2001/11/28 秋の鎌倉
11月28日(水)晴天 紅葉を見たくて、鎌倉に行ってきました。
「寿福寺」から「源氏山公園」へ行く為、登り口を探しましたが何の標識もなく、人に聞いたりして恐らくここからだろうという事で狭い階段を登って行きました。公園へ行く道にしては整備されておらず、ちょっとした遠足気分が楽しめます。
源氏山公園からは、道が二股に分かれていて、一つは歩いて5分位のところにある銭洗弁天へ行けますが、今回は鎌倉七切通の1つ、化粧(けわい)坂を下り、---登りはかなり大変そうなので、源氏山公園から下ったほうが無難です。--- 小町通を目指しました。 としちんがお蕎麦を食べたいというので、以前、一度入ったことのある蕎麦屋へ行ってみたものの改装中だったので、近くにある「コクリコ」というクレープで有名なお店へ休憩も兼ねて店内に入ってみました。もちろん、テイクアウトも出来ます。考えてみると、私はここのクレープが好きで、鎌倉に行くたび食べているような気がします。オヤツタイムだとかなりの行列になりますが、ちょうどお昼時の12時過ぎだった為、行列もなく、店内には私たちだけでした。
通りに出て、時刻表を見るとちょうど十二所神社まで行くバスの時間があり、一度も行ったことない場所だったのと、行ってみたいお蕎麦屋さんがある方面という事で、行くことにしました。そこは鎌倉でも奥の方にあり、金沢区の方に近い場所です。 お蕎麦屋さんの店頭にあるお品書きをみると、なんだかちょっと違うような気がする…。(違っていたことに後で気付くのですが)蕎麦懐石じゃなくて、シンプルにお蕎麦を食べたいんだけれどなあ。仕方がないのでバスで引き返すことに。バスの時間にはまだあるので、歩く事にしたのだけれど、3個目のバス停まで歩き終わった時、自分の勘違いにその時初めて気がついたのです。実は行くつもりだったお店は歩いている間に通過していた(横に入るので全然気がつかなかった)という事実に!げ~!って感じ。もう、戻るのも面倒だから、先へ進みましょう!後ろは見ないが私の主義です。そんな事いちいちしていたら、私の場合、後ろばかり見る人生になってしまうものね~。ぎゃふん…。 鎌倉宮から歩いて7~8分程の処に、永福寺跡があります。今では建物はおろか、当時の面影を偲ぶものは何もありませんが、換わりにすすきの群生がとても見事だというのを、先日、テレビで紹介され、今回はぜひそれを見たいなと思っていました。
すすきに見とれていると、先の道へ行く人が目に付きました。持っていたガイドブックを見ても、特に何もないようなので、不思議に思って尋ねてみたら、道がぬるぬるして歩きにくい道だけれど、紅葉と銀杏がきれいな処があるから、ここまで来たら行ってみたらと、言われたままに行くことにしました。
あ~!これで、引き返そうと思っていたのに、また魔が差して?他の人たちに声をかけてしまった私…。そうしたら、あと10分で「頂上」だから、がんばって~!との事。へ~?なんだ~、ちょ、ちょうじょ~? まじですか? 峠の茶屋まで行くと、「天園ハイキングコース」と書かれた看板があり、私は絶句。このコースは、ガイドブックに健脚者向けのコースとかかれていて 実は来年、山登りが嫌いなとしちんをうまくだまして歩こうと思っていたコースだったからです。頂上から3ツ股にコースが分かれていて、北鎌倉に行く道が天園ハイキングコースの延長線です。話によると北鎌倉へ行くまでの距離の方がかなり長いとの事ですが、今年、もう既に一部を歩いてしまい、いい下見になりました。来年は、北鎌倉の「光泉」でおいなりさんを買って、逆方向から歩くことにしたいと思います。他に行きたい人がいましたら、一緒に行きましょう。そして、としちんは、それに向って今から鍛えておきましょう!それにしても多くの人が利用しているコースなのだから、登山口にハイキングコースの案内板ぐらいあってもいいじゃないの~!思いがけず、登山してしまったよ。しかも腹ぺこ状態で。
峠の茶屋で休憩しようと、丸太の階段を登っていて、こけてしまった私…。
日帰りの鎌倉だったけれど、かなり予想外の展開で、充実した一日でした。
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