2014/12/7, 8 お伊勢参り

12.7
外宮
12.8
内宮
    おかげ横丁


12月7日(

先月別府へ行ったばかりなのに、ルミチンに「私がお金を出すから伊勢へ行こう」と言われ、あまり事態を飲み込めないまま東京駅へ。

やはり「のぞみ」の旅はテンションが上がるな〜。

伊勢に行くッス!

新幹線の窓からこんなに見事な富士山が見えたのは2回目ぐらいだな〜。

ツアーの集合場所、名古屋に到着。

少し時間があったので地下街を見物。
開店前から行列ができているのはみそかつの「矢場とん」。
「やばとん」という言葉の響きが気に入って、わが家では流行語大賞になっている。

名古屋グルメが勢ぞろいのお店もあった。
あしたの帰りに何を食べるか、今から楽しみ!

集合。総勢19名、三重交通の観光バスで出発!

近鉄の宇治山田駅の近くにある「大喜」にて昼食。

15時開演の、これがルミチンのお目当てだったようで。
おいらの休みが日・月じゃなかったら1人で参加してたのかな〜?

老舗割烹のお弁当。イカ刺し、うまい!

バスで外宮へ。

10年ぶりぐらいかなと思ったら、「とし博」調べでは1999年7月以来15年ぶりの伊勢神宮・外宮。
しかしここは必ず内宮より前に参拝するルールだし、よく似ているので、どうしても内宮の方が印象に残ってしまう。ルミチンなど、ここに来た記憶すらないらしい(-_-;)。

神楽殿。

亀石という橋の向こう側にある3つの別宮(多賀宮、土宮、風宮)をここからまとめて拝める遥拝所。

パワースポットとして紹介されたりする「三つ石」だが、式年遷宮の折に神官や奉仕員を祓い清める場所で、パワースポットとしての根拠はないらしい。

去年遷宮したばかりの、真新しい正宮が見えてきた!

去年までの敷地にはご神体があった場所に小屋が建っている。

正宮。

参拝を済ませ、神楽殿に戻ってご朱印をいただく。
この写真を撮ったときは「内側に向けての撮影はご遠慮ください」の札に気付かなかった(-_-;)。

勾玉の形のお守りがかっこいい!

勾玉池。池のほとりには「せんぐう館」という資料館がある。

平清盛が参宮したときこの木の枝が冠に触れたため、枝を切らせたという伝説から、その名も清盛楠。
このように割れた姿になっているのは伊勢湾台風の被害によるものであるらしい。

外宮参拝のあと、バスは伊勢市観光文化会館へ。

近鉄・宇治山田駅。

その正面にある伊勢市観光文化会館。
3時から「倭姫宮御遷宮奉祝コンサート」を観覧。
式年遷宮は伊勢神宮の125の別宮・摂社・末社の全てで行われ、125番目の倭姫宮はようやく今月10日に遷御の儀が行われるのである。
コンサートの第一部は雅楽、義太夫、常磐津、講談という古典芸能のオンパレードで、朝6時起きのおいらはほとんど爆睡(-_-;)。
第二部は伊勢少年少女合唱団、伊勢出身のソプラノ歌手・廣めぐみさんの歌、そしてルミチンお目当ての「天地人(てんちじん)」がトリを務め、最後は第二部の出演者全員で奉賛曲「倭姫命」を演奏。
「天地人」は岩手出身の津軽三味線の第一人者・黒澤博幸さんと、秋田出身の元オフコースのドラマー・大間ジローさんによるユニットで、奉賛曲「倭姫命」も黒澤さんの作詞作曲である。(作詞はこれが初めてだったらしい。)
CDも出ているが、廣めぐみさんがヴォーカルで参加する生演奏はここ(伊勢)でしか聴けない。
アナ雪の Let It Go みたいなドラマチックな曲だが、完成したのはこちらの方が先だと思う(笑)。
コンピューターの進化で、実際にステージ上では演奏されていない音まで流れているのはおいら的にはいささか興醒めだったが、その点を除けば、エフェクターを駆使した超絶技巧の津軽三味線、フィル・コリンズばりのパワフルなドラムスはまことに結構だった。

終了後、ロビーに現れた廣めぐみさんと記念撮影。

宇治山田駅の夜景。

バスで宿泊先の「XIV(エクシブ)鳥羽」へ。
まだ6時前だがすでに外は真っ暗でイマイチ様子がわからない。しかしとてつもなく巨大な施設であることだけはわかる。

ロビーで記念撮影。

敷地内を走るシャトルバスに乗り、和風レストランに移動して夕食。

和風会席なので大喜さんのお昼とかぶり気味の内容だが、率直に言ってこっちの方がうまい!

ルミチンはごはんが出てくるまで辛抱強く待ち、ゴージャスな天丼に!

デザート。

ツアーの参加者は、青森から津軽三味線発祥の地のみなさんと、地域は東京などさまざまだがコンサートで講談を語った神田紫さん関係の人たちが半々という感じで、オフコース絡みはルミチンだけだった(笑)。
しかし天地人のライブはみんな初めてだったようで、ふだんロックとか聴かなさそうな人たちばかりだから、黒澤さんの三味線はもちろんのこと、ジローさんのドラムスがすごかったという声も。

ホテル敷地内のイルミネーションが美しい。