1999/9/28〜29 湯河原「石葉」
文・としちん
湯河原駅前でタクシーに乗り、「石葉(せきよう)っていう旅館まで・・・」と告げると、運転手が「石葉ね。いいですよ、あそこは」と、いきなりのお墨付き。湯河原の町並みを抜け、自家用車ではとても辿り着けなさそうな複雑な山道を行き、最後のカーブを曲がると忽然と「石葉」の大きな暖簾が姿を現わす。
客室は2つの離れを含む、全9室。案内されたのは「翠(みどり)の間」。畳に映る木漏れ日が美しい。庭にはネコがいて、なんともいい風情。
景色バツグンの露天風呂もよかったが、やはりお目当てはアワビ!
予約を入れたときに、すでにおいらはアワビのしゃぶしゃぶ、ルミチンは炭火焼きを注文していたのであった。そのうまいこと、もう何も言うことなし。みなさんは写真だけで我慢してね(笑)。
アワビの炭火焼き
アワビのしゃぶしゃぶ
さすがにこういうオツな旅館は、マグロの刺し身やエビの天ぷらは出てこない。アワビのあとは、カツオのお造り、鴨のたたき、焼き鮎、カマスのお寿司、ハモとマツタケと水菜のしゃぶしゃぶ、アナゴめしなど、どれも美味! もう満腹!
ちなみに旬のメニュー、11月上旬からは「カニ」だそうだ。また行きたいなあ〜。
焼き鮎とカマス寿司
ネコは4匹ぐらいいるようだ。
9月29日「鳥ぎん」(小田原)
五目釜めし / 店内の風景
ルミチンの職場の上司「池さん」お薦めの鳥料理のお店。
名物は、注文を受けてから炊き上げる釜めし。その種類、なんと17種類!
おいらは「五目」、ルミチンは「とり三色」。でも内容は、五目の方にエビが入っている以外は、ほとんど同じだった(笑)。
30分以上待たされるが、待つだけの価値あり。お米はパリッとして、ベタベタ感がないから、けっこう量があっても飽きずに食べられる。味付けもちょうどいい。
一品料理「大和しゃもたたき」も絶品。ゆうべの石葉の鴨よりうまかった。さすが専門店!