Genesis Revisited 2013 Japan Tour

5月15日(水)

いまおいらがステージをナマで見たいアーティストの第1位、スティーヴ・ハケットのジャパンツアーのチケットが届いた。
(初来日ではないが、前回は来ていたことを知らなかった(^^;)。)
最終日の6月9日、川崎のクラブ・チッタ。
まだ立ち見券ならあるかも?

すでにヨーロッパツアーの映像もYouTubeにアップされているが、おいらが中野サンプラザでジェネシス初来日公演を見てから35年、えらい時代になればなるものだ。
YouTubeには、その初来日のときの大阪のライブ映像まである!

  

当時はフィル・コリンズがこんなにギャグっぽい人だという情報もなかったから驚いたよな〜。

ジェネシス初来日のとき、すでにハケやんは脱退していたので、当時のメンバーと今回の来日メンバーは1人もダブっていない。
しかし初期ジェネシスのロマンティシズムを支えていたのはやはりスティーヴ・ハケットのギターだったと思うし、今回のメンバーの方がより「ジェネシスっぽい」ような気がする。
 

6月9日(

クラブチッタで千葉さんと合流。
10,300円の立見券も出る大盛況だったが、やっぱりファンは我々同様、50代以上のおじさんが多い(^^;)。

おいらがジェネシスを聴き始めたのは38年前だが、演目はまさにその当時の曲ばかり。
ジェネシスは中毒性が高いので、ハマってしまうとしばらく他の音楽が受け付けられなくなってしまうのだが、さすがに38年間もずっと飽きずに聴き続けられるわけもなく(笑)、のちにRUSHや IQ に関心が移り、現在は正直「夢中になっている」と言えるアーティストは不在の状態だった。
ただ、ハケット先生のここ数年のソロ作品はすばらしくて、来日したら見に行きたいと思える唯一の存在だった。
そういう意味では新しめの曲も聴きたかったというのが本音なのだが、それでもおいら史上ベスト5に入るすばらしいライブだった。
6人のうち本当にジェネシスのメンバーだったのはハケット先生だけなのだが、それでもジェネシスがプログレ史上最強だったことを証明するには十分な内容だった。

下の動画は1ヵ月前のものなので今回の「Supper's Ready」に一番近いと思われるが、ラスト2分のギターソロは今回の方がもっとハケやん大暴れでした!

   

ヴォーカルのナッド・シルヴァンはジェネシスオタクのスウェーデン人だそうで。
フラワーキングスのロイネ・ストルトのプロジェクト「エージェンツ・オブ・マーシー」に参加、アルバムを3枚出している。
ロイネ・ストルトのヴォーカルはジョン・ウェットン似だが、ナッド・シルヴァンはフィル・コリンズとロイネ・ストルトを混ぜたような声。
アルバムではもっとピーター・ガブリエルに似て(似せて?)いたが。

終わってもまだ7時半だったので、「とり鉄」という居酒屋で3人で打ち上げ(笑)。
チェーン店にしては鶏も野菜も吟味されていて、なかなかよかった(^_^)。おしまい。