やってもーた! 新型Mac mini
マウスとキーボードを新調
やってもーた! 新型Mac mini
セッティング
Windows XPをインストール
07/08/26
7月、Macのキーボードとマウスを最新のものにチェンジ。
純白なので、汚れないようにキーボードにはカバーも装着。
なお、これは将来インテルMacを増設するための布石であり、1組のディスプレイとキーボードとマウスを2台のMacで使えるように、もうCPU切替機につないでいる(笑)。
うちのディスプレイはケーブルの取り外しができないタイプなので、コネクタも購入(写真下、青いソケットをつないでいる黄色の部分)。
マウスは今までのものよりクリック感が少し固くなったが(まだ新品だからか?)、マウス全体がワンボタンという特殊な形状ながら、Windowsのように右クリックとスクロールを可能にしている。これは便利!
キーボードからは電源キーがなくなり、Mac本体の電源ボタンを使わなければならなくなった点がMacらしさを多少損なっているものの、フルキーボードでこれだけコンパクトにまとめられていれば言うことなし。
ただし「@」など、OS9で使えないキーあり。辞書登録などの工夫が必要。
今回購入したものの価格は以下の通り。
品 名 |
型 番 |
メーカー |
購入店 |
価 格 |
キーボード | M9034J/A | Apple | アマゾン | ¥3,698 |
キーボードカバー | PKB-MAC6 | ELECOM | アマゾン | ¥1,338 |
マウス | MA086J/A | Apple | アマゾン | ¥5,484 |
パソコン切替機 | SW-KVM2WVU | サンワサプライ | アマゾン | ¥4,300 |
VGAコネクタ | HD15S-FF | サンワサプライ | ヨドバシカメラ | ¥1,050 |
御徒町へ氷あずきを食べに行った8月13日、帰りに秋葉館に寄ってみると、新型Mac miniがお持ち帰り可能だった。
今月8日、新型iMacと同時に発売され、ネットショッピングではすでに初回分を売り切って「予約受付中」になっていたマシンである。
1997年製のベージュG3MT266をG4/733に改造し、無理やりOSX10.3.9までアップグレードして、9年間だましだまし使ってきたことをネタにこのページを書いてきたのだが、PC切替機とキーボードとマウスを買い、あとはインテルMacの本体さえ買えばいい状態にしてあったのは前述の通り。
本命は秋に登場するであろうOSX10.5搭載のMacBookだった。
しかし、Mac miniにもついにMacBookと同じ Intel Core 2 Duo が搭載され、メモリは標準で1GB。上位機種はHDが120GBに増量された。
これで実力的にMacBookと肩を並べ、5万円も安いとなれば、OSX10.5はあとから買ってもいいやという気にさせられてしまうもの(笑)。もっとも、十分に成熟したOSX10.4タイガーの方が安心して使えることは確かであるが。
そんなわけで、2.0GHz Intel Core 2 Duo processor、スーパードライブ搭載の上位機種をカードでお買い上げ。
メモリはあとから自分で増設するのは面倒らしいので、2GBマンタンにしてもらった。
お店で取り付けてもらうため、外で1時間ほど時間をつぶしてからお持ち帰り。107,780円ナリ。
しかし、荷物が軽い〜。これでほんまにパソコンか?
もちろん右上の四角い箱がMac miniだが、とてもパソコンが1台増えたようには見えない。
PC切替機のモニターケーブルと2本のUSBケーブル(キーボードとマウス用)をMac miniにつなぎ、電源ケーブルをコンセントに挿せば準備完了。
それまでの環境(アプリケーションの初期設定やメールのデータなど)を新しいマシンに移行する場合、古いMacをターゲットディスクモードにしてFirewireで接続すれば外付けHDとして認識される。
ところが、ベージュMacにはFirewireこそ増設していたものの、いかんせんマシンが古すぎて、「T」を押しながら起動しても普通に起動してしまった(-_-;)。
やむをえず、バッファローの外付けHDにユーザフォルダとアプリケーションフォルダをコピーし、これをMac miniにつなぎ替えて、チマチマと移動させた。
iTunesやメーラーなどは難なく引っ越せたが、DragThingなどいくつかのアプリケーションはシリアルナンバーを再入力する必要があった。
LANケーブルをつなぐ。ネットにも一発接続!
エルゴソフトのサイトで、EGBRIDGEをインテルMac対応の universal2 にアップグレードした。
FLASHやPhotoshopも、いま使っているのはそれぞれCS3にアップグレードできる最後のバージョンなので、CS4が出るまでにはなんとかしたい。2年ぐらいは大丈夫かな?
OSX10.4タイガーは、起動がすばらしく早い!
