2001/5/8 CPUをG4にアップグレード!
巷では新型iBookの噂でもちきりだが、おいらはルミチンiMacの256MBのメモリーがG3MTでも使えることを発見し、トータル512MBに増設して喜んだり、G3MTのもともとの内蔵HD(6GB)をパフォーマ6210に移植したり(笑)、パフォーマの切れてしまった内蔵バッテリーは買うと2,300円ぐらいするので単5の乾電池を3本直列につないで取り付けたりして(←セコイ)マイペースで遊んでいる。2月にはフレッツISDNにも加入した。
しかし、ようやくこのページを更新するに価するニュースとして、G3DT/MT専用のG4アクセラレータが登場した。CPUボードを取り換えるだけでG3/266がG4/400に早変わり。しかもソフマップ価格29,800円はお手頃である。
箱の中身はCPUボード、ユーティリティをインストールするためのフロッピー、マニュアル、そしてベンチマークテスト用CD-ROM。
最初にフロッピーで「HG4機能拡張」をインストールし、本体の電源を切って、いよいよCPU取り付け作業の開始。
↑まず、マイナスドライバーでヒートシンクの金具をはずす。
↑ヒートシンクをはずしたら、レバーを引き上げてG3のCPUボードを取り外す。
↑HG4をソケットに取り付け、ヒートシンクを再び取り付ければ作業終了。じつに簡単!
ご覧のインフォメーションでおわかりの通り、このHG4には2MB/200MHzの二次キャッシュも付いている。もともとは512KB/133MHzだったので、これだけでもかなり高速化が期待できる。
下は、取り付け後のAppleシステム・プロフィールである。
ベンチマークテスト by System Info 6.0
システム評価 / CPU / ビデオ / ディスク / FPU
「システム評価」はG3/400とほぼ同じだが、G3/MTのシステムバスクロックが66MHzなので、予想していたことではある。残念ながら、全くG4/400マシンと同じというわけにはいかないのだ。
「CPU」および「FPU」はG3/450に迫るものがあるが、「ビデオ」の数値が低いのは、VRAMが2MBしか積んでないのと、ビデオカードが旧式だからか?
「ディスク」は、さすがにストレージファイターの威力まざまざ。首位のG4Dual450に迫る数値!
さすがにアップグレード前と比べるとスピードの違いが体感できる。Photoshopがサクサク動くのは感動モノだ。
しかし、5秒かかる処理が3秒でできるのもそれなりに快感だが、ウィンドウの開閉のような、もともとたいして時間のかからない処理だと、ほとんど瞬間的に反応してくれるのがとても気持ちイイ。
とにかく、これでG3MTも寿命が延びたというもの。まだまだ働いてもらわないとね。