ジョン・ウェットン来日公演

1月17日(火)

きのう出勤したので代休。
気温5℃の中、渋谷へ ジョン・ウェットンを観に行った。

渋谷に住んでいたのは20年も前のことだが、つい最近のような気もする。

ほぼ完成し、オープンを待つばかりの東急文化会館跡地の高層複合ビル(渋谷ヒカリエ)。
しかし駅側は、東横線を地下化する工事の真っ最中だった。

ハチ公。

昔の東横線!

渋谷クラブクアトロって初めてだが、ブックオフの上だとは思わなかったので、少し道に迷ってしまった。
現地で千葉さんと合流。
来場者の年齢層はやはり高目で、意外と女性客も多かった。
開演までの1時間、ずっとRUSHがかかっていたので、本番前にすっかりテンションが上がってしまった(^^;)。

ジョン・ウェットンはキングクリムゾン、UK、エイジアなどプログレの王道を歩んできた超ベテランのヴォーカリスト/ベーシストで、去年は再結成したUKでの来日だったが、今回はソロプロジェクトでの公演。
彼以外のメンバーは John Mitchell(G)、Martin Orford(Kb)、Steve Alexander(Ds)。
なんとキーボードは元IQのマーチン・オーフォードである。
おいらがチケットを買ったのも、完全にマーチンをナマで見るためだったのだが、はたして来場者のうち彼を知っていたのは何人ぐらいだろうか?

演奏された曲はほとんどジョン・ウェットンのソロアルバムの曲と思われ、あとはエイジア3曲、キングクリムゾン1曲。
客のノリを見てると、どうやら9割はエイジアのファンだった人のようだ。
なにしろ1983年の来日公演は日本武道館と大阪城ホールだったからな〜。

マーチンは地味なプレイに徹し、予想通りの古色蒼然としたライブだったが、最後の「Starless」はキングクリムゾンの「レッド」がお気に入りの千葉さんも感動しておられたので、よかったよかった。
ライブを観たあとで発見した下の動画は2年前のものだが、同じメンバーのようだ。

古いプログレファンならこんなギターは許せないだろうが(笑)、あくまでもジョン・ウェットンの歌の伴奏であり、キングクリムゾンのコピーじゃないわけだから、文句を言う方がヤボというものだろう。

それにしても、マーチン・オーフォードがエイジアの曲を演奏しながらコーラスに参加してる姿ってあんまり見たくなかったかも〜。
ジョン・ウェットンより声にハリがあるし!(笑)