1999/8/31 ISDN開通

ISDN開通
G3入院

 99/08/31 


ISDN開通

8月31日、NTT-TE東京のダイヤルアップルータMN128-SOHO SL10と、るみちんパフォーマ用イーサネットカードを購入。G3とパフォーマで家庭内LANを構築、ISDNでインターネットじゃ! ワハハー

MN128-SOHO SL10のせつめい:
「MN128-SOHO SL10 は、MN128-SOHO/DSUのすべての機能を搭載するとともにセキュリティを強化した、TA、DSU内蔵の低価格ISDNルータです。 自動接続・自動切断機能に一工夫加わり、液晶ディスプレイも搭載して、さらに使いやすく、新しく生まれ変わりました。一般家庭やスモールオフィスで使用する際、MN128-SOHO SL10以外の機材が必要ないように、ISDNルータ機能、ISDN TA機能、10Base-T Ethernetハブ4ポート、アナログ3ポート、DSU(切離し可能)を備えています。パソコンをEthernetポートに接続するとISDNルータとして、DTEポートに接続するとISDN TAとして動作します。ISDN TA、アナログポート部分はMN128-V3/MN128-SOHOの機能を完全に受け継ぎ、さらに機能・品質面でより充実した性能を持っています。」

・・・あんまりようわからんが、少なくともデザインは明らかにMN128-SOHO/DSUよりよくなっていた。縦型で、Aterm(NECのTA)を一回り大きくしたような感じ。勢いで買ってしまったのも、このデザインによるところが大きい。
ところが、買って帰ってモニタの横に置いてみると、とても地味。お店ではこの程度でもカッコイイと錯覚してしまうほど、モデムだのTAだのルータだのといった通信機器はみな、デザインがアカぬけないのだな〜。

付属のマニュアルは「導入/設定ガイド」「リファレンス・ハンドブック」の2冊と、PDF形式のファイルで「活用ガイド」が入っているCDーROMが1枚。とりあえず「導入/設定ガイド」を一通り読んで、ルータというものをおぼろげに理解した。
設定がおそろしく複雑なように感じられるのは、ISDNのオプションサービスを受ける場合について細かく説明してあるためのようだ。ほとんどルータの初期設定のままでよければ「クイック設定」で簡単に作業をすませることができる。


ルータの設定は、ネスケなどのブラウザソフトで
ルータにアクセスして行なうのだ。

るみちんパフォーマにイーサカードを取り付ける。あとは、15mのイーサケーブルを買ってこなければならない。
また、G3とパフォーマでLANを構築するにあたり、おいらはどちらのマシンのシステムフォルダからもネットワーク関連のコンパネや機能拡張書類を廃棄処分してしまっているので(笑)、まずG3の内蔵HDのパーティションにMacOS8を新規インストールし、そこから必要なものを拾ってこなければならない。めんどくさい〜。

9月2日、電話回線をISDNに切り換えてもらうために、116に電話。まず切り換え可能かどうかを調査するとのこと。結果については折り返し連絡があるそうだ。
4日、NTTからおいらの職場に電話。切り換えOKで、9日にNTTの人が工事に来るらしい。
「ISDNについてはご存知ですか」と聞かれたので、まあだいたいわかりますと答えた。
利用したいサービスについて聞かれたので、コールウェイティングと三者通話を申し込む(おもしろそうだから)。INSテレホーダイは、また改めて手続きが必要であるらしい。こちらも、どうせプロバを変えるかもしれんし、あとで結構だ。
結局、全ての手続きが電話ですんでしまい、書類を何も書かずにすんだのには驚いた。

9日、NTTの人が2人やってきた。ローゼットの部分の工事をして、しばらくしてNTTから回線を切り換えたという連絡があって、それで終わり。10分もかからなかった。
ルータにG3と電話をつなぎ、G3からインターネットに接続。おおっ、速い〜!
116に電話をしてからちょうど1週間。なんとも簡単にISDNになってしまったのであった。

10日、風邪で倒れたために買いそびれていた15メートルのイーサケーブルを買い、パフォーマとルータをつないだ。しかしインターネットに接続できない。何度もP-RAMをクリアしたり、いろんなことをしてるうちに、一時的には接続に成功したものの、不安定この上なし。ネスケが固まったり、強制再起動しようとしたらマシンが固まったり、あげくのはてにどうやってもインターネットに接続できなくなってしまった。
最後の手段、パフォーマを初期化(笑)。OSを再インストールし、一からやりなおし。

初期化のおかげ(?)でしばらくは好調だったのに、20日ごろ、またしてもパフォーマからインターネットに接続不能。PーRAMをクリアし、イーサカードのシステム機能拡張を再インストール、ネスケからルータの設定をやりなおして、なんとか復旧。ところがシステムを終了し、再びマシンを起動したら、またしても接続不能状態に逆戻り。どーなってるの?

