2009/5/25 戸越銀座商店街&洗足池

 
さて今週は、五反田と蒲田を結ぶ東急池上線をぶらり〜。
五反田から2駅目の戸越銀座で降りると、駅をはさんで全長1.6kmにも及ぶ戸越銀座商店街がある。
お目当ては「洋食ブルドック」。

1時過ぎだったのでお客さんは数組だけ。
昭和の香り漂う店内の雰囲気が食欲を誘う。

ランチのメンチカツ。でかい!
これにライスと香の物、洋食にピッタリのキリッと辛口の味噌汁が付いて800円。

お昼で鮭フライが売り切れてしまったらしく、イカフライとセットになったビーフシチュー。
こちらもランチメニューで、お値段はメンチカツと同じ。

う〜ん、先日の鴬谷の「グリル ビクトリヤ」より安くておいしい。
どこがどう違うというわけでもないと思うのだが、料理のうまい、うまくないの違いというのは本当に不思議だ。やはり作る人のセンスなのだろうか。
メンチカツはふっくらとしてマイルドな味。
普通、こんなに大きなメンチカツだと半分で飽きてしまいそうなものだが、最後までおいしい。ビーフシチューもすばらしかった。


腹ごなしに商店街を散策。


よくテレビにも出ている後藤かまぼこ店。

かまぼこ店なのにコロッケが充実している。
「おでんコロッケ」が気になったが、さすがにゴハン食べたばかりで手が出なかった。

戸越銀座駅から再び池上線に乗り、洗足池駅へ。
駅を降りると、道路を挟んで駅と反対側にいきなり巨大な池が!


この池、鯉とカメが異常に多い。

池のほとりに鎮座する千束八幡神社。
ここらへんの古い地名は洗足ではなく「千束」だったらしい。

昔はここで足を洗ったから「洗足」なのかなと思ったりしたが、実際、日蓮上人がこの池で足を洗ったことから「千束池」が「洗足池」になったのだそうだ。

池月大絵馬。
池月とは、宇治川の先陣争いで佐々木高綱を勝利に導いた名馬。
1180年、安房国から鎌倉へ向かう途中の源頼朝がこの地に宿営したときに捕らえた野性の馬で、池に映る月のようなたくましい姿にちなんで名付けたという。今ならアドマイヤムーンといったところか(←月しか合ってない(-_-;))。


なかなかムードのある境内。


公園内の別の場所には池月の銅像もある。


アップ。なるほど、池に映った三日月っぽい姿かも。


洗足池の中島にある弁財天。中が見えないとツマラナイな〜。


すぐそばを通っても微動だにしないネコ。
洗足池のヌシという感じ。


勝海舟による西郷隆盛留魂詩碑。近くに勝海舟夫妻の墓もある。


このカメたちは、どうやってここに上がったのだろうか。

池を1周したあと、近くのモスバーガーでシェイクを買って、2周目に突入(笑)。

夫婦とおぼしきカモが昼寝をしていて、ちょうどオスが目を覚ましたところ。
このあとウ〜ンと伸びをして、ジャッとオシッコをして、羽をバサバサさせながら池の中に入って行った。
こんなに間近にカモの日常生活を見たのも初めて。
ほかにもハト、スズメ、散歩中のイヌ、ノラネコ、リスザルを連れて散歩してるオジサン、「柴犬さしあげます」と書いてある家の庭で昼寝している両親とおぼしき犬と生後3ヵ月ぐらいの6匹ぐらいの子犬など、わくわく動物ランドの様相を呈していた。
同じ池のある公園だが、癒し度は井の頭公園より高いかも?