まえのきじへほーむへつぎのきじへ

6/8のお話2

 
カリさんは用事があるのでここでお別れして、ふーみんさんたちと4人で、上野の松坂屋で夕食。
とろろそばはとっても美味しかった。
6時頃上野広小路亭にいき、名前は知らないけれど声は知ってるぞ、と思ういつものメンバーと挨拶し、そして6時半から文我、宗助の会。

ご挨拶では、いつものパターンで文我さんが宗助さんをいじめるスタイル、なんでも宗助さんは最近、胃カメラとバリウムを飲んだんだそうです。どうしてカメラが先なのか、と、ひとしきりからむ文我さんがおもしろかった。
「足袋ぬいでわらじ脱いでお上がり下さい」という「七度狐」という落語の尼さんの台詞を思い出してしまった。

文我さん「竹の水仙」
聞く前から分かってたことだけど、やっぱり江戸落語のそれよりはるかにおもしろい。

宗助さん「三年酒」

中入り

ここでふーみんさんとみつえさんは帰ったんだけれど、おもしろかったと言われ、なんか自分のことのようにほっとしました。

宗助さん「無精の代参」

文我さん「蛸坊主」
この蛸坊主が、いちばん耳新しく、聞くこと総て知らないことで、とてもおもしろかった。
竹の水仙以外は、全部お坊さんが出てきて、それもお坊さんじゅなん、といった感じで、でもおかしかった。

9時に落語会は終わり、しばらく片づけの終わるのを待って、うちあげに付いていきました。
なんと昨年、文我さんたちといったうちあげの店は、もうつぶれているそうで、なんか、昨年会えた人が今年もう逝ってしまっているような驚きでした。
宗助さんに昨年もらった扇子を渡し、これは無地だったのでサインしてくださいと頼みました。
そうしたら反対隣りにいる女の人と何やら話し合って、ちょっとちょっと私の宗助さんをとらないでくれよと思っていると、彼女が扇子に何か描き始めた。
うわーやめてくれ、と思っていたら、その女の人は落語の絵本のさしえを描く人で、宗助さんの似顔絵を描いてくれたのでした。
そしてこれが、ものすごく似ているんですって。
その絵のそばに、宗助さんもサインをしてくださいました。あーんもう驚いた。

うちあげで入った店は、日伊共同という感じで、こんにゃくのおとうしあり、ピザあり、スパゲティーもあれば日本酒もあるという、なんと私のきらいな刺身が全然ない、ありがたいお店だったので、 私もしっかり食べて、元をとってきました。きりんざんも美味しかったし。
宗助さんに「**さんは(ここは私の名前を入れて)上方落語をよく聞いてはりますね」と言われたので、思わず「だれのせいや思てますねん」と言ってしまいました。
それからお誕生日を聞いたり、いろいろ話せました。
昇太さんに会いにいったこと、そしてものすごくがっかりしたことも話したら「そりゃあ代演の人は やりにくかったでっしゃろなあ」
私にも少しは同情してくれー(笑)
文我さんからも挨拶され、私なんかにどうしてーと思いながら、徹子の部屋をみましたよと言って、文我さんにも握手してもらいました。
お酒がどんどん回り、舌ももつれかかった頃(前回はちと足りなかったので、今回は思っきり飲んじゃった)うちあげはおひらきになりました。

みんなと歩いていたはずが、いつの間にか宗助さんとうちの母との3人きりになり、ちょっとうれしかった。
旅館の近くまで宗助さんが送ってきてくれたけれど、この続きはなにもないのです。ガクッ。(笑)

旅館にいったら、遅くなるっていう電話をしておかなかったというので、キャンセルにされていて、お風呂も トイレもない部屋にされてしまいました。
私はいつも「遅くなります」って電話は入れて、今回だけさぼっちゃったんだけど、それがそんなに意味のあることとは知りませんでした。
しかし料金が700円安くなって、トイレは部屋の向かいにあって、私にも一人でいける所でよかった。続く。
ミルク。
 

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