25日、とりあえずパフォーマをアナログ接続に戻す。おいらがG3で使っていたK56モデムを付けて、ルータのアナログポートにつなぐ。速度はISDNの3分の2ぐらいだが、FAXソフトが今まで通り使えるので、これはこれで便利だ(笑)。
しかしせっかく買ったイーサカードとケーブルがもったいないし、何日かはちゃんとISDNで接続できていたので、いずれ不安定の原因を究明しよう・・・。

ところでSo-netはまだ128に対応していないので、ルータの真の威力はまだ発揮されていない。
しかしISDNというのは、その速さもさることながら、奥さんの長電話の最中にもインターネットができるのがとにかく便利でありがたい。

G3入院

11月14日、わがパワーマックG3MT266が、修理の旅に出る(/_;)。

症状は、「Apple ビデオプレーヤ」でビデオ画像が入力できないというもの(画面が真っ白)。
とし博の写真はほとんどビデオ画像の取り込みである。パフォーマ時代はアップル純正のビデオカードを買って取り付けた。2台目をG3MT266にしたのも、初代G3の中で唯一ビデオ入出力カードを装備していたからである。だから今回の故障はシャレにならない。実は故障する前から、パフォーマのときと比べ、取り込んだ画像が妙に白っぽくて、Photoshopで補正して使っていたのである。


Apple ビデオプレーヤでビデオ画像を取り込んでいるところ。
ところが、この画面が真っ白になってしまったのである。  

完全に画像が真っ白になってしまったのは、OS8.5をインストールしたのがきっかけだ。
OS8.5は、これもとし博にかかせないソフト「Adobe PageMill 2.0J」と相性が悪い。
特に、DragThing 2.1を使っていると、たちどころにタイプ2エラーで落ちてしまう。そこで8.1に戻したのだが、ビデオ入力ができなくなったのはその直後である。
Apple ビデオプレーヤは、OSのインストールと同時にインストールされるソフトなので、システムを入れ直してダメだったらそれはコンフリクトなどではなく、ハード側のトラブル(故障)以外に考えられない。おそらくビデオカードのROMが壊れたのではないか。
幸い、買ってから1年以内のパワーマックは、PFUマッキントッシュサービスセンターの「引き取り修理サービス」が受けられる(運送費用もタダ)。ちなみにここのフリーダイヤル0210-05-2805は、「リンゴニハリンゴ」と読ませるらしい。
お金が腐るほどあれば、20万円ぐらいのプロ用ビデオカードに付け替えてしまうのだが、そんな余裕はないので、やはりタダで直してもらえるときに直してもらうことにする。

PFUに電話して、保証書に書いてある製造番号と症状を伝えると、すぐに「わかりました。引き取りに伺います」という返事。もしかして、これと同じ事故はけっこう多いのでは? 実は欠陥商品?(ーー;)
とにかく、休みの日を指定して、買ったときの箱に本体、保証書、起動ディスク(CD)を入れて、運送屋に取りに来てもらった。

MT266の留守中は、ルミチンのパフォーマ6210に「としちん専用フォルダ」を作って居候。
処理速度の遅いパフォーマで「ナイスミディ総会」のページをアップするのは大変だった。
もっとも、4月まではパフォーマでやってたことなのだが、G3のスピードに慣れてしまうと、もうダメだね。
パフォーマにはK56モデムをつないであったのだが、うちのルータはパソコンが1台のときはTAとしても使えることを思い出し、付属のケーブルでパフォーマのモデムポートに接続。おお、使える使える!これでインターネットだけは快適!
(と言いたいところだが、パフォーマでネスケはとても重い・・・)

2週間後、ようやくG3の修理が終わって帰ってきた。
さっそくセッティングして、本体背面のビデオ入力端子にビデオカメラをつなぎ、Apple ビデオプレーヤを起動してみたが、やはり画面は真っ白(ーー;)。全然なおってない〜!

もしその日が土曜日じゃなかったら、PFUに激怒の電話をかけていたところだった。
実は、ちゃんと直っていたのだった。2週間もパフォーマの大きい字を見慣れていたので、久々に19インチだと字が小さく見えるな〜と感じたのだが、いくらなんでも小さすぎて見にくいので、モニタ解像度を調べてみたら、故障前の1024×768ではなく、1152×870に設定が変わっていたのだった。修理屋はどうしてこんなところをいじったのだろう?
1024×768に戻したら、ちゃんとビデオ画像が映った! わあい、なおったなおった!(笑)

続いてインターネットの復旧作業だが、とりあえず、パフォーマをTA接続したまま、G3をイーサ接続してみた。
G3はちゃんとインターネットに接続できたが、パフォーマからインターネットへは接続できなくなった。やはりパソコンが2台のときは、2台ともイーサ接続でなければならないのだろう。
ものは試しと、パフォーマもイーサケーブルでルータに接続してみたら、なんと開通! しかも、その後ずっとトラブルなし!
前回はG3のそばにルータを置き、別室のパフォーマとは15mのイーサケーブルでつないでいた。
今回は逆に、パフォーマのそばにルータを置き、G3とルータを15mケーブルでつないでいるだけの違い。
「パフォーマでは15mのイーサケーブルは使えない」なんてバカな話は聞いたことがないが、わが家ではそれが現実だった。うーん、不思議・・・。