2009/8/18 父の見舞いに徳島へ

 
8月10日(月)の夜、徳島の母から父が急性心筋梗塞で入院したとの知らせ。
カテーテル治療を施し、通常なら2週間ぐらいで退院できるのだが、高齢なのと、発症から時間がたっていたことによるダメージが大きく、3週間以上かかりそうだという。
いずれにしても命に別状はないようなニュアンスだったのでようすを見ていたのだが、15日(土)、一転して「帰って来い」コールがあり、これはすぐにでも帰った方がいいのかと悩みつつも、仕事の区切りを付け、18日(火)に飛行機で徳島へ。
空港に迎えに来ていた母と、前日に京都から戻っていた兄らと共に病院へ直行。

ベッドに寝たきりの父は、意識は明瞭で、人工呼吸器を付けられていてうまくしゃべれないため、紙にボールペンで「見舞いありがとう」「ビールがのみたいよー」などと書いた。かわいそうで涙が出た。

19日(水)
2年前に帰ったときはまだそれほど大きくなかったブドウの木が、今は2階まで伸び、すっかりブドウ屋敷の様相を呈していた。

病院へ行くと、なんと父は起き上がってベッドに腰掛け、母を驚かせた。

神保さんからのお見舞いを見せると「神保君、なつかしいなー」と書いた。


う〜ん、とても死にそうな人には見えない笑顔。

20日(木) お見舞い3日目。


人工呼吸器をはずして水を飲んでるとこ。

この日も父はますます元気。
「来年もブドウ作るぞ」「有馬記念頑張ろうぜ」などという文章も飛び出し、なんだか初日ほどかわいそうでなくなってきた(-_-;)。

21日(金)
あとは再び母にまかせ、ひとまず東京へ戻ることに。
徳島駅から高速バスで大阪へ。
大阪まで2時間半なんて、便利になったもんだな〜。


新大阪から「のぞみ」に乗る。


ルミチンから「弁当買って来て」などというメールがあったので買ってきた大阪鮨。

父がおいらに見せた元気さが、精一杯のやせガマンでなかったことを祈りたい。
早くよくなって、来年もブドウ作ってくれ〜。