をクリック。

Yosemite が2つになってしまった(^^;)。
新しい方を Yosemite2 という名前にして、Yosemite2 から起動。

ちゃんと起動できた。
しかし Sierra に戻ろうとすると・・・

Sierra が、インストールディスクしか選べない・・・。
自分より新しいシステムは選択できないなんて決まりはあったかなあ?
この謎は謎のままにしておき、オプション起動で Sierra から起動(-_-;)。
(ちなみに Yosemite のバージョンが 10.10.1 なのは、宛名職人18 がギリギリ動くからだ。)

復元のもっともポピュラーな用途は、OS X をアップグレードする前に、起動ディスクを外付けHDDに復元しておくというものだろう。もしアップグレードによって古いアプリが動かなくなったなどの不具合があっても、外付けから起動すれば、TimeMachine で元に戻すよりも簡単にそれまでの環境で作業できる。
あるいは、復元した外付けHDDの方に新しい OSX をインストールして試してみるという手もある。


 

■インストール USB メモリ作成

DiskMaker X 7(フリー)

OS X は 10.7 Lion 以降、App Storeからのダウンロード販売になり、インストール DVD が存在しないため、再インストールしたいときも30分ぐらいかけてダウンロードしなければならなくなった。
DiskMaker X は、従来のインストール DVD に替わり、インストール USB メモリを作るためのユーティリティである。
バージョン 7 は High Sierra 専用。古いバージョンも公式サイトから入手できる。
詳しい使い方は下の記事参照。
mac OS Sierra 10.12.1 を新規インストール

■システムユーティリティ

Onyx 3.4.0(フリー)High Sierra に対応!

Mac と言えども、キャッシュという名のゴミが増えすぎるとだんだん動きが悪くなり、思わぬトラブルの原因にもなる。
Onyx は基本的なメンテナンスの他、Mac の中をきれいに掃除してくれる定番アプリだ。

通常はユーザには手が届かないシステム内部までアクセスできる、ある意味「危険」なアプリなので、我々一般人は「自動処理」のみ、デフォルトの設定で実行するのが無難だ。

OS X 10.2 以降全ての OS X にそれぞれ対応するバージョンがあり、3.2.x は Sierra に対応。

なお、OnyX で Mac の高度な制御を可能にしたい場合は、システム環境設定>セキュリティとプライバシー>プライバシーで OnyX を追加する。

【起動できないとき】

OnyX を最初に起動したら下のようなウインドウが開いたときの対処方法。

先ほどのセキュリティとプライバシーで、一般タブを開く。

「このまま開く」をクリック。

「開く」をクリック。


 

■バックアップ

TimeMachine

Mac OS X 最大の発明のひとつは、10.5以降標準装備の TimeMachine であろう。
起動ディスクよりも容量の大きな外付けHDDを接続し、TimeMachine として設定すれば、最初にシステムを含む全データを、その後は1時間毎に差分をバックアップしてくれる。
これによって、上書きされたデータや、うっかり捨ててゴミ箱を空にしてしまったデータも過去にさかのぼって取り出すことができたり、アップグレードしたらかえって不具合が生じるようになったアプリを古いバージョンに戻せたり、復旧ディスクから起動すればシステムを含む全データを過去の好きな日の状態に戻すことも可能だ。したがって OS X をダウングレードしたいとき、逆に OS X の新バージョンをクリーンインストールしたいとき、あるいは Mac を新しく買い替えたときや、起動ディスクがクラッシュして新しい HDD と交換したときにも絶大な威力を発揮する。

TimeMachine のデータはひとつのフォルダに収められるので、TimeMachine 用の外付けHDD にそれ以外のデータも普通にいれてかまわない。ただ、TimeMachine は HDD の容量がいっぱいになるまでバックアップを取り続けるため、TimeMachine 専用にパーティションを切った方が無難ではある。
なお、TimeMachineは「保存」が目的ではなく、あくまでも緊急時のバックアップツールなので、容量がいっぱいになったらアッサリと初期化して、また最初から始めればよい。

写真、動画、音楽などのファイル用には別の外付けHDDを用意し、そちらは手動で(もしくは次に紹介する Sync!Sync!Sync! などのアプリを使って)コピーし、バックアップを二重にしておけばさらに安心である。

