Mac mini 2018 のメモリ増設
19/09/09
Catalina の正式リリースが近付いてきた。
システム条件は Mac mini 2012 以降ということでギリギリセーフ。実際にベータ版をインストールして試してもみたが、とにかくメインで使っている Dreamweaver CS3、そして Photoshop CS6 までもが動かないことが判明した。両者共にとっくに終わっているアプリには違いないが、それでも Mojave ならどちらも不自由なく使えている。
ハードの方は先月 SSD に換装したばかりでまだまだ現役と言えるが、やはり Mojave が動く最強マシンとして Mac mini 2018 は気になる存在だった。それも Catalina がプリインストールされてしまうまでの話だと思うと矢も盾もたまらず、無理をしてアップルに 3.2GHz Core i7 / 8GB / 512GB SSD を注文し、同時に秋葉館で 32GB のメモリを購入(アップル純正はクソ高いので)。
最初は秋葉館にメモリの増設作業を依頼することも考えたのだが、SSD の換装作業で自信が付いたのと、YouTube 動画で見る限りそれほど難しくなさそうに思えたのだ。
Thunderbolt 3(USB-C)が4ポート、USB 3 が2ポート。
2012 には USB 3 が4ポートあっても足りなくてハブを使っていたほどなので、USB-C を USB 3 に変換するアダプタはどうしても必要だ。
参考にした動画。完全にこの通りにやったので、動画だけ観てもらえばオッケー(笑)。
以下は、せっかく写真を撮ったので記念に載せておく。説明も動画の方が詳しい。
裏蓋はカードのような薄くて硬いものを突き刺して、パカッと開ける。
背面カバーのネジを外すトルクスドライバーは、動画では単に「T6」となっているが、おいらが持っているドライバーセット(T1 から T20 まで揃っている)の T6 ではダメだった。
同じ T6 でも先端が平らなものと凹みがあるものがあり、凹みがあるものは正しくは TR6 という。
わかっていればメモリと一緒に秋葉館で買えたのだが、仕方がないので TR6 だけアマゾンで購入。
最初の難関、Wi-Fi アンテナと本体をつないでいるケーブル。
上の部分はネジ止めされ、下の部分は引っ張るだけで外れる。
上の部分のネジも TR6 で外せるが、とても小さいので、外したあと無くさないように注意!
ファンを止めているネジは4個。
ここも TR6 で外せるが、実は背面カバー以外は T6 でも大丈夫。
ネジ頭にポッチが付いているネジだけ、先端に凹みがある TR6 じゃないと回せないのだ。
逆に、T6 で回せるネジならば全て TR6 でも回せる。
ただし今回購入した TR6 は先端の凹みのせいかマグネットが弱いのと、作りもデリケートなので(実際、すぐ壊れてしまうものもあるらしい)、T6 が使えるところは T6 を使っている。
ファンとマザーボードをつなぐケーブルも、上にひっぱるだけで外れる。
外れた。
マザーボードを本体に固定しているネジを外す。ここは T10 で。
外したあと。
さらにケーブルを2箇所、上にひっぱって外す。
マザーボードを取り出した!
メモリのヒートシンクを外す。
ここは T5 で。
最初に入っていたメモリ(4GB×2)。
秋葉館で買ったメモリ(16GB×2)。
装着に成功!
ヒートシンクを取り付けて・・・
マザーボードを本体に戻す。
戻すときはデッパリがひっかかるので、ドライバーなどで押しながら入れる。
外してあったケーブルを押して止める。
ここも押し込む。
外してあったネジ2本を止める(T10)。
ファンのケーブルもマザーボードに押し込む。
ファンを取り付ける(T6)。
Wi-Fi ケーブルをドライバーの先で押し込む。
ここはネジ止め(T6)。
ネジがとても小さく、マグネットが強力な T6 の方が作業しやすい。
TR6 で6箇所ネジ止め。
カバーを取り付けて、終了!
32GB、問題なく認識!
いま、これだけアプリを起動しているのだが・・・
まだ 13GB 以上空いている!
しかしメモリが 16GB だったらすでに SSD へのスワップが始まっていたわけで、32GB でもけっして多すぎるわけではないのだ。
いくら SSD が HDD より速いと言っても実メモリのスピードにはかなわない。なにしろ値段が違う!
現在のストレージ状況。
Catalina はそれほど使う機会がなさそうだし、正式版が出てから入れようかなと。
Mac mini 2018 は Sierra で起動できないので Sierra のインストールディスクは無意味なようだが、パラレルズに Sierra をインストールするときに使えるかもしれない。
今回はハード編だったが、この Dreamweaver がこうやって使えるようになるまでが実はちょっと大変だった。次回アプリ編に続く。