11/30浅草演芸ホール夜の部

 
午前中に電話したら、確かに入船亭扇遊さんは6時頃出るというので、4時半頃演芸ホールにやってきました。
まだ昼の部が終わってなくって、中から...
あれ? 志ん朝さんの声だ。
そんなわけはないと思って中へ入ってみたら、志ん駒さんでした。
声っていうか話し方が、ちょびっと似ているように聞えたのでした。
本編はもう終わったらしくって、自衛隊の手旗信号やら、新二つ目の紹介をしていました。
客席はりっすいの余地もなく、やっと片隅に座れました。
志んこまさんが終わって、昼の部を見ていた人たちがどっと帰ったので、やっと私の好きな、一番前にいけました。

浅草演芸ホール夜の部

柳家さん市さん「眞田小僧」
いつかさん喬師匠のお宅へ電話して、私が間抜けなことを言っちゃったお相手がこの人だ。
忘れてるだろうか。私も忘れたい(汗)

喬之助さん「子ほめ」
きんだゆうさん「たらちね」
この人の前の名前はなんでしたっけ?
白鳥さんと同じ時に真打になった 人って、人数が多いわ改名が激しいわで、白鳥さん以外だれも憶えられない(汗)

かつのすけさん大神楽
私の後ろの女性がまりを投げる役に選ばれ、思わず頭を下げた。あんなのが頭に当たったら痛い...かもしれないから。

次の喬四郎さんが終わって、川柳になったらおトイレにいこうと予定していたのに、もういきなり川柳さんが出てきた。(^_^;)
つまらなかったので、逆に寝れず。
前日の玉の輔さんとすっかり逆な現象でした。

川柳さんが終わったところで、後ろの女性から「ミルクちゃん」と声をかけられました。
落語のMLの人でした。さっきまりを投げたのも彼女なのか聞いたけれど、なんのこと? という様子。いつの間にか私の後ろの女性がいれかわっていたのですね。手品だ(^_^)。

喬四郎さん「つる」
正楽さんのはずが代演、ペペ桜井さん漫談。
正楽さんをきらいと思ったことは一度もないけれど、ペペ桜井さんに会うのは初めてで、これはこれですごくよかった。
ここでもう6時10分でした。
私は扇遊さんを聞いたら、新宿へ移動しようかと思って時計をちらちら。
しかし次に聞えてきたのは、扇遊様のあの一本調子な出ばやしじゃなく、違う意味で聞いたことのある出ばやし。
あー、さん喬師匠だあ。
これは帰るに帰れません。

柳家さん喬「しめこみ」
私も宗助さんに、うんかでばかうんでばかと言ってみたい。

三遊亭円弥「三十石」寄席でこの噺が聞けるとはとよろこんだのもつかの間、謎かけの所で終わってしまいました。うーん、ご馳走を前に引っこめられた感じ。とりとかで、ゆっくり聞きたいお噺です。

ゆきえはなこ漫才
いつもおんなじねたなのに、やっぱり引きこまれます。おトイレにいけない漫才です(汗)

扇橋さん「ろくろ首」
おもしろい所をみんなすっとばしている感じ。扇橋さんはもっとおもしろいと思うのになあ。

中入り
役に立たなくなったプログラムを眺めつつ、もう新宿のライブハウスへいくのはやめようと決めました。

入船亭扇好さん「権助魚」
落ちが違っているのはおもしろいけど、この人は前に寄席で聞いた時も、 同じ噺だったような気が。

あさだにせい 手品
一朝さん「幇間腹」
文楽さん「六尺棒」
客席は今日くらいがいいですねえと言われて気がつくと、2階まで開いていたのが嘘みたいに、ガラガラになっていました。昼席、なにがあったんだろう?

ゆめじうたじ漫才
相変わらずのあれだ、寝る時間だなと思っていたら、今日はねたが新しくなっていて、田中こういちさんだのたまちゃんだのと出てくるので、いつもよりはおもしろかった。

時計は8時になっていました。ここであの 一本調子の出ばやしが。扇遊様です。
入船亭扇遊「家みまい」
終わった後すぐ立って、扇遊さあんと呼んだら、ちょっとけげんそうに、とりようによっては迷惑そうに「なんですか」暖かい手と握手してもらいました。実は浅草演芸ホールが大変に寒くて、昼間ずっと持ち歩いていたセーターもコートも全部着て座っていました。だから、私の手が冷たかったのかもしれない。とにかく握手してもらえて、うれしかったです。
さん喬師匠がどこかで見ていて、あきれているかな?
いや、扇遊さんにもあきれられているかもしれません。
やっぱり、ご祝儀とかないとだめなのかな?

もんのすけさん 曲独楽
喬太郎さん「粗忽長屋」

9時過ぎに終わって、20分あるいて田原町の駅に着きました。
そう、迷子になったの(汗)
それでもどうにか最終のあさひに乗って新潟へ帰ってきました。
なんでこんなことを書いているかといえば、そう、あさひという名の上越新幹線は、これが最後だったのです。新潟駅にカメラマンがいたようでした。
最後に、うちの母に、小春団治さんってどんな顔?と聞いてみたところ 「びっくりするくらいいい男」だそうです。
私ってめんくい。ミルク。

桂小春団治さんのページ
http://www.koharudanji.com