Canon PIXUS iP2700

16/11/18


まだ新しいと思っていたうちのプリンター(キャノン MP270)、買ってからいつのまにか6年経っていた。
毎日のように使い倒していれば壊れてもおかしくない年月だが、まだ壊れてはいない。
ただイエローのインクが出ないだけである(壊れてるやん!)。
テストページをプリントすると「ブルー、マゼンタ、イエロー」ではなく「ブルー、マゼンタ、マゼンタ」になってしまうのだ。

キャノンのプリンターはインクが高いことで定評があり、うちでもカートリッジに穴を開けて補充インクを注入して使っていた。
MP270 用のカートリッジはプリンターヘッドを兼ねている。(だからなおさら高い。)
イエローのインクを補充してもマゼンタが出るということは、ヘッドのイエローの部分が詰まっているというような物理的な原因ではなく、本体からカートリッジへの命令系統が壊れているということだろう。
カートリッジの故障ならカートリッジだけ買い替えれば解決する問題だが、本体の故障である可能性もゼロではないのだ。

ところが、カートリッジだけ注文すると一式(カラーと黒)4,590円なのに、現行機種であるキャノン iP2700 は、MP270 と同じカートリッジが一式付属して、アマゾン価格 3,400円。
買った(笑)。
(USB ケーブルは別売だが、先日壊れた外付けHDDのケーブルで代用できた。)

もはやプリンターの付属品としてインクが付くのではなく、インクのおまけにプリンターが付く感覚。
しかも、おまけが付かない場合より安い。
プリンター本体より消耗品で商売しようというキャノンの意図はわかるが、こうなるといくらなんでもインク代の設定に問題がありはしないか?
MP270 はスキャナーやコピーも兼ねた複合機だが、iP2700 は単純なインクジェットプリンター。
プリントアウトした書類を受けるトレーがないので、それなりに広い机の上に置くか、板のようなものを下に敷いて使うしかない。
インクカートリッジを MP270 に取り付けて問題がなければ(つまり本体の故障でなければ) iP2700 本体の方は誰かにあげてもいいのだが、もらった人はインクを買わねばならず、インクだけ買うより本体の方が安いから本体を買い、また本体が余るという繰り返しになってしまう(-_-;)。
せっかく新しいので、ちゃんとプリンターとして使用し、MP270 はスキャナー専用に(写真下)。

iP2700 のテストページを印刷し、それを MP270 でスキャンしたのが上の写真。
結局、MP270 本体の故障なのかカートリッジの故障だったのか、今となってはどっちでもいいことなので検証もしていない(笑)。

参考ページ:Canon PIXUS MP270

やっぱりアマゾンでも本体のみの中古が500〜600円で出ているような。
どこかで使用済みのカートリッジを入手して補充インクを入れて使う以外には買う意味がなさそう。