2010/8/18 氷あずき食べ歩き

 
8月18日(水)

月・火と出勤したところ、思いがけずきょうは代休をもらえたので、今年まだ一度も食べてなかった氷あずきを食べに行くことに。
なにしろ御徒町の「福助」が閉店してしまったので、積極的に食べたいと思う店がなくなっていたのだ。
まずは神田で昼食。


「トプカ」のマトンカリーを食べに行くつもりだったが、そう言えばまだ「やまいち」に行ったことがなかったと思い、予定変更。
ここは「勝漫」でカツを揚げてたおじさんが独立し、「勝漫」のすぐ近く(「庄之助最中」の隣り)でやってるお店。
参考記事:
http://toshihak.lolipop.jp/gourmet/090713.html

カウンター4席、テーブルは7人掛けと2人掛けの2つ。
お昼時なので混んでいたが、大テーブルが1席空いていて、すぐに座れた。
「特ロース定食」を注文。


この写真、実は10年前に「勝漫」で撮ったものだが、これと寸分たがわぬものが出てきた。
違いは皿に「やまいち」と屋号が入っているのと、値段が2千円ポッキリ(税込)になっていたこと。以前は2,100円プラス消費税で、2,205円というハンパな値段だった。

う〜ん、やはりおいらはこのとんかつが一番好きだ。
ソフトでジューシーで濃厚な味わい。
煮たり焼いたりせず、豚肉の素材の味をストレートに表現する最善の調理法がとんかつであることを認識させてくれる。

銀座線に乗り、田原町で下車。

雷門一丁目交差点からスカイツリーを臨む(写真左)。
浅草・新仲見世(写真右)。
スカイツリーがここまでの高さにならなければ見えなかっただろうし、また、この高さで見えるのは今だけなので、貴重な写真だ(笑)。


ひさご通りの「初音茶屋」。
かき氷ではけっこう有名な店であるらしい。
ここは何度も通っているはずなのに、たたずまいが地味なので気付かなかった(^^;)。
近所のおじさん、おばさんがチャリで来店しているところが下町っぽい。

氷あずき、550円。
「福助」同様、上にあずきが乗っていないところが正しく東京スタイルだ。
中に入っているのもあんこではなく、ゆであずき。
特筆すべきは、この氷の細かさ!
かき氷と言うより、完全に「雪」!
店内はかなり冷房が強く、また器がキンキンに冷えているので、最後までグズグズにならないのも驚き。
しかし、おいらはあのグズグズを最後にグッと飲み干すのが好きなんだけどな〜。
まあ、うまいことはうまいし、もう1杯おかわりしようかとも思ったが、せっかくここまで来たので千束通りの「デンキヤホール」の氷あずきも食べてみたいと思い、店を出た。

ところがデンキヤホール、水曜定休(-_-;)。
おいらが水曜に休むなんてめったにないことなのに、それと重なってしまうとは・・・。

なんと「梅むら」も臨時休業だった。
浅草のこのエリアは遅いお盆休みを取る店が多いのかも。
こうなると「初音茶屋」だけでも開いててラッキーだったと思うしかない。


浅草寺の二天門前の交差点より / 吾妻橋


駒形橋 / 駒形橋の反対方向


浅草橋方向へブラブラ歩くと、バンダイの本社ビルが(写真左)。
手前には「駒形どぜう」。
ここを歩くのは初めてだったりする。

「モヤさま2」に出てた花火屋を発見!(写真右)
もし子どもがいたら、素通りはできなかっただろうな〜。

浅草橋からJRで十条に向かい、日光の天然氷を使っている「だるまや」へ。
カンカン照りではなかったものの、猛暑の中をけっこう歩いたので、さぞやうまかろう。

「だるまや」の氷あずき、730円。
4時でも店内は満員。今年のかき氷屋は儲かっただろうな〜。

ここのはゆであずきではなく、つぶあん。
しかし天然氷ならではの清涼感と、甘さの中にもあずき本来の風味があって素性の確かさが感じられるつぶあんのハーモニーは、これはこれですばらしい。
最後のグズグズまで堪能(笑)。
でもやっぱり、おいらが求めるイメージとはちょっと違う・・・。惜しいな〜。