DragThing

 06/05/24 

ドックよさらば!

前にも書いたが、Mac用のランチャーと言えばDragThingにとどめをさす。
しかし、会社のMacはOS9.2なのでDragThing2.1を使っているが、自宅ではOSXのドックで間に合わせていた。

DragThingの最新バージョンは5.6.4で、OSX10.3.9以上、インテルMacにも対応している。
買えばすむことなのだが、おいらはまだ海外のシェアウェアを注文した経験がなかったので、二の足を踏んでいたのである。

DragThingは無料でも使えなくはないが、起動するたびにユーザ登録ウィンドウが開き、「まだ登録しない」ボタンを押さなければならないし、未登録のままだと機能にも制限がある。

タダでしばらく使っていたが、やはりDragThingなしの生活には戻れなくなってしまった(笑)。
なにしろパフォーマユーザだった十年前から使っていたソフトであり、おいらにとっては「Macの基本ソフト」も同然。おいらにとってのMacの魅力の何割かは、実はDragThingによってもたらされていると言っても過言ではない。

思い切ってユーザ登録ウィンドウで「オンラインで注文」ボタンをクリックし、「Kagi」というサイトにアクセスして、クレジットのカード番号など、必要事項を入力して注文。
あっというまにユーザIDの書かれた英文メールが返送されてきた。
かくして、ようやくOSX用DragThingの正規ユーザになった。お値段は29ドルなり(日本円で3406円)。
 


これこれ! 左上にDragThingがあってこそ、正しいMacのデスクトップというもの。
邪魔なドックもなし!(しかしカーソルを画面の右端に持っていくとちゃんと出てくる。)

上の写真の右下にあるゴミ箱に注目していただきたい。
DragThingは究極のランチャーソフトなので、これさえあれば目障りなドックに用はない。
しかし、OSXのゴミ箱はドックに組み込まれ、そこから出すことはできなかった。
システム環境設定でドックを「隠す」に設定すると、ゴミ箱も見えなくなってしまう。
そこで、OSX用のDragThingは独自にゴミ箱を用意し、ゴミ箱をデスクトップの好きな場所に置くことができるという、OS9までの常識を復活させたのである!(おまけにゴミ箱の大きさも変えられまっせ!)
ちなみに未登録ユーザは、このDragThing最大のメリットを享受することができない。商売上手やな〜。


待望のゴミ箱!


カラーとスタイルがいろいろ選べる。これは「左上グラデーション」。


OSXっぽいメタル調にもできる。


登録ユーザのみ、ドックの透明度を変えることができる。上は完全に透明にしたもの。


アプリケーションのバージョンを表示させることもできる。

不朽の名作・DragThingのダウンロードはここから。
OS9用も含め、MacOSのさまざまなバージョンに応じた製品がそろっている。