ユーティリティ
MacUpdate / Cinebench / ちゃちゃっとリネーマー / XnConvert
StaffIt Expander / AppCleaner / QaLL
あると便利なユーティリティアプリをご紹介。
MacUpdater 3.3.2(スキャンのみなら無料)
Mac App Store で公開されているアプリや、それ以外のアプリのバージョン情報をチェックし、アップデート情報を一覧表示してくれるアプリ。
マシンにインストールされているアプリのバージョンと、アップデート可能な最新バージョンが一覧表示される。
有料版だと「Update App」ボタンをクリックすればその場でアップデート可能だ。
Cinebench 2024.1(フリー)
独 Maxon Computer 社が提供している CPU ベンチマークソフト。
なにはともあれ Mac mini 2018(6-Core Intel Core i7-8700B)を計測してみる。
395ポイント。
8-Core Apple M1 は 509 ポイント、20-Core Apple M1 Ultra はなんと 1,625 ポイントである。
しかしポイントの数値自体に意味はなく、M1 Ultra の方が4倍速いという単純な話でもないらしい。
それにしても6年前の Mac mini で最速だったやつが今ではこんな平凡な数値なのだから、今から6年後のパソコンはもっととんでもなく速くなっているということなのだろうなあ。
ちなみに最近、試しに外付けHDD(USB 3.0)にボリュームを作って Ventura を入れて起動させてみたところ、動作がとんでもなく遅かった。SSD 起動が前提の最近の macOS はめちゃくちゃ重くなっていることがよくわかった次第。
ちゃちゃっとリネーマー 1.10.1(App Store 1,200円)
なんと国産のリネームソフト。
Ventura に対応できずに姿を消したあの定番リネームソフト「Shupapan」を超える使いやすさ!
これが新しい標準!
アクセス権の許可がうまくいかないときは「設定>全般」で「許可したアクセス権を今すぐリセット」してみよう。
XnConvert 1.99(フリー)
複数の画像ファイルに同時に加工処理を施し、任意の形式に一括変換してくれるアプリ。
できることは、リサイズ、回転、上下左右反転、文字入れ、ウォーターマーク合成、色調補正、減色、明るさ補正、フィルタ付加(ぼかし/シャープ/ノイズ除去/モザイク/レトロ/油絵など)、メタデータ (コメント、Exif 情報等) 消去など。
トリミングに使用した例は「Kindle のスクショを自動化」を参照。
Mac 定番の解凍・圧縮ツール。LHA など、全部で26種類もの圧縮形式に対応している。
今はアーカイブユーティリティという解凍・圧縮アプリが OS X 標準になっているので、もう御存知ない方もいるかもしれないが、アーカイブユーティリティは対応する圧縮形式の種類が少なく、BinHex、gzip、MacBinary、tar、ZIP に限られているので、もしそれ以外のアーカイブを解凍する必要がある場合は StuffIt Expander をインストールしておこう。
アーカイブユーティリティ
アーカイブユーティリティの本体は「システム>ライブラリ>CoreServices>Applications」の中に存在する。
ライブラリは不可視フォルダなので、スポットライトで検索。
ダブルクリックで起動し、メニューから環境設定を開いてみよう。
圧縮フォーマットはデフォルトでは cpgz 形式だが、ZIP 形式にも変更できる。
解凍済みのアーカイブを自動的にゴミ箱に捨てるように設定することも可能だが、再インストールしたいときや、古いバージョンが必要になったときのためにも、アーカイブ後は「ファイルをそのままにする」に設定しておき、ダウンロードフォルダから外付けHDDにコピーした後に削除する方がいい。
AppCleaner 3.6.8(フリー)
不要になったアプリケーションは、アドビ製品のように専用のアンインストーラがあればいいが、ない場合は本体をゴミ箱に入れて消去すればたいていそれですむ。
しかし、ライブラリ内のいろんな場所にいらない初期設定や関連ファイルが残っているままなのは気持ち悪いし、それらがシステムの不具合を起こすことも絶対にないとは言えない。
AppCleaner は、関連ファイルも含めて、不要アプリをアンインストールしてくれるアプリだ。
使い方はいたって簡単で、削除したいアプリケーションの本体をウィンドウにドラッグすれば、関連ファイルを自動的にリストアップしてくれる。あとは「Remove」をクリックするだけ。
ただし全てのアプリに万能というわけではなく、基本アプリの Safari などははじかれてしまう。
QaLL 2.1.0(フリー)
起動中のアプリ(TabLauncher など、バックグラウンドで動くタイプを除く)をワンクリックで全部まとめて終了させてくれるフリーウェア。
ここで「設定」をクリックすると下のような画面が開く。
「終了しないアプリケーション」のところに、終了させたくないアプリのアイコンをドロップする。
「終了のみ(Launch ボタンは表示しない)」のチェックをはずすと、アプリをまとめて終了したあと下のようなボタンがデスクトップに現われる。
このボタンをクリックすると、なんと終了させたアプリが一気に再起動する(笑)。
めったに必要とする機能ではないと思うが、とりあえず付けてみたんだろうなあ。