2009/2/9 高幡不動と百草園

 
もうすぐ京王線通勤も7年になろうとしているが、さすがに休日にまで乗ろういう気にはなれず、高尾山に行ったのも去年が初めてだったが、ルミチンが百草園(もぐさえん)の梅まつりに行きたいと言うので、行ってみることにした。
百草園には特急が止らないので、昼食がてら、1駅先の高幡不動で下車。
以前、北野から多摩センターに向かうとき、この駅でモノレールに乗り換えたことがあるが、降りるのは初めてである。

なんとなく川越チックな門前町のたたずまいで、ゴハンが食べられそうな店もいくつか営業していた。
「開運そば」という暖簾のかかった店に入ってみた。


本日のランチ、かきあげそばと木の葉丼のセット


ルミチンは鍋焼きうどん

どちらにも入っているのが「開運」と焼き印されたカマボコ。
けっこううまい(笑)。


くずきりのデザートも。

いやー、どれもなかなかうまかった!
腹ごしらえがすんだところで、高幡不動尊へお参りに行く。


仁王門


奥に見えるのが不動堂

ここ、正確には「真言宗智山派別格本山 高幡不動尊金剛寺」という。
新撰組の土方歳三が日野出身で、ここが菩提寺なのであるらしい。
靴を脱いで不動堂の中に入ると、まだ新しい感じの不動三尊像が拝める。


五重の塔! すごい!

300円払って奥殿に入ると、数多くの寺宝が展示されている。池大雅の絵なんかもあってビックリ。
順路の最後に、平安時代に造られ、千年ぶりに修復されたという巨大な丈六不動三尊像が祀られている。
お不動様の左手にはお手綱が結ばれており、ビヨーンと送電線みたいに空中に張られ、奥殿の外に出て垂れ下がっている。つまり300円払わなくても、奥殿の外から、ガラス越しにお不動様を見ながら、このお手綱に触れることができるのだ。


六地蔵

古さと新しさが同居した、なかなかおもしろいお寺だが、なにしろ突然来たもんで全く予習をしてこなかった。
もっといろいろ見どころがあるのかもしれんが、また来ればいいやと思い、とりあえず半分だけ見学して、本日のメインである百草園へ向かう。
百草園の正式名称は「京王百草園」。
もともとは、今は廃寺になっているお寺の庭園だったらしい。
どうりで山の上にあるわけだ〜。
駅から徒歩10分ぐらいなのだが、途中の登り坂がハンパではない。
園内に入ってからも石段が延々と続き、奥へ行くほど高くなっていく。

300円払って入ると、園内は高そうなカメラを持った年配の方々で賑わっていた。
しかし梅まつりは土曜日に始まったばかりで、800本あるという梅の木もまだ多くは固いツボミの状態だった。


園内には、よもぎそばを出すそば屋とか茶店がある。


下界を見下ろす。すごい高いところまで登ってきたもんだな〜


梅にウグイスかと思いきや、どうもメジロっぽい。


花見をエンジョイして満足げなミサイル君