ナーゴヤにいってきたなも 二日目の巻

 
朝7時50分、fさんの電話で起きました。
実は友達二人して、その前にも携帯に電話をくれたらしいんだけれども、ぐっすり寝ていて気づかなかった。部屋の電話が鳴って、やっと起きたのでした。起きる時間を決めておけばよかったですね(汗)

ここは安いホテルなので、朝食は、バイキングではありません。
和か洋か尋かれて、和食なら納豆か目玉焼きか、洋食ならオレンジジュースかトマトジュースか、コーヒーはいるかといろいろ尋かれます。
私は和食の目玉焼きにして、母は洋食にし、そして母のオレンジジュースとコーヒーは私がもらい、私のお茶を母にあげました。
ちなみに和定食は750円、洋定食は680円で、宿泊とは別料金です。
きらいなものはほとんどなかったし、母は「バイキングと違って二人分運ばなくていい」と、なかなか好評でした。

出発前、荷物を家に送りました。
水筒をずっと持って歩くのがうっとおしかったし、昨日買ったクッキーもぬいぐるみも家に送って、1290円かかったけれど、なんだかすっきりしました。

9時半に出発、今日はまず名古屋駅で、前々から噂に聞いていた、エビフリャーシュークリームを買いました。エビフリャーシュークリームと味噌カツエクレアと、どれにしようか迷ったけれど、オムレツとてんむすがセットになった「お弁当」というのがあったので、それを買いました。これは大正解、エビフリャーシュークリームは、えびの形を上手に真似てるなあとは思ったけれど、味は山崎のお菓子って感じ。まずくはないけど、ものすごく美味しい、というものでもないんですね。オムレツもてんむすも、もちろんお菓子です。この中では、てんむすが一番美味しかったかな? エビの尾っぽがちゃんと、おむすびからはみ出している、そういう形のケーキです。この四つのお菓子で590円で、ちょと高いけど、他で見たことがにゃあから買ってみるといいです。

次は名古屋城へいきました。
名古屋城は前にも一度行って、鯱がどんな形か、ミニチュアだけでもさわりたかったのになんにもなくて、しようがないから、鯱の最中を買ってきた。
今鯱の本物が、6月までさわれるというので、こりゃあいこうと思っていたんです。
名古屋から栄まで、昨日の東山線に乗って、そこからは名城線で市役所前で降りると、じきに名古屋城なんですね。前回は観光バスでいったので、初めて道順が分かりました。
お城に着いて、まずは入場券を買いました。私は大人だけれど障害者だから、1000円の半額で500円。母はシニアで、障害者の付き添いだから、700円の半額の350円でした。
鯱は、長さ15センチくらいの小さいレプリカや、もう少し大きいレプリカ、いろいろありました。本物にさわる前は、アクセサリーや時計は取って下さいとのことなので、腕時計をはずし、少しだけ並んで本物にさわれました。
牡と雌、両方さわれたんだけど、どこが違うのかと思ったら、牡は下の歯が5本、雌は4本なんだそうですね。違うことを想像していた自分が恥ずかしい。 なにを想像したかは、一生内緒。汗。

鯱のおいたち、いつここに来たかとか盗難に遭ったことがあるとかを、講談にしてしゃべっているテープが流れていたんだけど、その声が神田山陽さんに聞えてしかたありませんでした。係りの人に尋いても、まるで分からなさそうだったのですが。

ひととおり見学し終わって外へ出て、太鼓の演奏を聞きました。
いい音だったので携帯に録音してみたけれど、後で聞いたら音が割れていますね。だけどせっかく録れたので、友達にも送りました。「天地創造」という曲だそうです。

また名古屋駅へ戻ってきました。
aさんが帰る時間がせまってきたので、お昼にしようってことになって、味噌カツと味噌煮こみどちらがいいか尋かれ、カツなら持って帰れるし、味噌煮こみうどんにしました。
高島屋の13階の、やまもとやというお店に入ったんだけど、うどんは私には少し堅く、おつゆの味も濃く、美味しいとは言えませんでした。それに、なんか食欲もわかなかった。朝食が遅かったのと、朝がめちゃめちゃ美味しかったからかな?
私は「名古屋こうちん入り」という言葉にひかれて、かしわ入りというのを頼んだんだけど、お肉は3キレか4キレ入っているだけで、普通のより400円くらい高かったです。
うどんの後に頼んだ、抹茶アイス315円は美味しかったけれど、あのお店は、もういかなくていい気がしました。

