17日夜、桂小春団治独演会

 
浅草演芸ホールを出て、都営浅草線の浅草駅をみつけるのが、実は大変でした。
銀座線とか、姪のいる東部鉄道なら乗ったことがあるんだけど、都営浅草線はほとんど縁がなかったから。
ようやく30分後にみつけて、住吉までの通しの切符を買えました。
東日本橋で都営新宿線に乗りかえ、それでも開場前には会場のティアラこうとうへ着けました。

桂小春団治独演会
開口一番 桂才紫さん「鷺とり」
才紫くんにはなんの恨みもないんだけど、前座も上方落語にして欲しい!
昨年もそう思ったんだけど、せっかく遠くから聞きにくるので、一席でも多く上方落語が聞きたいのです。
桂春雨さん「ふぐ鍋」
よくラジオで声を聞いている春雨さん、生でお会いするのは初めて。
正直あまり期待してなかったけれど、ふぐを食べるところをすんごく盛り上げてくれて、上方落語はやっぱりいいなと思う。昼間は東日本の落語を聞いてたくせにね、私。
小春団治さん「代書屋」
いくら春団治門下といっても、小春団治さんのことだもの、きっとおもしろいだろうと思ってました。そしてやっぱり、師匠の春団治さんのより、私はおもしろいと思いました。私も先月からノートパソコンで、初めてのウインドーズと戦っています。私のパソコンは、オルトキーとデリートキーで一行削除なんだけど、今度からこれ「一行抹消」と言いそう。
中入り
逆瀬川けんじさん、タブラ演奏。
これはまだ不確かな話ではあるんだけど、私は来年2月に、障害者用のツアーでインドにいくの。辛いものの苦手な私が、なぜインド行きを決心したかといえば、それは象さんに乗れることと、民族楽器をさわらせてくれること。このタブラもさわれるんだろうか? 太鼓が二つあるんだけど、二つしかないとは思えないくらい、すごくいろんな音の出せる楽器でした。
曲の覚え方は、タンとかティンとかテンと、音に名前が付いているんだとか。小春団治さんは「しめ太鼓みたい」と言ってましたが、私は三味線を思い出してました。
三味線は例えば「1の糸を解放弦で弾いて」というのを一言で言う時「どん」ということに決まってるんです。
そして最後は小春団治さん「富雄と百合江」
本筋よりも、私は途中にはさまれる、大正時代の歌がとっても気にいりました。初めて聞く歌詞が多かったし。本筋はまあ、シェークスピアのロミオとジュリエットです。
アンケートにいろいろ、小春団治さんへの思いや、春雨さんに言いたかったことなどなどを書いたけれど、読んでくれるといいなあ。ミルク。