VMware Fusion を無料で使う
20/11/23
Big Sur に対応した VMware Fusion 12 が、個人利用に限って無料で使えるようになっている。
https://www.vmware.com/jp/products/fusion/fusion-evaluation.htm
Fusion 12 Player と Pro の2種類があり、Pro には以下の高度な機能が備わっている。
・仮想ネットワークのカスタマイズ(NAT、ネットワーク名の変更)
・仮想ネットワークのシミュレーション(パケット ロス、遅延、帯域幅)
・vSphere/ESXi サーバへの接続
・vSphere ホストのリモート電源管理
・リンククローンの作成
・フルクローンの作成
・仮想マシンの暗号化
ほとんど意味がわからない(-_-;)。
「今すぐダウンロード」のリンクは Pro の方に付いているので、アプリ自体は Pro なのだろう。
30日の試用期間ののち、24,035円支払って製品登録すれば Pro のまま、17,985円支払って製品登録すれば上記の機能が制限されて Player ということになるのだろう。
その Player が個人なら無料だというのだが、たしかに小さな文字で「個人利用ライセンスの登録」とある!
ところがサイトのバグなのかそれともワナなのか、何回クリックしても関係ないページに飛ばされてしまう。
Firefox ではダメなのかと思ったが、試行錯誤の末、「個人利用ライセンスの登録」を右クリックし、新規プライベートウインドウで開くというのが正解だった。いや、我ながらよく発見したな~。
個人利用ライセンスを取得するためには、アカウントのメールアドレスとパスワードを入力。
アカウントを持っていない人は「Create an Account」で新たに作ろう。
いくつかの簡単な質問に答え、登録が完了すると、VMware Fusion 12 Player のシリアルナンバーが表示されたページが開く。ダウンロードしたアプリをインストールし、このシリアルナンバーを入れてやればオッケー。
Big Sur 上に Mojave の仮想ディスクを作ることも可能である。
しかし、Dreamweaver CS3、Photoshop CS6、Excel 2011 などが Big Sur で使えればこんな幸せはないのだが、結論から言えばいずれも不可能である。Mac mini 2012 から 2018 に移行するときは苦労しながらもなんとか成功したが、今思えば、Mojave プリインストールの 2018 を買ったことから始まって、全てがすべり込みセーフのタイミングだったのだ。今ではアドビもマイクロソフトも古すぎるバージョンのサポートを完全に打ち切っていて、再インストールできなくなっているのである。製品版DVDからインストールできた Photoshop CS6(CS3 からのアップグレード版)も、CS3 のシリアルナンバーの認証ができないから動かせないのだ。
そんなわけで、 Big Sur で動く Fusion 12 Player は手に入ったものの、とりあえず Windows 10 の最新版を入れてあるというだけ。しかし今後 Mac はインテルじゃなくなるから、Windows が動く Mac を確保しておくことが何かの役には立つかもしれない・・・