秋田の旅、一日目

 
昨年、一昨年同様、今年も秋田へ、ラジオ祭りにいってきました。
一昨年は、祐幸さんに会えるだけで満足して帰ってきました。
昨年は少しよくが出て、秋田市の観光バスに乗ってみました。
今年はどこを観光しようか、千秋公園とねぶりながし館以外で秋田市の観光地はなにかありますか?と、ミクシーにあてもなく書いてみたけれど、これといって情報がなかったので、それではと、27日の夕方に秋田へ着くように、お昼の電車で秋田へ向かいました。

27日の午後4時15分に秋田へ着き、タクシーで今日の宿へ。
昨年のワシントンホテルに泊まろうと思ったら、今年はもうないとのことなので、大町荘という、ニューシティー(翌日のラジオ祭りの会場)に近い所を選んだんだけど、これが大きな間違い。
ワシントンホテルは確かにもうなかったけれど、いってみると、秋田Eホテルという、新しい経営に変わっているだけで、ホテルはちゃんとあったんです。
おまけに、この私の泊まった大町荘は、部屋に私の大好きな(汗)トイレがないんです。
そういう旅館に前にも泊まったことはあったけれど、ここはほんとうにトイレが遠く、早くも後悔したのでした。
トイレがないくらいですから、お風呂もありません。
まあこれは、電話予約の時に聞いていたので、お風呂は最後に入ろうと、部屋へ着いてからは少しテレビをみたり、寝ころがったりしていました。

6時頃に部屋を出て、夕食の場所へ。
この時にまた、ホテルの不満を発見。
私の部屋は7階なんだけど、5階のフロントへ一度鍵を預けて、それから1階に下りて外へ出ないといけないんです。
その5階へいくエレベーターがなかなか来なくて、5階から1階へいく際のエレベーターも、待っても待ってもこない。
こういう無駄な時間があるんだな、2階や3階くらいなら階段でも下りられるけれど、5階から1階はちょっとやだし、うー(涙)。

秋田放送で「民謡が聞ける」と宣伝していた、第一会館川端店という和食屋さんが、私の今日の夕食の場所です。
この第一会館が大町5丁目、私の泊まっていた所が大町3丁目、そして明日いく所、ニューシティーは大町2丁目なので、まず、ニューシティーへいってみました。
ここの地下のスーパーに、オランダせんべいがあるという、ビッグな(笑)情報があったのです。
新潟では聞いたこともない、この「オランダせんべい」秋田放送で毎日といっていいほど、このオランダせんべいの歌を聞き、すっかり食べたくなってしまったのです。
ニューシティーの店員さんがカンカンガクガク探し、やっと発見。
「袋が変わって分からなかった、すぐそばにあった」そうです。
お土産用になっていたら友達へ送ろうと思ったんだけど、118円の小さな袋だったので、自分用に一つ買ってきました。
今日現在まだ食べていません、美味しいといいなあ! 塩せんべいだそうです。

第一会館へ着いたら、ちょうど6時半でした。
ちゃんと?私と母用に、3階に小さなお座敷がとってありました。
この小さな座敷で、民謡を歌ってくれるのね。
私はてっきり、大広間でみんなに歌ってくれるのだと思っていた。
民謡の人は7時半頃来ますと言うので、ゆっくり食事することにしました。
さて何を食べようかと、メニューを説明してもらったら、お勧めは鍋ですとのこと。
今ここへ来るのに、少し迷ってしまって、汗をかいていたので、とてもじゃないと鍋はいやだし(鍋コースが4千円だったのもいやな理由だったかも、笑)、いつも家で、あげたてのテンプラなんて食べられないので、私はてんぷら御膳、母は刺身御膳にしました。
てんぷら御膳の中身は、ごはんとおつゆの他は、てんぷら(3匹くらいの海老と、茄子と、ししとうと、かぼちゃとしいたけ)それときのこの煮つけ(味が濃かった)じゅんさい(つるつる滑って、箸でなかなかつかめなかった)あとはガッコでした。
ガッコは美味しかったんだけれど、ちょっと私の歯では堅くて噛めず断念(汗)
まあ、てんぷらがものすごく美味しかったからいいか。
それと、女性にはアイスクリームがサービスとのこと、女でよかった。
バニラの、ごく普通のアイスでした。
食べ終わった後に、てんぷら盛り合わせ1785円というメニューをみつけ、こっちの方が、私のきらいなじゅんさいやきのこが付いてこなくて、てんぷらを思いきり食べられていいかもしれないな、来年はこっちにしようと思いました。
この第一会館のメニューに、昨年あんなに大騒ぎして探して実はまずかった「かすべ」料理があり、あらまあと思いました(汗)
7時20分頃食べ終わってしまい、あとはお水を飲みながら、民謡の人を街つことにする。
お酒を飲んでもいいよと母に言われたけれど、だれかと宴会をして、そのだれかしらが飲もうと言った時に飲もうと思いました。私の身体には、いいわけはないので。

やがて「来ましたよー」となかいさんの声がして、浅野えりこちゃん、はるかちゃん、そして、私にとっては知らない人、浅野ふみこさんという、三人の、浅野梅若のお弟子さんが入ってきました。
うーん、少しがっかり。もうちょっと年かさの人に会いたかったかな?
浅野ふみこさんが「本庄追分」はるかちゃんが「秋田長持歌」そしてえりこちゃんは「秋田船方節」を歌ってくれたけれど、やっぱり軍を抜いて、はるかちゃんがうまかったと思いました。
歌っていない他の二人が、三味線と尺八と太鼓を演奏します。
3人とも、なんでもできるんだなあ。ちょっとびっくり。
えりこちゃんだけは、秋田放送を聞いていたので、すぐ声が分かりました。
3曲で2千円と聞いていたので、この3曲で終わりかなあと思ったら、もう一曲どんぱん節を歌いますとか言って、これは3人で合唱でした。
そして、お金は民謡の人たちに直接渡して欲しいとのことだったので、なんかほんと、言葉が悪くてごめんなさいだけど、芸者さんを呼んでいるような感じでした。

てんぷら御膳も刺身御膳も1890円なので、サービス料が入ったとしても、4,000円くらいだなあと思ったら、なんと5,080円。
なんで? と思ったら、おとうしのお金も入っていました。
え、あのふきも有料だったのか。
それにサービス料も400円だったかとられていて、ごはんだってうちの母がよそったのに、いつサービスされたんだ? と思いました。
まあ、しかたないわね。生の民謡が聞けたことは満足でした。

帰って大浴場へいき、明日は大好きな人に会えるので、髪を洗う。
ところがこの大浴場のシャワーが、なかなかちょうどよいお湯が出なくて、水になったり、熱いのが出てきたり、なんだかちょっと疲れた。
女湯そのものは、あまりこんでいなかったんだけど、大騒ぎする子どもがいて、すごくにぎやかでした。ミルク。