昔はこのように背景に映画的な演出がなされていたが・・・

Sierra ではスッキリしている。

 
◆外付けHDDの初期化

こちらを参照。
 

◆外付けHDDの所有権がなくなった場合

別のマシンで使っていた外付けHDDを転用する際、所有権がなくて使えないケースがある。
その場合の対処の仕方。

デスクトップ上の外付けHDDのアイコンを右クリック>情報を見る>右下のカギマークをクリック。

パスワードを入力。これでオッケー。
 

◆TimeMachin のアイコンにならない場合

システム環境設定で TimeMachine に設定しても、アイコンが変化しない場合がある。

普通の外付けHDDのアイコン(左)と TimeMachine のアイコン

設定さえ正しければオレンジのアイコンのままでも問題なく機能するが、気になる人は、ライブラリ内にある TimeMachine 用アイコンを直接貼り付けてしまおう。

Finderのメニュー>移動>フォルダの移動で、
/System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources
と入力し、ライブラリ内の TimeMachine アイコンに直接アクセス。

TimeMachine アイコンの「情報を見る」のプレビューから、起動ディスクの「情報を見る」のアイコンへ画像をドラッグ&ドロップ。



 

Sync!Sync!Sync!LE 6.0.0(無料、OS X 10.7.5〜)

指定したフォルダを自動でバックアップするアプリ。
動作が非常に軽快で、使い方もリンク先を読んでいただければすぐにご理解いただけるだろう。

起動ディスク内のデータは TimeMachine でバックアップをとればいいが、データの量が増えてくると起動ディスクの容量を圧迫するので、以前は「iTunes」「iMovie プロジェクト」「iMovie イベント」の3フォルダを TimeMachine と同じ外付けHDDの別パーティションに置き、このアプリを使って別の外付けHDDにバックアップをとっていた。(無料の「LE」はバックアップしたいフォルダが3つまでに制限されている。)
しかしこの3つは今ではほとんど変化がないので、デジカメフォルダと、この「とし博」のローカルファイルに変更。

最初のバックアップにはさすがに時間がかかるが、2回目からは超高速だ!


■データ救出

Data Rescue 4(価格は公式サイト参照)

※以下はデータレスキュー2を使用したときのレポート。

データレスキューは、ディスク修復ソフトではない。
データ救出専用のソフトであり、その際、対象のディスクには全く手を加えないことを特徴としている点において、ディスク修復ソフトとは正反対のソフトであると言える。

初期化してしまったディスクや、マウントも認識すらもできない HDD からでも、物理的な損傷がない限り、かなり高い確率でデータを救出できるらしい。
製品版 DVD から起動すれば、ゴミ箱を空にして消去してしまったファイルも救出できるようだ。

ただし、起動ディスクでの作業はすみやかに打ち切らないと、いずれ HDD の同じ場所に別のデータが書き込まれてしまい、救出できる可能性がどんどん低くなる。昔、それで大切なデジカメ写真を大量に失ったことがある (>_<。)。
ダウンロード版の場合は、内蔵HDD と、ブート可能な外付けHDD の両方にインストールしておけばよかろう。

ファイル救出なら TimeMachine があればいいわけだが、おいらの場合、TimeMachine をも含む、外付けHDD の方を飛ばしてしまったのだ(-_-;)。
ビデオから取り込んだファイルが多いため、そのデータ量は800GB。う〜ん・・・

「フルスキャン」では、1GB スキャンするのにかかる時間の目安は3分と言われており、それだと800GB のフルスキャンには40時間かかる計算になるが(^^;)、CPU や HDD の速度にもよるので、実際には14時間ですんだ。
フルスキャンの結果は保存しておくことができる。
次回からはそのファイルを使えば、14時間かけなくても、3分ぐらいでフルスキャンできる。
フルスキャンの結果を表示させ、そこから目的のファイルをさがし、別の HDD にコピーすれば救出完了だ。
おいらは1TBの外付けHDD をもう1台買って、全データを救出。
これにもかなり時間がかかったことは言うまでもない。

ファイル名やフォルダ階層まで復活するという宣伝文句だったが、どうも条件次第のようだ。
おいらの場合、内蔵HDD をまるごとコピーしたパーティションも含まれていたため、普通にデータだけ置いていたパーティションと一緒にスキャンした結果、階層がかなり狂ったり、フォルダごと行方不明になっていたり、フォルダはあっても中身が消えているものもたくさんあった。
しかしファイルそのものは、JPEG とか MP3 とか、データ形式別に通し番号付きで全て収められたフォルダが別に作られる。
また、行方不明のフォルダやデータを収めた「孤児フォルダ」なるものも作ってくれるので、目的のファイルがうまく見つかることもある。

しかし、8ミリビデオから取り込んだ動画ファイルがいくつかに分割されたり、iTunes の音楽データが不完全なものもあった。
結局、オリジナルのテープが残っている8ミリビデオや CD は、また最初から取り込み直し(-_-;)。
まあ、オリジナルが存在しないデジカメデータが全て無事に救出できただけでも、このソフトの価値は十分だったが。