12月17日浅草昼の部

 
12月17,18日と上京してきました。小春団治さんの会にいくためです。
で、そのついでに、例によって寄席へいってきました。
浅草のロシア料理店マノスで、姪と待ち合わせ、姪のハワイのお土産をもらい(フラダンスを踊るひよこのぬいぐるみ。ものすごいかわいい)、美味しい料理でお腹いっぱいになった後、ここから歩いていける浅草演芸ホールにいきました。
1時を回り、もうぼつぼつ川柳の高座も終わってるだろうと期待して行ったのですが。
「今入ると立ち見ですよ」と受付のおばさん。
それに、楽しみにしていた点字のプログラムもないとのこと。
どうしようか迷いましたが、とりが市馬さんなのでやっぱり入りました。
小袁治さんが「家みまい」の真最中、初めて落語を立って聞きました。
以下、出演者は次のとおり。

紫文
志ん駒「やじろう」の後いつもの自衛隊の話
川柳 いつものやつ。
「今日は満員だけど、どうせみんな読売だろう」うちは違わい。自費だい。あやまれ(汗)
近藤しげる アコーディオン漫談。
この途中で座れました。あきらめずに空席を探すと、ばらであるもんですねえ。
志ん輔「宮戸川」
小せん「好きとこわい」とでもいうんでしょうか? まんじゅうこわいにいく前の、何がこわいという話だけで終わってしまいました。
じゅんこひろし漫才。眠かった。
一朝「尻餅」
文朝「牛ほめ」
中入り。トイレにいく階段を下りるだけで行列。中入りの間に帰ってこれるかしらと思ったけど、席に戻ってきたら後半が始まりました。
菊の丞「代わり目」
車に乗るところがありませんけど、これもいいのかな?
遊平かほり漫才 いつもと同じだった。
歌治「小言念仏」
小言を言っている時、たたく手が止まるのが非常ーに気になった。
あれはたたき続けてた方が、絶対おもろいのに。
円丈「新寿限無」
これがこの日聞いた最高でした。
うっすらとは聞いたことのあった新寿限無、噂に聞いた「協会分裂」という単語はもう古いせいか抜けちゃったけど、爆笑でした。
そしてだれか知らないけど独楽回しの人がいて、とりが市馬さん「竹の水仙」でした。
私としてはこの時期だし、かけとりを期待していたけど、市馬さんの「相撲仁句」は聞けなかったけれど、それでも市馬さんの高座が聞けて満足でした。
落語の終わりの方で、もう帰る支度をしていたのはゆるしてね。次にいく所が不安だったから。

(注)「どうせみんな読売」
読売新聞は、読者をかくとくしたくて、浅草演芸ホールのチケットを配るらしいのです。
そのチケットが「今月末まで有効」というものなので、毎月の末は、そういうただ客でこむらしい。私も実は、そういう券が金券ショップにないかと探したんだけど、みつかりませんでした。
残念(笑)ミルク。