iPhone 5S でテザリング
iPhone 5S でテザリング
macOS Sierra ベータ
16/09/01
ワイモバイルの iPhone5S を使う場合、プランを最大のL(7GB)にするか、または最小のS(1GB)にしてポケットWi-Fi を同時契約するかの2択になるだろう。料金は似たようなものである。
うちはもともとポケットWi-Fi(ASAHIネットの WIMAX2+)を使っていたのでSにしたが、その WIMAX2+、別府に来てからは山に近いせいか Wi-Fi の電波が弱く、ルータのアンテナが3本立ったことがない。
ちょうど2年経ったので WIMAX2+ を解約し、iPhone5S のプランをSからLに変更。USB で Mac につなぎ、テザリングでネット接続することにした。
テザリングとは、ポケットWi-Fi が普及する以前、主に外出先でノートPCをネットに接続したいときにケータイやスマホをルータ代わりにするという古典的なワザで、時代の潮流に逆行すること甚だしいが、前述のように料金的にはそれほど変わらず、何より 4G の高速通信に慣れてしまうともう Wi-Fi には戻れない(特にうちの場合)。
iPhone5S でのテザリングは超簡単。
設定で Wi-Fi と Bluetooth をオフにし、インターネット共有をタップ。
インターネット共有をオンにすると右の画面になるので「USBのみ」をタップ。
Wi-Fi や Bluetooth でも接続可能だが、USB だと iPhone を充電しながら使えるので便利だ。
共有成功。
Mac側のシステム環境設定>ネットワークで、Mac の Wi-Fi も「切」に。
「必要ない場合は無効にする」には必ずチェック。
iPhone USB との接続に成功!
フレッツ光やケーブルテレビに加入しなくても高速通信が楽しめマス。
Mac OS X はバージョン10.11で終了し、名前が macOS に変わることになった。
おそらく iOS 10 が OS X とまぎらわしいので、表記スタイルを iOS と統一したのだろう。
macOS バージョン10.12は「Sierra」と命名された。
さっそく macOS Sierra のベータ版をダウンロード。
インストール前に TimeMachineバックアップをとっておき、例によってインストールUSBを作ってみよう。
インストールディスクにするUSBメモリ(8GB)をマウント。
ここでは名前を「sierra」としておいた。
ターミナルで以下のパスを入力。
sudo /Applications/Install\ macOS\ Sierra\ Public\ Beta.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/sierra --applicationpath /Applications/Install\ macOS\ Sierra\ Public\ Beta.app
USBメモリのフォーマットに同意(Y)すると自動的にインストールディスクの作成が始まる。
「Done.」が出たら作業完了。
「sierra」が「Install macOS Sierra Public Beta」に変わっている。
容量は4.79GBとコンパクトになった。
オプション起動で「Install macOS Sierra Public」から起動。
ディスクユーティリティでインストール先を消去してから Sierra をクリーンインストールし、TimeMachine から全データを移行。この間の写真は省略(笑)。
デスクトップはインストール前の El Capitan とほとんど変化なし。
このあと、さらにベータ6(16A304a)へのアップデートを促された。
ちょっと使ってみた感じとしては、El Capitan 10.11.6 よりむしろ安定感があるかも。
Sierra の最大の目玉は iOS でおなじみの Siri が導入されたことだが・・・
なるほど、Mac mini のどこに話しかければいいのかと思っていたが、Mac の音をステレオで聴くために USB で接続しているサウンドキャプチャにマイクを差し込めばいいようだ。
家でひとりで Mac と会話するのはイヤなのでまだ試してはいないが・・・
(何のために Sierra にアップグレード?(^^;))
なお、久々にインストール条件が引き上げられたので注意。もう iMac 2007 では無理!