2009/7/13 勝漫 & GROM

 
七夕賞で儲かったので「喜寿司でランチ→万惣でモモパ」のゴールデンコースを予定して出発したのだが、ルミチンがあまりにもおなかが減りすぎて、もっとガッツリ食べた気がするものがいいというので、久々に神田の「勝漫(かつまん)」へ。
この店、いつも開店前から2〜3組の客が外で待っていたものだが、11時半に到着した我々が一番乗りだった。
ゴマ油でいぶしたような雰囲気だった店内がなんだか小奇麗になり、少し広くなっていた。
そして従業員が増え、なんとご主人もチェンジしていた。
一番乗りの我々も、次に入って来た3人組のサラリーマンも、その次の2人連れも、みんな大テーブルに座らされた。
新しく増えた4人掛けのテーブル席もカウンターもみんな空いてるのに、いきなり大テーブルに相席で7人座らせてしまう感覚というのはちょっと理解できない。客に好きな席に座らせるのはそんなに面倒なことだろうか。満席になれば多少窮屈になってもやむをえないとは思うが、まだ空席の方が多い段階で、どうして窮屈な思いをさせられなければならないのだ?
それに、厨房の規模は同じで、ひとりで揚げるという状態は変わっていないのだから、従業員が何人いたところで、混雑時は注文した料理が出てくるまで長時間待たされることに何の変わりもないのではないか?

ルミチンが注文した串カツ、メンチカツ、クリームコロッケの盛り合わせ定食(1,600円)。
おいらはおなじみの「大かつ丼」(1,500円)にしたので写真は撮らなかったが、以前はタマゴの黄身と白身がほとんど目玉焼きのように分かれ、ハンバーグみたいに黄身をソースとして楽しむ感じだったのだが、きょうのは黄身と白身がほどほどに混ざっていて普通のカツ丼に近かった。
そして明らかにツユが多く、この店にしてはいささか甘口だった。
より「カツ丼らしく」なったとは言えるかもしれないが・・・。
おいら的にはいろいろと違和感を覚えたものの、味は落ちていないようだし、ルミチンも感動してたし、予算も「喜寿司でランチ」の半分でおさまったので、まあよかったということにしておこう。
(なお、家に帰ってから調べてみたら、勝漫の前の職人さんはおととし独立して、すぐ近所に「やまいち」という店をオープンしているらしい。あの人がご主人じゃなかったというのが驚き! 次は「やまいち」へ行くぞ!)

デザートも万惣ではなく、中央線で新宿まで足を伸ばし、丸井1Fにオープンしたイタリアンジェラートの「GROM」へ行ってみた。
http://www.grom.jp/

5〜6人ほど行列していたが、平日の昼間だからこの程度ですんでいるらしい。

左はベネズエラ産チョコチップ入りの「ストラッチャテッラ」(白い方)とピエモンテ産ヘーゼルナッツを使った「ノッチョーラ」、右はグァテマラ産コーヒー使用の「コーヒー」。
どれもうまいが、特にコーヒーはすごい濃厚なコーヒーの味!
小さなカップで490円という強気のプライスだが、ミラノ店と全く同じものが食べられると思えば高くないのだろう。
今度はピーチやメロンの「ソルベ」も食べてみたい。