まえのきじへほーむへつぎのきじへ

神奈川にいってきました 前編

 
先月26日、前進座へ扇遊さんの落語を聞きにいったおり、ツイッターで「扇遊」を検索してみたら「3月は扇遊師匠の独演会はあるわ、扇遊月間だ」というようなことを、書いている人がいました。
え、独演会? いつどこで? と書いたら「券を買ったけれどいけなくなった」という人が現われて、それじゃあってんで、私もいこうと思いました。
思ったには思ったけれど、なかなかチケットが送られてこず、個人から個人へ物を買うのはどうかなあと、完全に不安になりかけた頃、やっとチケットが届き、急いでホテルをとって、3月15日、神奈川までいくことにしたのでした。
せっかく神奈川へいくのなら、落語のホールからはあまり近くないようだけれど、藤子・F・不二雄ミュージアムにもいきたくて、チケットをとりました。
これは、障害者手帳を持っていると、無料になりますが、但し無料でも、完全予約制です。
もうお昼の12時からの入場券に間に合わず、2時から入場っていう券を、電話で予約し、ローソンで券を手に入れました。

2時からしか入れないのならと、3月15日は、朝のんびり家を出ました。
目的地は登戸という駅だけれど、携帯の指示によると、大宮で新幹線を降りて、湘南新宿ラインに乗れという。これが一番いいのかどうかは分かりませんが、ともあれ携帯で検索すると、そのように出てきたので、初めて湘南新宿ラインに乗りました。
2階建てで、ちょっと新幹線みたいな豪華な車両なのに、揺れるの! ものすごく揺れる中、席を探すこともできず、自由席をやっと教えてもらって座りました。

新宿に着いたのが11時40分、ゆさぶられたせいかお腹が空きました。
我が目的の(笑)オバQラーメンをいつ食べられるか、例えば2時半頃食べられるかもしれないし、夕食にしか食べられないかも知れない、分からないから、もうお昼にすることにしました。
さて、どこへいったら食べられるかと、母と立たずむと、駅前にファーストキッチンが見えるとのこと。やった、あそこは私の好きな店です。
ファーストキッチンで、私は牛頬肉のミートソースとかいうパスタと、アイスコーヒーのセット680円をとり、母はベーコンエッグバーガーと飲み物にしました。
麺がきし麺みたいな平べったい麺に変わっていて、すごく美味しいとはいえなくなっちゃっていたけれど、とりあえずはお昼を安く食べられました。

よし、次は小田急線だ。12時20分の小田急線で、登戸までいきます。
前に友達の友達が、登戸のアパートに住んでいて、ピンポーンと玄関のチャイムがなるから出てみたら、いきなり首を締められたっていう、こわい所だよって聞いて、ちょっと身がまえて降りたのですが、別段変わったことはありませんでした。要するに、ちょっと郊外なのでしょうね。

登戸駅から川崎市営バスに乗って、いよいよミュージアムへ。
1時過ぎに着いたけれど、2時の回にしか入れませんから、どうしようと思ったら、冷たい風の吹く所で待たされ、ちょっとむっとしました。
1時半に呼ばれても、まだ中に入れるわけではなく、やはり吹きさらしの外で待たされ、結局1時50分に中に入れました。
お話電話といって、展示室の説明を音声で聞ける、リモコンのような機械、これはでも展示室以外には持ち込まないで下さいと言われ、私はカフェにいくのが目的なので、受付ではお話電話は受けとらず、3階のカフェにいきました。

オバQラーメン、正式名称は「ラーメン大好き小池さん」だったかな? とにかくこれを食べなきゃと、カフェにいったら、なんと130分待ちですって! もう帰ろうよと母は怒ったけれど、130分なら、どうにか食べて落語に間に合いそうなので、番号札をもらうことにしました。その時呼ばれていたのが125番、私の番号札は262番でした(驚)。
また1階へ下りて、受付で今度は、お話電話を借りました。あまり展示室に興味はなかったけれど、展示室でもみなきゃ、暇でしようがないから。
お話電話は確かに、声で説明してくれるけれど、今自分は何番の所にいるかっていうのは、表示されている番号をみるしかなく、見えない人だけで使えるものではありませんね。例えば今2番の所にいるよと、母に言われてから、2番を押すと、そこに展示してあるものの説明が聞けるのです。ボタンそのものは、携帯と同じ並びのテンキーです。
藤子・F・不二雄が、とっても長く川崎市に住んだことや、満1才の時の写真、そして亡くなった時の様子など、説明が聞けます。あとは漫画の説明だけれど、だれがどうやっているという説明ではないので、私にはやはりつまらなかった。

お土産屋はどこですかと尋いて、ショップにいったら、これまたものすごい人!
母ではどうもあてにならないので、店員さんに、どれがオバQか探してもらい、一番小さいオバQのぬいぐるみ682円を買ってきました。
ロシア語の授業は4月までないので、みんなにお土産を買うっていう任務?はありませんが、次にいつここへ来れるか分からないので、クッキー1575円も買いました。ずいぶん高いけど、これより小さい缶はないというから。

こうしてやっと、3時前になりました。まだ1時間あります。でも「呼ばれた時にいらっしゃらないと、キャンセル待ちにします」と言われたそうだし、3階のカフェの前で、待つことにしました。この時でやっと、180番代でした。
「こんなに苦労しなくても、新潟からのバスツアーもあるんだから、そっちで来ればいいじゃないの」と母は言うけれども、バスツアーでここへ来ると「たっぷり2時間滞在」なのです。130分待ちでは、参戦?することもできなかったんです。個人で来てよかった。
4時10分になり、そろそろ次の予定が気になり出した頃、やっと呼ばれました。
私の計算では、5時14分に登戸駅を出なければ、落語会にいき難い状況なのです。
しかし私は食べるのが遅い! なんとかして、ラーメンを食べ終わらなければ!
しかし注文してしまうと、意外に早くラーメンはきます。
900円のラーメンは高いけれど、ものすごく平凡で、私の小さい時に食べたような、懐しい味。かなり美味しかったです。小池さんの顔がのりで描かれているという噂だけれど、母に尋いても分からないし、とりあえずラーメンの写真だけ撮りました。
もうお土産も買ったし、トイレも済ませていたので、食べ終わってすぐ出口にいきました。
出口を出て、登戸駅行きのバスはどこですかと尋いたら、ちょうど今バスが出るところだというので、走って乗りました。

オバQラーメンの写真
うまく撮れてるかどうかも分かりませんが、見てくれますか?

としちん:ワカメしか写ってないようで(-_-;)。
ここに全体が見える写真があります。


まえのきじへほーむへつぎのきじへ