2000/4/21〜22 吉野でお花見

文:としちん

 4月21日(金)午後7時、阪急東通商店街・白馬車ビル8階の台湾料理「阿里山」にて開催されるYFCの大阪オフに、衝動的に参加を決めたとしちん夫妻。連休をとったわけでもないので、新幹線代を考えたらぜいたくきわまりない1泊旅行だった。
 しかしオフ会は、初参加の人たちも、とても初対面とは思えぬうちとけたムード。あらためて関西のすばらしさ、そしてYFC会員のすばらしさを確認。
 また会場の「阿里山」もすばらしく、点心も一品料理もとてもおいしくて、さんざん飲んで食べてひとり2236円(笑)という東京人には信じられない安さ。「安くてうまい」大阪の底力を思い知らされた。

 ルミチンは午前中に自ら焼いて、新幹線で運んできたパンを大盤振る舞い。そーいや酔い止めの薬をわけてくれた新幹線の車掌さんにまで1個あげてたなー(笑)。

 宿泊はリーガロイヤルホテルの「インターネット期間限定特別宿泊プラン・タワーウイング・ツイン・1室2名様24000円(サ込)」というのを予約していったのだが、同じ値段で「プレジデンタルタワー」の1ランク上の部屋にしてくれた。横浜のインターコンチに泊まったときの部屋よりはるかにリッチ! バスタオルがシーツのようにデカイ!(笑)

 翌22日(土)は、ゆきちゃん・ルミチン・おいらの3人で、近鉄に乗って吉野へお花見。おいら達はともかく、ずっと関西在住のゆきちゃんも吉野は初めてだという。
 前日までの雨がウソのように晴れ上がり、吉野駅前は花見客で超満員。下千本、中千本はすでに葉桜で、上千本も散り初めているとの噂。しかし上千本行きのバス停は長蛇の列なので、およそ1時間の山道をハイキングで行くことに決定。
 途中に吉野山蔵王堂という、巨大な建物があった(国宝らしい)。


吉野駅の駅前 / 吉野山蔵王堂

 ちょうどホテルの朝のテレビで、桟敷から中千本を一望できる「朝日館」という食堂がオンエアされていたが、たまたまその前まで来たらしっかり「テレビ放映されました」という貼り紙が(笑)。見頃は1週間前だったこともあり、さすがに店内はすいていたが、おなかがすいたので名物「柿の葉ずし」を食べる。メニューにはぼたん鍋やすき焼きもあり、満開のときにぼたん鍋をつつきながらここで花見をすればまさに極楽であろう。しかし、ときおり山の下から吹き上げる風で、上空に舞い上がる桜吹雪というのを初めて見て感激した。

 休憩のあとは、とにかく満開の桜を求め、ひたすら山道をのぼる。
 晴れたのはいいが、まるで夏のような日差しで、とても暑い(;_;)。
 フーフー言いながら、やっと上千本に到着。
 吉野の桜の多くはシロヤマザクラで、若葉とともに開花するタイプ。したがってソメイヨシノのような派手さはないが、実に日本的な気品を感じさせる。

 水分(みくまり)神社の境内の桜はちょうど満開だった。

 奥千本へは、歩くとさらに1時間かかる(笑)。バスもあったが、それほどゆっくりしてもいられないし、今度は裏ルートを通って下山することに。
 しかし裏ルートはなかなかの曲者だった! 表ルートのように休憩所やみやげもの屋があるわけでもなく、ひたすら山道で、勾配もキツイ。少数派ながら、こちらの道を登って来る観光客もいて、みんな一様につらそうな顔。ご苦労さまとしか言いようがない。
 ただ、眺めは絶景に次ぐ絶景である。1週間前なら満開で、さぞ見事だったろう。

 やっと駅前にたどり着く。おそらく往復9km以上歩いただろう。
 休憩所でアイスコーヒーを飲みながら吉野葛の葛餅や葛切りを堪能し、それぞれお土産を買って、帰りの電車に乗り込む。
 大阪(あべの橋)までは急行で約90分。おいらもけっこう寝たが、ゆきちゃんは最初から最後まで寝っぱなしだった(笑)。お疲れさまです・・・。

 YFCのみなさん、楽しいひとときをありがとう。
 そしてゆきちゃん、地下鉄御堂筋線で新大阪まで見送りに来てくれて、サンキューでした。来年はぜひ、「YFC吉野山中千本ぼたん鍋オフ」をやりましょう!


としちんのおみやげ「葛まんじゅう」