そのせいか、アプリケーションの起動はなんだか遅く感じてしまう。
立ち上がってしまえばどれもサクサク動くのだけれども。
グラフィクス機能はiMacなどよりは貧弱であるらしいが、今までのRADEON9200に比べりゃじゅうぶん感動モノ。写真はさらに美しく、動画もコマ落ちせずにきれいに映る。
新発売の iLife'08(iTunes、iPhoto、iMovieHD、iDVD、iWeb、GarageBand)がプリインストールされているのがうれしい。
とくに iPhotoはかなり進化しているらしく、これに伴い、ドットマック(.Mac)に「webギャラリー」機能が追加され、容量も1GBから10GBに増えた。
ぜひとも「とし博」の写真集に使ってみたい。
タイガー付属のDVDプレーヤーも申し分ない。やっとMacでまともにDVD鑑賞ができるよ!
ところで、まだちゃんと使えるMacがあるのに新しいMacを買うと、とたんに古いMacが壊れてしまうという話をよく聞く。俗に「アップルタイマー」と呼ばれる超常現象である。
うちのベージュMacも、OS9専用にしている30GBのHDが突然不調になり、いくら修復してもエラーが出るようになってしまった。今までに全くなかった症状である。
本当はタイガーの動作確認が完全に終わるまではOSX10.3環境も使える状態で残しておきたかったのだが、気が短いもんで、OSX10.3が入っている80GBのHDを初期化し、そちらにOS9をコピー。ベージュMacを完全にOS9専用機にしてしまった。
モニタとキーボードとマウスは共用。
(そーいや、もう薄型タイプの新しいキーボードが出てしまった・・・。)
オーディオキャプチャ、プリンタ、外付けHDはハブを使って全てMac miniに接続。
ファイル共有で、ベージュMacからMac miniのドロップボックスにアクセスできるようにした。
Mac mini側はデスクトップにドロップボックスのエイリアスを置き、「とし博」用の原稿や画像をどんどん放り込んでいく。PC切替器のスイッチを切り替えれば、すぐにベージュMacでこれを取り出して使えるわけである。
インテルMacなら一度はやってみたいのがこれ。
会社のPCにインストールしたWindows XPのCDを使い、Mac Fanの付録を参考に、ちょっと練習してみた。
まず、ブートキャンプを使ってのインストールでは、途中でキー入力を要求されるところがあるのにキーボードが働かず、そこで頓挫してしまった。
ネットでいろいろ調べたら、キーボード以外の周辺機器は、マウスも含め、全て本体から外しておかなければならないらしい。そういう大事なことは付録にも書いておけよ〜。
2度目は無事にインストール成功。
しかし、こんどはブートキャンプであらかじめCDを作っておいたMac用ドライバがインストールできない。Windows XP側のインストーラを新しいバージョンにアップデートする必要があるという。
しかし、アップデートするためのネット機能は、Mac用ドライバをインストールしないと使えないのである。なんというジレンマ!
次に、パラレルズ・デスクトップというソフトの体験版を試してみる。
こちらはブートキャンプのようにOSXを終了させることなく、デスクトップ上でWindows XPを仮想マシンとして動かすというもの。
仮想マシンの起動時に、Mac用ドライバも自動的に組み込まれるようになっている。
すでにブートキャンプでWindows XPがインストールされている場合、それがそのまま仮想マシンのOSとして使えるので、インストールの手間が省け、素早くセッティングできる。
Macの中にWindowsが!
これはネットにもつながるし、なかなかすばらしい。
OSXを立ち上げたまま「GyaO」が見れるのはちょっとした感動だ。
サービスパック2もインストールできたし(これでブートキャンプ側にもMac用ドライバがインストール可能)、セキュリティのためのアップデート(60個もあった!)も全て完了し、とりあえずフリーのアンチウイルスソフトも入れておいた。
しかし、オーディオキャプチャのXP用のドライバをインストールしようとしたら、危険なのでやめたほうがいいと警告されてしまった(その警告は無視してもかまわないものであることを知ったのはずいぶんあとのこと)。
オーディオキャプチャが必要なのはカセットなどのアナログ音源を取り込むときだけなので、とりあえずMac miniのヘッドホン端子とDENONのアンプの入力端子をダイレクトにつなぐ。
MOドライブやLaCieの外付けスーパードライブ(ファイヤーワイヤー)と共に、オーディオキャプチャもひとまず休養だな〜。
ブートキャンプで作ったWindows用のパーティションや、パラレルズ・デスクトップで作った仮想マシンは、どちらも簡単に削除することができる。
ブートキャンプはまだβ版だし、パラレルズ・デスクトップもすでに製品化されているとは言えまだまだ開発途上のソフトなので、今回はあくまでもテスト。
次のOSX10.5でブートキャンプが正式に組み込まれたら、どうせならOEM版のWindows VISTAを買って、インストールして遊んでみたいものである。