CAAMORA / Journey's end


いまいちばん好きな曲を1曲挙げるなら、このアルバムの「Bonding」。
カーモラはクライブ・ノーランとポーランド人女性ヴォーカル、アグニエスカ・スウィタ嬢によるユニットで、以前「She」という作品を紹介した。

作曲者のクライブ・ノーランは「She」では出演者だったので楽器はプレイしていなかったが、本作ではちゃんとピアノを弾いている。「She」の中でオーケストラをバックに歌われていた曲が本作ではピアノやアコースティックギターなど最小限の伴奏になっているのでヴォーカルがさらに際立ち、かなり違った雰囲気を味わえる。
「Bonding」は、実は今回もゲスト参加しているマジェンタのクリスティーナ嬢の歌。これも「She」からの曲だが、こちらの方がずっと心にしみる。
クィダム、エリス、リーブズ・アイズと聴いてきたが、やはりクライブ・ノーランの曲とクリスティーナ・ブーシュの歌という組み合わせが今のところ最強だと思う次第。