11月14日のお話

 
13日の夜は、ほとんど眠れませんでした。
それで、眠れないならいっそ起きちゃおうと、6時半過ぎに起きて、いつ呼び出し(笑)があってもいいように、洗面も済ませておきました。
フィリップくんは8時半に出発だから、7時半には朝食を食べるんじゃないかしらと思っても、なかなか電話が鳴りません。
思いきって、松本さんの部屋へ電話してみると、寝起きの日向寺さんがなにを言っているか分からない(笑)
唯一、松本さんは今いらっしゃらない、というのだけ分かったので、もう少し待つことにしました。
でも、私と母もゆっくりごはんを食べたいし、なにせ私は食べるのが遅いので、7時40分頃下へ下りて、ごはんを食べることにしました。

朝食は1000円でバイキング、秋田のホテルよりも、その前に泊まった神戸のホテルよりも、いろんなものがありました。
中で美味しかったのは、うずらの卵の味噌汁。
味噌汁の具がいろいろおいてあって、葱のきらいな私は、葱を入れなくていいんですね。
だから、わかめとうずらの味噌汁にしてみました。
おつゆの味もよくて、濃くも薄くもなくて、あれはまた飲みたいねえと母と話しています。
あとはえーと、ソーセージとかスクランブルエッグ、フライドポテトを食べ、いつも我慢しているけれど、今日は旅行中で体力を使うからいいかなあと、ごはんのおかわりもしました。
それでも、いくら食べるのが遅い私も、さすがにもう食べ終わる。
でも、だれも来ない(汗)
しかたない、母と夜明けのコーヒーを飲むことにしました。

やがて8時20分頃、松本さんと日向寺さんが下りてきました。
フィリップくんは朝食はとらないそうで。
松本さんたちが隣りのテーブルに座ってくれて、やっと夜明けのコーヒーができました。
「食べてるところをすいません、昨日、暗くてだめだったので」
とお願いして、日向寺さんと写真を撮ってもらいました。
ほんとは日向寺さんだけで、私のはいらなかったんだけど、一緒に撮られたので、大事に携帯に保存しておくことにします。

やがてフィリップくん親子も下りてきて、伊藤さんも外から来て(夕べあれから帰ったんだって)成田空港へいくフィリップくんを見送りました。
日向寺さんは通訳だから付いていくし、松本さんは車で送るから一緒。
伊藤さんも乗っていったので、私だけお別れです。
日向寺さんと何度も握手し、松本さんとも握手。
フィリップくんのロシア語はわたくしどうも聞きとれないので、お母さんの奇麗なロシア語だけ聞きとって、見送りをしました。次にみんなに、いつ会えるのかな?

私と母は、部屋にまた戻って荷物の整理をし、次にいつ来れるか分かんないから...お茶もいただいて、それから出てきました(笑)
寄席のスケジュールも私には納得いかないし、新宿の「桂花」というラーメン屋さんに行ってみたかったけれど、お昼まで時間をつぶす用事もありません。それで、トップスのケーキだけ買って、帰ることにしたんです。

山手線を半周くらいして、御徒町で降り、松坂屋へいくと、あらら、ここにもあげまんが売っているんですね。私が買ったのとは違う店だけれど、浅草へいけない時はここで買おう。

こうして、ケーキとお弁当を買って、新幹線で帰ってきました。
次は、もっとちゃんとした体調でみなさんにお会いしたいものです。
そして、新幹線で隣り合わせたおばあさんたちみたいに、しゃべり続けたい。
どうも、日向寺さんや山之内さんにお会いすると、しゃべりたいなあと思っても言葉を失ないますね。扇遊さんにお会いする時みたいに、黙って手を出して黙って握手して、というほどひどくはないけれど、あまりしゃべれませんでした。
次はいつか、おとなしくない私をお見せしたいと思います。
え、それ以上しゃべるな? 笑。