2008/4/13 高田の夜桜&高遠ツアー(前編)

4月13日(日)・14日(月)は、高田夜桜と高遠城趾公園のコヒガンザクラを見るバスツアー(1泊)に参加。
バスで川越駅を出発し、最初に訪れたのは千曲・あんずの里。
初めて来たが、まさに桃源郷やなあ〜。

お昼の弁当は、弁当屋の受注ミスで、峠の釜めしにチェンジ。
作り立てのあったかい峠の釜めしを食べられる機会は少ないので、これはラッキーかも?
もともと買い物のために立ち寄る予定だった「信州そば蔵長野店」と「峠の釜めし本舗おぎのや長野店」は目と鼻の先にあるのだが、いくら近くても釜めし47個を人力で運ぶのは大変なので、バスはそば蔵の前で客を降ろしてから、おぎのやへ釜めしを受け取りに行った。
そば蔵では信州そばの無料試食もあったが、バスの中で改めて釜めしの昼食。

【動画】 回転ずしならぬ、直進ソバ!


峠の釜めし本舗おぎのや長野店

峠の釜めしの具は、鶏、ゴボウ、椎茸、あんず、タケノコ、ウズラ玉子、栗、ショウガの酢漬け、グリーンピースの9種類。
これ、意外と覚えられない(-_-;)。
東京23区クイズと同様、必ず何かが抜けてしまうのである。
グリーンピースが思い出せなくてしばらく悩んだこともあったな〜。

夜桜見物にそなえ、ホテルには早めにチェックインの予定だが、バスはその前に小布施(おぶせ)という街に立ち寄り、1時間の自由散策。
「歴史」をテーマに観光に力を入れているらしく、街の景観もそれらしく統制されている。

この写真を撮ったあと、外国人観光客がみんなおいらのマネをして記念撮影していたのが笑えた!

バスでもらった地図には「北斎館」「日本のあかり博物館」などが記されていたが、我々の場合どうしても「皇大神社」という名前に心魅かれるものがあり、やはり行ってみることにする。


お百度参のときにカウンターとして用いる「百度石」

金比羅神社、両皇大神宮、皇大神社、八坂神社など、まるで神社のテーマパークのようなところだったが、人の気配がなく、賽銭箱もどこにもない。ここは「神様の墓場」か?(-_-;)

もともと神社は、初詣やお宮詣り、結婚式、お祭り、七五三など、「ハレ」の舞台となる陽気な場所である。
一方、お寺は葬式とか墓参りとか、どちらかと言えば陰気な場所だった。
どうも最近はこれが逆になっているケースが多く、仏像など文化財の多いお寺は名所として脚光を浴び、あまり観光の目玉がない神社の方はどんどん寂れているようだ。

神社の境内は常に清々しく掃き清められ、地元の人が立ち寄ってはお賽銭をあげて手を合わせていくという、その土地を守る「鎮守の神」として愛されていなければ、結局、そこの住民がその土地を愛していないということではないのか?
東京の下町の方が、まだそういう素朴な信仰は生きている。
むしろ地方の人の方が、神様に対しては薄情な気がするなあ。

神社の帰り、ブラブラ歩いててルミチンが見つけたのが「パティスリーロント」という洋菓子屋。

http://www.e-obuse.com/shop/rondto/index.html
上の紹介記事を読んでもわかるが、ここのシェフはすごい。
結局、小布施自由散策のほとんどの時間は、このお店で芸術品のようなお菓子を眺めてすごす(笑)。
タルトとチョコレートを買い込んで、あとでバスの中で味見。
いや〜、お味も本格的ですわ〜。

小布施は栗が有名であるらしく、集合場所の駐車場周辺は和菓子の店が多い。
1軒のお店でマロンパフェを買い、これもバスの中でいただく。うまい!

3時半頃、赤倉温泉「ホテル秀山 七つの扉」に到着。
なんと、外は雪が積もっとる!

すぐに部屋のテレビをつければ桜花賞が見れたことにそのときは思いが及ばず、バスの長旅の疲れで寝てしまった。見たらテンションが下がっていたに違いないので、見なくてよかったが(^^;)。
ルミチンはさっそく温泉に入ったり、ロビーにあるかまどでコシヒカリを炊くようすを見学したりしていたらしい。下の3枚はルミチン撮影。

6時には夜桜見物のバスが出てしまうので、5時に夕食開始。
刺身や海鮮鍋もなかなかよかったが、やはりかまど炊きの銀シャリがいちばんうまかった!

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