2014/10/12〜13 秋の高畠満喫ツアー


10月12日(日)

台風19号で中止の怖れもあったが、日曜日なら東日本はまだ大丈夫だろうということで、ルミチンのオフコースファンつながりのFB友・齋藤さんが企画する「高畠日和 秋の高畠満喫ツアー」に参加。

大宮駅から初めて「つばさ」に乗車。おいらは山形へ行くこと自体、初めて!

山形新幹線は在来線の線路の幅を広げて無理やり走らせていて、普通に踏切りがあったり、走行中にカモシカと接触したりするユニークな新幹線だ。

2時間で別府地獄組合・・・じゃなくて高畠に到着。

中に温泉もあるというJR高畠駅。
駅前には高畠ワイナリー収穫祭の出張所的なテントが並んでいたが、お出迎えの齋藤さんらと一緒に、さっそく車で宿泊先の「ゆうきの里 さんさん」へ。

ログハウス風のお宿。
ルミチンのお伴で料金が安いとなるとユースホステル的なチープな施設を想像していたが、とんでもなかった。お部屋もバスルームもきれいだし、バーベキューの施設も完備!
荷物を置き、すでに先発隊が10人分の場所取りをして待ってくれている「第19回 高畠ワイナリー秋の収穫祭」の会場へ。

快晴! お客さんいっぱい!

フードコートにはピザ、ソーセージ、いも煮、玉こんにゃくなどさまざまなお店が。
ワインは最初の1杯はグラス込みの値段で、おかわりは300円から楽しめる。

ステージをバックに。

ここまで来たら、やっぱり米沢牛ステーキ(1日150枚限定)でしょ!

米沢牛ステーキ、1皿1,500円。
柔らかくてジューシーで、言うことなし!
デザートは皮ごと食べられるシャインマスカット。

社長さんの挨拶。
高畠ワイナリーは創設24年、収穫祭は今回で第19回だそうな。
その社長さんから差し入れのワインも続々!
ワインをこんなに飲んだのは初めてだ〜。
写真撮るのを忘れたが、ピザや玉こんにゃくもめちゃくちゃうまい!
おいらは西は大分、東は山形がグルメの聖地だと思っているが、その一端を味わうことができて大満足!

ステージでは南佳孝ライブ(撮影禁止だったので写真はナシ)。
モンローウォーク、I want you、メインテーマの3曲以外はさすがに知らない曲ばかり。
土曜日は小室等、月曜日はEPOだったらしい。

17時の終了と共に帰還。夕日が美しい!

宿にて夕食。
バーベキューという案もあったが、収穫祭でさんざん飲み食いするであろうことを考慮し、近くの仕出屋さんからあつらえた野菜中心の郷土料理が並ぶ。

メインは1人前ずつお釜で炊く松茸ごはん。最高!
山形の伝統野菜、丸なすの浅漬けもうまい!

食後はオフコース大会。
プログレ派のおいらは完全アウェー状態だったが、それ以上にワインの飲みすぎで眠さ爆発、ひと足先に寝させてもらいました(^^;)。
 

10月13日(月)

7時前に起床。
高畠は山に囲まれた盆地で、ブドウの生育に適しているというだけあって、1日の寒暖差が大きい。
しっかりフトンをかけて寝たら汗をかいてしまった(-_-;)。

日本昔話の舞台そのままの風景。

別棟に泊まった女子チームと合流し、食堂にて朝食。
こちらのお母さんちの田んぼで獲れたコシヒカリ(五分搗き)だそうだ。

煮物のオンパレードだが、どれもうまい! サービスでプチトマトの煮物まで登場。

ログハウスの内部を撮影。

6日間続いた収穫祭はきょうが最終日。お土産を買うために再び会場に寄ってもらう。

ジェラート屋「ゴッツォナーレ」。
きのうは昼過ぎに売り切れてしまったので、絶対に食べたかった栗のジェラート。
栗の味が濃厚! うまい!

ゆるい鬼が登場。
なぜ高畠のご当地キャラが鬼なのかと言えば、ここが童話「泣いた赤鬼」の作者・浜田広介さんの出身地だから。
そんなわけで、お土産にラ・フランスのジャムやお菓子を買った後、浜田広介さんの生家に隣接して作られた記念館を見学。

浜田広介さんの絵本や原稿などの展示、童話のアニメを上映するミニシアターなどがある。
「こんなとこ面白くもなんともないんですが」と齋藤さんはしきりに恐縮していたが、おいらはキッズ向けの施設はけっこう好きである。

おもしろい形!

浜田広介さんの生家。

ちなみに「泣いた赤鬼」は、人間と友達になりたい赤鬼のために青鬼が悪役を演じ、これを退治した赤鬼がヒーローになって見事に目的を果たしたが、そのまま姿を消してしまった青鬼の友情に、赤鬼が涙を流すという話だ。
おいらは、少なくとも青鬼は人間のことなど何とも思っていないし、鬼としてはその方が正常で、むしろ人間と友達になりたいなどという赤鬼の方が「鬼失格」ではないかと感じてしまったが、小学校低学年がそんな読書感想文を書いたらきっと職員会議で問題になってしまうのだろうな。

続いて、米沢市にある「東光」の小嶋総本店へ。

ワインは買わなかったが、ここでは秋限定の「ひやおろし」をお買い上げ。
パスタに合わせても違和感がないほど限りなくワインに近い日本酒だ。
(だったらワインでもよかったのでは?(-_-;))

お昼は米沢のそば屋「北澤」で天ざるをいただく。

チンゲンサイの天ぷら、圧倒的な存在感!
ご主人ひとりでやってる感じで、大勢で行くと注文してから出てくるまでかなり時間がかかるが、そばも天ぷらもたしかなうまさ。
そばつゆと天つゆはきちんと別になっている。
そばつゆが甘口なのは山形の一般的傾向らしいが、イヤな甘さではなく、そばによく合っている。

そば屋を出る頃から、ぼちぼち雨。
高畠や米沢より、東北新幹線が通る福島の方が自由席が空いているかもしれないということで、わざわざ福島駅まで送っていただいた。

まだ3時だが、台風接近を警戒してか、東京行きはどれもすでに満席。
とりあえず宇都宮まで、指定席の空いてるところに座った。
宇都宮から大宮までは30分だし、それぐらいなら立っててもオッケー。

さいたまで風雨が強かったのは夜11時過ぎで、翌朝はすっかり日本晴れに。
米沢もしくは福島でもう少しのんびりできたらよかったのだが、それでも充実のツアーでした。
齋藤さん、金子さん、そして参加メンバーのみなさん、高畠ワイナリーや「ゆうきの里 さんさん」のスタッフのみなさん、お世話になりました!
米沢ラーメンもうまいらしいので、また行くよ!(笑)