mac OS High Sierra 10.13.1
クリーンインストール
VirtualBox が動いた!
内蔵HDD も High Sierra に
17/11/06
High Sierra では macOS アップデートのインストール前に追加のスナップショットがひとつ保存されるようになったという。
参考:Time Machine のローカルスナップショットについて(アップル)
おいらはデスクトップの Mac(mini)しか使っていないので TimeMachine 用の外付けHDDがつなぎっぱなしであり、ローカルスナップショットとか言われてもあまり関係のない話ではある。
さて、High Sierra の最初のアップデート、10.13.1 が公開された。
ダウンロードし、DiskMaker X 7 で 10.13 のインストールディスクを 10.13.1 に作り直す。
8月の「 macOS High Sierra Beta(2)」では、内蔵HDD の High Sierra Beta からパラレルズで仮想Windows 7を起動し、外付けSSD を接続して、TxBENCH で SSD の Secure Erace を実行したが、今回は内蔵HDD が Sierra にダウングレードし(笑)、仮想アプリもパラレルズからフリーソフトの VirtualBox に替わり、Windows だけが7から10に出世した。
SSD の Secure Erace が完了したら 10.13.1 インストールディスクから起動。
ディスクユーティリティで SSD を APFS フォーマットで消去し、10.13.1 をインストール。TimeMachine から全てのデータを移行。
できました。細かい手順は Sierra のときと同じなので、「mac OS Sierra 10.12.1 を新規インストール(改訂)」を参照。
VirtualBox はバージョン 5.2.0 で High Sierra に対応したが、おいらの環境ではインストール途中でエラーが出てしまうことは前のページでお知らせした通り。
ところが、High Sierra 10.13.1 をクリーンインストールしたら VirtualBox 5.2.0 も問題なくインストールできた!(写真下)
これは 10.13.1 にアップグレードしたからと言うより、なんらかの不具合がクリーンインストールによって解消されたという方が事実だろうと思う。
Windows 10 をインストール。
TxBENCH もインストール。
Sierra 環境が完全に必要なくなったので、内蔵HDD も High Sierra にしたい。
最初は High Sierra インストールディスクから起動し、ディスクユーティリティで外付けSSD を内蔵HDD に復元しようとしたのだが、なぜか外付けSSD が復元元に選べないので、ディスクユーティリティを終了し、「Time Machine バックアップから復元」で、外付けSSD の最新のバックアップを内蔵HDD に復元。
内蔵HDD を「High Sierra HDD」と名付け、いろいろテストして、ちゃんとVirtualBox 5.2.0 で Windows 10 も動いた!
ところで、ディスクユーティリティで内蔵HDD を選択するとフォーマットが APFS になっていた!
APFS で初期化した覚えはないので「Time Machine バックアップから復元」の作業時に勝手に変わったとしか考えられない。
その前に、ディスクユーティリティによる復元(まるごとコピー)ができなかったのも、復元先(HDD)が HFS+ だったからなのか?
たしかに、しょせん HDD だから SSD より重いのは仕方がないが、前よりはスムーズに動くようになった気がする(笑)。