2018/10/17 & 30 日出を歩く(3/3)
10/17 |
ソラージュへ | 11/1 |
二階堂美術館 |
10/30 |
城下町を歩く |
11月1日(木)
火、木と飛び石連休だったので、2度目からわずか2日後に3度目の日出散策が実現(笑)。
別府駅の熊八さん、もはや「着せ替えクマちゃん」である。
入り口が暖簾のデザインになっている「すぱっと号」。
これに乗って明礬へ行きたい気もしたが、きょうは「乗れん」と思い、初志貫徹でJRで日出へ。
などと言いながら、亀川で途中下車。
旅館街の入り口、言わば亀川の表玄関がいきなりコインランドリーになってるし(-_-;)。
亀川で降りたのは、1年ぶりに四の湯に入りたかったから。
やはり四の湯は別府で5指に入る名湯だな〜。
バス通りから亀陽泉に入るところのカドに立っている石柱に「豊後速見」と彫ってある。
もう別府市なんですけど〜。
白亀(はっき)塚。847年に関の江海岸近くの川で吉祥の白亀が捕獲され、仁明天皇に献上し、嘉祥と改元されたという。亀川という地名の由来にもなっている。
阿吽(あうん)の形になっている狛亀様。
いっちゃんラーメンを食べてから、再びJRで日出へ。
美術館はけっこう体力を消耗するので、最初に二階堂美術館に行く。
二階堂美術館。入館料800円にて特別展『二階堂コレクションの珠玉』を観覧。
写実というものの凄みを感じる池上秀畝の「沼上雨滋・江渚月明」がいちばんよかった。
おみやげにパンを買ったりして。
蓮華寺。
若宮八幡神社は蓮華寺のすぐ隣り。きょうはゆっくり見よう。
神社なのに楼門がすごい!
鎌倉の鶴岡八幡宮以降、八幡様は武家の守護神という性質が強い。
日出藩主がここに奉納した鳥居や石灯篭には豊臣姓が刻まれていて、木下家は豊臣の一族としての誇りを持ち続けていたことがわかる。
昔は海のそばだった博多の櫛田神社もこんな感じだったのかも。
若宮八幡神社の境内社のひとつ「神明神社」。
さすが二階堂。
日出町役場。
酒屋さんかな。
飲みたい(笑)
日出の観光交流拠点施設、二の丸館。
海岸の遊歩道を歩く。
上に見える建物はマコガレイ中間育成施設。左側の木々がこんもりしたあたりが的山荘だ。
人柱祠。昭和35年、城下海岸遊歩道の工事中、日出城の西南端より木棺が発掘され、日出城築城当時の人柱とおぼしき老武士の人骨が発見された。鬼門(東北)には鬼門櫓、裏鬼門(西南)には人柱と、風水の限りを尽くしていたのである。
人柱祠から上に昇っていくと鬼門櫓が見えてくる。
致道館も。
暘谷駅の近くにある幸喜屋は、2004年に来たときお寿司を食べたお店。
暘谷駅南口。
というわけで、ソラージュのクーポンがきっかけでこの半月ほどすっかり日出にハマってしまった。
同じクーポンが使えた「スパビレッジ日出」もすごくいいらしいが、ここもアクセスに問題が・・・
速見郡の最後の砦である日出町。豊臣の一族であることにこだわり続けた藩主・木下家に通じるものがあっておもしろい。ずっと「別府市日出」にはならないでほしい。
来年の初夏には城下カレイを食べに行くしかないなあ。