立川流昼席、他少し

 
昨年は「週刊文春」の堀井けんいちろうさんの文を読んでもらい、一昨年は確か、昇太さんのオールナイトニッポンで、大銀座落語祭の話を聞き、うらやましいと思っていました。
しかし、あの「チケットとり」という戦いに、どうやって参戦していいか分からなかった。
今年は5月末に、市馬さんの掲示板で、詳しいHPを教わったので、チケットを買うことができました。今年が最後だそうだけれど、私は初めて行ってきました。
7月17日、昼間が暇だったけれど、どうーしても私の愛する扇遊さんの名前が寄席にありません。
それで、こちらも初めて、立川流の昼席にいってきました。まずは昼席の模様を書きますね。

上野広小路亭にて、毎月16、17日、立川流昼席
あのー、太鼓が下手過ぎ。
普通、寄席の前の2番太鼓って「お多福こいこいお多福こいこい」とうつのでしょう?
私も詳しくないけれど。
それが、17日の昼席の太鼓は「ズッタンバッタン、ゲツバタ」というように聞えました。
あまりひどかったので、録音したかった。
あの日太鼓をたたいた人が、たまたま下手だったのかもしれないんだけど、その後銀座で、奇麗な「お多福こいこい」を聞いて、改めて昼間のはすごかったと分かりました。

前座は立川らく平さん「まぬけどろ」
この広小路亭の立川流の寄席は、太鼓は生だけど、お囃子はテープなのですね。
談大さん「ろくろ首」
せっかくおもしろい噺なので、もっと大きな声で演ったらいいと思う。声が小さ過ぎ。お嫁さん欲しい欲しい欲しいと、もっと叫んでくれたらよかったのになと、私は思いました。それに「三つは動きまあす」じゃなくって、あれは「二つは動きまあす」じゃなかったでしたっけ?

吉幸さん「短命」
こちらは逆に、大きな声でそして美声で、私の好みのタイプでした。

志雲さん「まんじゅうこわい」
この方は関西弁なんですね。せっかく怪談付きの上方落語をやってくれたのに、関西弁が足りず、ちょっと物足りませんでした。それに、怪談の部分だけで時間が長かったらしく、みんなが知っている「まんじゅう」の噺にいきませんでした。

左談次さん「真田小僧」
ここまで全員、初めましての方でした。だけど左談次さんは、ちょっと「落語をやらないで本を読む」とか聞いていたので、今日はどうするんだろうと少しひやひやしつつ、ワクワクしていたら、普通より少しはじけた真田小僧で、でも「一銭くれ」の次が「三銭くれ」だったのが少し気になりました。間違えたのか、それともこれでいいのか、よく分かりません。

そして中とりは、私の狙っていた談四楼さん「井戸の茶碗」
この後もう四人出るのは分かってたんだけれど、会いたい人はもういないし、それに談四楼さんに充分満足したので、出てきました。
ここは、下駄箱に入れておいた靴をもらわないと帰れません。
他の寄席みたいにそっと帰れないので「もう帰るの?外は暑いよ」と言われちゃった、ごめんなさあい。汗。

高田馬場まで電車でいって、そこから日点へいくには、どの出口を出るのか、3年ぶりなのですっかり忘れてしまっていました。
なので携帯から電話したら「とうやま口」とのことなので、そちらから出て、汗をかきかき日点へいきました。

前にここに来た時に、たっくんと出会って恋に落ちたの。
今回も、ちょっと会いたい人、というか犬がいました。
電波時計つきのワンちゃんです。
名前は「しばちゃん」といいますから、きっとしば犬なんでしょうね。
日点は電波が届かない所だそうで、時計は全然使えませんでしたが「お帰り、早かったね」とか「ワンワン、宜しくね」と、まあまあかわいい声だったので、買うことにしました。
これからまだ移動するので、家へ送ってもらいました。
それから、37ますの点字版も見せてもらいました。
携帯でみた日点のホームページには「べてらん用」と書かれていたけれど、私はべてらんかどうか自信がなかったので、どんな感じか見せてもらおうと思って。
「打ったものを見せてくれますか?」と頼んだら、新しい点字紙を出されたので、自分で打ってみました。
字は小さいけれど、行間はまあまあ空いているから、これなら読めるわと、これも購入。
やっぱり送ってもらうことにしました。
私のロシア語のノートは、だれにも見せる気はないし、できたらだれにも見ないでもらいたいし、それに、たくさんの字を一枚の紙に書きたいので、今度からこれでロシア語を書こうと思います。
あのー、買わないかもしれないんですけどー、と頼んで、ハンバーガーとおにぎりのパズルも見せてもらいました。
なんと、このハンバーガーとパン、くっつかないんですね。ちょっとがっかり。
ミッキーとミニーとドナルドダックの、演奏も聞かせてもらいました。よかった、これも聞きたかったんだ。
それから、猪のぬいぐるみも見せてと頼んだら、これは販売終了とのこと。昨年の干支ですもんね。残念。
「もっとお話しよう」としばちゃんに言われても、まだ扱いが分からないし、たぶん来週くらいに家へ来たらもっと遊ぶことにして、日点を出ました。

地下鉄東西線で日本橋へいき、ここから夜の目的地である東銀座へはあと二駅と聞いて、銀座で夕ごはんを食べるとなると、なにかこう、高そうなイメージがあったし、日本橋にちょうど高島屋があったので、高島屋の中のファミレスで、早い夕食にしました。
まだ4時だったけれど、とにかく座って涼みたかったから。
でもここ、ファミレスっていうわりには、新潟のそれよりぐっと、お値段が高めでした。汗。
私はてんぷらそばとメロンフラッペ、母は握り寿司のセットを食べて、3517円でした。
メロンフラッペ、食べきれないかと思ったけれど美味しかったあ。
レリアンさんのメールで、前に日本橋の高島屋だったか三越の話が出ていたようにも思ったけれど、レリアンさんは何を買うと書いていたか、何が美味しいといったか、もう全然思い出せないので、そのままファミレスを出て、まだ時間が早かったので、洋服や靴をみました。
私は欲しいものは一つもなかったけれど、母は18,900円で靴を買いました。
こんな値段だと、新潟では「高い!」と思うんだけれど、さすが東京、高島屋ではこのくらいでも安く思えるくらい...他のものが高いのです。
その、靴を買った所の店員さんに、都営浅草線の乗り場まで連れてきてもらいました。
高島屋の私がいた所から、ものすごく歩いて、こーれは案内してもらってよかったなと思いました。
なんか昨日は、いく所いく所階段ばっかりで、私がいかない方ばかりエスカレーターがあって、運が悪かったのかいっぱい歩きました。続く。ミルク。