macOS Big Sur ベータ(2)
20/11/10
11月5日、macOS Big Sur 11.0.1 beta 2 が公開された。
特に大きな問題がなければ、日本時間11月11日午前3時より開催されるスペシャルイベント「One more thing.」でリリース日が発表され、そのままリリースされるかもしれない。
今回は、バカみたいに安くなった外付けSSD を調達し、macOS Big Sur 11.0.1 beta 2 をインストールしてみた。
最近は2.5インチより小さなポータブル SSD も出ているが、家で使う用だし、あまり小さいのも見すぼらしいので、Mac mini 2012 時代と同じように 2.5 インチの SSD をケースに入れる方式を採用。
超PayPay祭くじで当たった800円OFFクーポンを使って、PayPayで5,858円のお支払い。安くなったな〜。
品物が届いた。
SSDをケースに入れたところ。透明で、中が見える。
外付けSSDを何個も持つ人にとっては便利だろう。
ブルーが電源、グリーンはデータの読み書きのときにピカピカ光る。未来的!
Mac 用に初期化してから使用。
■インストールは忍耐強く
今回の Big Sur 11.0.1 beta 2 はかなり時間がかかった。1回目は、あまりにも遅いのでフリーズしているのではないかと思ってマシンを強制終了したほどである。2回目は念のために Shift を押しながら「セーフブート」で起動してからインストール作業を開始。やはりかなり時間がかかったが、なんとか完了。Mojave の全データを移行した。
■デスクトップ
上は Big Sur、下は Mojave。
上の写真では閉じてあるが、外付けSSD(Big Sur)が接続されていると、Mojave 起動時に下のようなお知らせが。
「Big Sur」で使用されている機能が Mojave には対応していないらしいが、これが毎回出てくるのがイヤなので、解決策を模索中。
左が Big Sur、右が Mojave。メニューバー、ドックが少し変わったほか、TimeMachine など各種アイコンにも変化が見られる。
やはり Mojave から見ると外付けSSDは「Big Sur」と「Big Sur - Data」の2ボリュームになっていて、それぞれファインダーで開くことができる。
■「このMacについて」
Mojave から見た Big Sur。
■システム環境設定>起動ディスク
上は Big Sur、下は Mojave。
Big Sur の「起動ディスク」からは Mojave を選んで再起動できるが、その逆は前回と同様、できないままである。
Mojave から Big Sur に切り替えられないというのも「このディスク(Big Sur)で使用されている機能は、このバージョンのmacOS(Mojave)には対応していません」の一例なのだろう。
Big Sur で起動するためにはオプションを押しながら再起動して上の画面を出すしかないが、前回は「EFI Boot」などとなっていた Big Sur が正しく表示されるようになった。
■ディスクユーティリティ
Big Sur 側のディスクユーティリティで、外付けSSDの情報を階層の高い順に見ていこう。
「Big Sur」はおいらが書き換えた名前で、もともとは「Update」だった。
フルネームは以下の通り。
あいかわらず「システムボリューム」と「システムスナップショット」の関係がわかりにくい・・・。
続いて Mojave 側のディスクユーティリティから見た外付けSSD(Big Sur)。
■その他
前回 Avast が使えなかったが、 Big Sur 側の修正があったと見え、ちゃんと使えるようになった。
■11月11日追記
Big Sur の公開は日本時間11月13日と発表されたが、きょう(11日)ベータ版に新しいアップデート「macOS Big Sur Release Candidate 2」が出た! 3.67GB だからそこそこの量。
「バージョン 11.0.1」とあり、「Beta」の文字が取れた。
世間よりひと足早く正規の Big Sur になったわけである。
しかし Mojave に切り替えるとあいかわらず「互換性のないディスク」のお知らせが出る。
やはり Mojave と互換性がないのは動かし難い事実なのだろう。
それはそれとして、お知らせを出なくする方法はきっとあるはずなので、誰か発見してほしい(笑)。