沖縄旅行、1日目の巻
突然ながら、私は沖縄独特の、あのメロディーがどうもきらいです。
理由はないの、ただなんとなく。
それは今も変わっていません。
全部を好きになったわけではありません。
ありませんが、beginの歌を聞いて、きらいじゃなくなったんです。
沖縄ってどんな所だろう、石垣ってどういう島なんだろう? 竹富島へいったらどんな感触がするんだろう?
そう思って、いろいろツアーを探しました。
本島だけならもっと安いツアーがあったんですが、石垣や竹富へいかなければ、私の目的は達成しないような気がして。
そうするとこの、四日間で99,000円、二人部屋にして102,000円のツアーが、私の探した中では一番安いツアーでした。
日にちにも限りがあったので、1月31日から四日間いってきました。
何をどう書くか、まだ全然決まっていませんが、とりあえず書いてみようと思います。
1月31日、新潟空港で、私のツアーの他に、説明をしている添乗員さんがもう一人います。
あっちはどこにいくんだ? と耳をそば立てたら、「タビックス南の島五島巡りのお客様」
あれ? 私と同じツアーがもう一つあるわけ?
と思ったら、一日短くて、1万円安いツアーでした。
こうして、そろそろ豪雪の降り始めた新潟市を、飛行機は飛び発ったのでした。
お昼はツアーに付いてきたお弁当。なんか味のない鮭と、煮物のおかずで、一番美味しいのが昆布豆。ちょっと精進料理みたいに感じました。
ツアーでなく飛行機に乗った人は、10時半から3時間、なにも食事はないので、なにか持って乗った方がいいですよ、と、要らぬおせわ。
雪で飛行機が少し遅れ、2時前に那覇に着きました。
バスに乗ってすぐガイドから言われたことは「携帯電話禁止」。
確かにガイドの話を聞かずにメールしていたら、失礼ですものね。
なので私は、バスを降りた時だけ、ひっしで友達にメールしていました。
今どこにいるよって言いたかったのと、あとは私も楽しんでメールを書いていました。
この四日間で、40通くらい書きました。
多いか少ないか分からないけれど、ものすごく楽しかったです。
沖縄県最初の観光地は、空港からバスで1時間ほどいった琉球村でした。
昔の人の生活ぶりを表した家があったり、ハブとマングースのショーがあったり。
けれどうちのツアーに付いたチケットでは、ハブのショーはみれないというので、わざわざ別料金を出してみることもないなと、お土産をみることにしました(汗)
でも、沖縄チップスとかいう、味も分からないお菓子も1000円、鳥笛といって、ウグイスの声が出せる笛が1000円と、みんなとても高いので、なにも買いませんでした。
ツアーに一人だけ子どもさんがいたんだけど、この鳥笛を買ったらしく、この後バスでピーピーピーピー吹かれ、ああ四日間これを聞かされるのかと少しうんざりしたら、二日目からは荷物に入れたのか、聞かないで済みました。
次は万座毛(まんざもう)という所へ。
万人の人が座ってまだ余りある毛尖、という意味で「万座毛」というそうです。
沖縄ずいいちの景勝地、ということだけど、とにかく寒い! 海風がきて寒い! 遊歩道を少し歩いて、また少しお土産をみて、すぐバスに戻りました。
夕方5時近くなって、お土産屋さんもかたずけをしながら「安いよ、3600円だけど2500円にしてあげる」と迫ってきます(汗)
「あさとやゆんた」のオルゴールなんか鳴らして、私の心をゆさぶろうとしてもだめ(笑)
三板(さんば)という楽器も、やってみても全然鳴らせなかったし、ここもなにも買わずにきました。
万座毛の後は、今夜の宿、パシフィックホテルへ向かいました。
ホテルに着くやいなや、スマイルさんに電話して、今から夕食だから終わってから会いましょうと、待ち合わせ完了。
実は昼間、一生懸命メールしていたうちのお一人が、このスマイルさんでした。
沖縄へいきたいとは思っても、とにかく私は沖縄のことはなんにも知らなかったので、彼女にいろいろ伺ううちに、私の来沖を楽しみにしてくれているみたいで、お会いする運びとなりました。
さて夕食です。
バイキングというけれど、添乗員さんは「まずい」と言うし、期待せずにいったら、そりゃちゃーはんは確かにパサパサだったけれど、スパゲティーとかてんぷら、ケーキとか、いろいろ美味しいものがありました。
ケーキを3個食べてから、うどんがみつかったんでうどんを食べたりして、もうめちゃくちゃお腹いっぱい。だからその後、ホテルロビーでスマイルさんと待ち合わせ、喫茶店に入った時もお腹はパンパン状態だったんですが、キャラメルスムージという、聞いたこともないものがあったので、それをとることにしました。
なんでも「スムージ」というのは、アメリカから来た飲み物で、細かーく砕いた氷と、ジュースとカラメルが結婚したような味でした。
美味しかったので、次はカフェスムージをとってみたら、こちらは少し苦かったけれども、でも美味しかった。
スマイルさんと話し、共通の友人に電話をかけ、あっという間に沖縄一日目は過ぎていったのでした。続く。と思う。