その後、fさんがaさんを送って、新幹線ホームにいく間、私と母は、駅の中の「マーメイド」というパン屋さんで待つことにしました。
ここで飲んだ「アイスキャラメルラッテ」の美味しかったこと!
沖縄で、スマイルさんと会った時に飲んだ、キャラメルスムージだったかな、あれに匹敵する美味しさでした。あれから、類似品の飲み物に出合わないかなあと思っていたのよね。美味しかったので、2杯飲んでしまいました。
やがてfさんも帰ってきて、しばしお茶タイムです。
私とfさんの共通の友人に電話したりして、ゆっくり過ごしました。

次は前にfさんがネット検索してみつけた、味噌カツいなり、なるものを買いに、 松坂屋へいきました。電車かなにかに乗らなきゃいけないのかと思ったら、駅前にあるとのこと。
地下の「いなりやまめぞう」というお店で、味噌カツいなりの外、しゃちほこいなり(エビフライがいなりに顔をつっこんでいるという感じで、下半身ほとんど、いなりからはみ出しています)それとひつまぶしいなり、全部で3種類買いました。
食べた感想はというと、しゃちほこいなりが一番美味しいですね。
ひつまぶしいなりは、その名前のとおりの味。
味噌カツいなりは、もちろん美味しいんだけどカツが小さ過ぎ。私の親指の先くらいに感じました。今度あそこへいけたら、しゃちほこいなりだけは買おう。
あ、エビフリャーをいなり寿司につっこめばいいのか 、家で作れるかな?

次はななちゃんをさわりにいきました。
名古屋へいく度、さわるのを忘れて帰っちゃうので、今日初めてさわりました。
「ななちゃんは季節に合ったものを着ている」って、前にパソコン仲間たちから聞いたような気がしていたんだけど、この日のななちゃんは、オールヌードでした。どんなに手を伸ばしても、膝下までしか届かないので、その上(ウフ)がどうなっているかは、分かりませんでした。

fさんも一緒にいるのだし、名古屋駅から空港へ一本でいけた方がいいと思って、キャッスルプラザ前というのを探すべく、歩いてみました。
AUの携帯のナビの音も聞かせてもらったけれど、都会ではうまくナビが働かないとのこと。それで、ここなら知っているだろうと、駅前のJTBに入ったのですが。
ここで、この旅の中で最高に頭にきたこと発生。
「小牧空港へいくバスに乗りたい」と一生懸命説明しているのに「セントレアですね?」
違うと言っても
「ほんとに小牧なんですか? チケット見せて下さい。今は小牧空港なんてだれもいきませんよ」
たわけ!私がいくんだ。
旅行社のうけつけをやっていながら、あまりに物を知らないおねえさんなので、私が思わず「頼りない」と言ってしまったら、途端にムッとして。頼りない癖に、怒ることだけ一人前なんだから。
それでもこのたわけなおねえさんがしらべてくれて、キャッスルプラザ前のバス亭が分かり、そのJTBからわりあい近くにあったバス亭にいきました。
そこへ着いたのが2時半。
バスが3時半くらいなら、fさんともう1回お茶でもしようと思ったのに 、2時35分のバスの次は、4時35分なのですね。5時35分の飛行機で、4時3 5分のバス。少し心配だったので、早いバスに乗ることにしました。慌ただしくfさ んとお別れして、バスに乗ったのでした。

3時過ぎに空港へ着いてしまって、暇だからお土産をみにいきました。
そうしたら 「なやばしまんじゅう」発見。
むかあし「なやばしまんじゅうの提供でお送りする、 なごやか寄席」という決まり文句で始まる、落語の番組があったのを思い出し、も 反射的に買ってしまいました。
そうかあ、これかあ。
味は、新潟の長岡のおおてまんじゅうみたいな平凡な味、大きさはこれまた新潟県の、瀬波まんじゅうみたいな小ささでしたが(だれも分かんないだろ)食べることができて満足でした。

5時35分の飛行機に乗ったのですが、シートベルトがどうの、安全の説明を聞いた憶えがないんです。つまり、寝ていたってわけ。そうしたらお菓子を配るのをとばされちゃって、後でもらいました。

何カ月か前の新潟日報に、過去に世界で行なわれた博覧会の年表が載っていました。
新潟博も2回あったけど、そんなのは入っていなくて、大阪万博や、筑波科学博なんかが入っていました。このうちどれ一つとして、私は行ったことがないなと思ったものでした。だから今回、生まれて初めて博覧会にいったようなものでした。新潟博もいったけど、汗。
それで思ったのは、とにかく一つ一つのものが、離れているんです。広いんです。
私がみたい所は三つだけーといくら思っても、その三つがみんな離れているの。だから、とっても疲れました。
でももし、またいくことがあったら、パロちゃんが心残りなので抱っこしたいなと思いました。
今はマンモちゃんで我慢するか。ミルク。