In Camera 1974

74年8月発表。ナルシシズムの極致のようなジャケットのこのアルバムでは、ハミル以外の参加メンバーの名前すらない。全てひとりでやったということか? たしかに"Tapeworm"の演奏などはVdGGよりずっとかっこいいが・・・。(でも、ドラムスはやっぱりガイ・エヴァンスみたいだなあ。)
最後の17分にも及ぶ「ゴグ・マゴグ」のサウンド・コラージュもすごいの一語。
おそらく、ここまできわめてしまったからこそ、この年の終わりにVdGG再編へと動き出すこともできたのだろう。プログレ史上に残る1枚。