Chameleon in the Shadow of the Night 1973

1973年5月、ハミルのソロ第二作目。
1976年以降、VdGGの日本盤が出るようになってから、ハミルのソロアルバムも、新作からは「オーバー」、旧譜からも「フールズメイト」や「イン・カメラ」が日本盤でリリースされた。
ところが、本作は89年にCDが出るまで、日本では未発売のままだった。
おまけにこの作品は、Sofa Soundというレーベルの最初のアルバムとして発表され(どちらかと言えばジャケットもチープな作りだった)、輸入レコード屋でもプレミアが付いていた。

VdGGの解散中に作られたソロアルバムだが、参加メンバーはまるっきりVdGGであり、ハミルに言わせれば「ポーン・ハーツ2」なのであるらしい。
アコースティックギターの弾き語り、ピアノの弾き語りなど、ハミルの個人色が強まってはいるものの、たしかに"Black Room"や"The Tower"などはほとんどVdGGである。

2007年のハミル単独の日本公演では、グランドピアノで"In The End"を演奏。
すごかった(-_-;)。